愛知HAPPY★あいちハッピー/榊せんせの君子生活

化学を修めた君子。電池、下水浄化、うがいと手洗い、石鹸やコスメの手作り、ハーブ、香りの化学。金欠病の克服、貧乏ライフ。

明快・破産と税金

2008年08月06日 | 税金・税理士
<body>

破産と税金


◆会社が破産すると従業員は未払いの給料がもらえないってことは、
困りますよね。
そこで、破産法では未払い給料を「財団債権」に格上げすることで
税金と同じく破産しても払わなくてはならないものになりました。


◆税金は、破産しても払うべきもの。ですが、無制限では他とのバランスが取れません。
そこで納期限が1年以上経過した税金は、「財団債権」から
優先的破産債権」格下げされました。
これによって古い税金は破産者からは取りづらくなりました。



◆財団>優先的破産>劣後的破産


財団債権とは、債権届出、調査、配当といった破産手続きによらず
弁済を受けられるもの。税金や労働債権の一部で、政策的理由による。


破産債権とは、破産者に対し破産手続開始決定前の原因に基づいて生じた
財産上の請求権。破産手続きによって弁済される


優先的破産債権…政策上配慮されて優先するもの
一般的破産債権
劣後的破産債権…破産手続き開始後の利息など。



◆税金と破産のまとめ。
1年以内の税金は、破産しても払わなければならない。
1年以上前の税金は、払わずにすむ場合もある。



1年以内の税金は、 財団債権
それ以前の古い税金は、 優先債権。


延滞金は(1年以内の税) 財団債権。
延滞金(古いもの) 劣後債権。


加算金   劣後債権。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。