新・交差点のらくがき

AIOLOSSの管理人 ちぇきの“らくがき”程度の日記です。

今年最初の日記のネタは・・・

2005年01月10日 | バイク
今年初めてハーレーのエンジンを掛けた。
昨年の11月以来、約2ヶ月振りだった。
キーを差してスイッチをオンにしたら、ヨシムラの油温計の電圧表示は7.1V。
いつもならこの時点で10Vはあるはず。
確かカロスで「電圧が1桁だったらダメぢゃん」と言われてた気がする。

「・・・終わったな。」

会社帰りの夕方、スーツ姿で一人つぶやく。
おまけに“B”とデッカく電池のようなマークも点滅している。

「ヨシムラの油温計はバッテリーの残まで分かるのかよ、さすがPOP。」

「でもまぁ、ライトも点いてるし試しにエンジンを掛けてみるか。」

チョークを引き、アクセルを2回開けてキャブにガソリンを送る。
期待をしないでセルボタンを押してみる。
なんとかモーターは廻っている。
数回セルを押してみるが、なかなかエンジンは掛からない。
しかし少しは期待が持てそうだ。
セルボタンを押し、アクセルを煽りながら10回近くチャレンジしてみると、弱々しくではあるがエンジンが掛かった。
ハーレーの力強いVツインの鼓動とは異なるが、確かにエンジンは掛かった。

「ぢゃぁさっきの“B”マークはなんだ?」

エンジンの回転数を一定に保ちながら自問自答する。

「もしや?」

と思い、油温計を外し裏面を見てみる。
よくよく考えると油温計自体の電池がなくなっているマークのようだ。

「脅かすなよ、POP」

少しずつ落ち着き出したエンジン音を聞いてアクセルから手を離し、素早くヘルメットを被る。

「今度電池を変えないとな」

そう考えながらハーレーに跨り、ギアをローに入れた。


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