今日は、小学3年生の次女が、
「パパっと、浅漬け作ってあげる!CMでやってたから試してみたい!」と。
作ってくれたのは、これです
きゅうりとキャベツの浅漬け。
ポリ袋の中に、適当に切ったきゅうりとキャベツと塩昆布を入れてシャカシャカするそうです。
少し冷蔵庫で置いて、夕食に出してくれました
まぁ、塩もみと同じですが、塩昆布の美味しさがマイルドに交じり合ってとてもおいしゅうございました。
最近は、料理に本当に興味がありますね。
随分出来ることが多くなって、バッチリ助手してくれています。
時々、「最初から最後まで一人でやりたい!」と言うことがあります。
そのように積極的に言ってきた時は、
私は、完全に任せちゃいます。
お味噌汁なども煮干で出汁をとって作りますしね。
(でも、手は出しませんが、目は離しませんです
)
どんどん包丁も使わせます。
私の自慢の「有次」。15年使用の包丁です。
「最高の切れ味だからよろしくね。」とにっこり渡します。
真顔で真剣、いいお顔になります。
切り難いものは、ちょっとアドバイスもしますが、包丁を持つと、自分でもやはり色々考えるようで、任せて大丈夫そうです。
火を使うものも、特に油を使うものは、少し心配ですが、
意外と教えた通りに、しっかりやりますので、火加減なども上手です。
人間の子もすごいですね。
3年生になると、自分の食べるものを料理しようっていう気持ちになるのですから。
やはり、食べなきゃ何事もはじまりませんものね。
「台所育児」。
私はおすすめします。
台所で育むことは、たくさんあります。
教えることもたくさんあります。
年の初めは、やる気のある時。
小さなことでも、達成感を積み重ねて、自分で出来ることを少しずつ増やしてほしいです。
今日次女は、習い事のバレエのレッスンでした。
「バレリーナになりたい」と一日に一回は言います。
でも、自分で作った料理を、自分でお皿を選んで盛り付けると、
「私、レストラン屋さんになりたい」と言います。
先日、パンを作ったときも、ケーキを作ったときも、
「パン屋さんになりたい。ケーキ屋さんになりたい」と言っていました。
私は、「いいねぇ~最高だね。きっとなれるね。」と、いつも言っています。
今は、夢をたくさん持っていいときですものね
少しの時間でも、五感が満足して、楽しい時間を得ることが大事だと思っています。
そして、台所は、勉強部屋にも、体操部屋にも、遊び部屋にもなります。
夕食の後、「読んで」と娘が持ってきた本は、エンデの『モモ』。
私も大好きですが、読むのはちょっと大変。
今日は、4章まで読みました。
続きはまた明日。21章まであるけれど・・・。
そのことはあまり考えず、今日読める時まで読んで、続けていけばいつの間にか読み終えるものといきましょ。
「モモ」何回読んだでしょう。
読むたびに、娘の心が風船のように膨らんでいるのがわかります。目も、言葉も、どんどん輝きが増します。
母と娘にとって、台所が居心地良いのはいいことでしょうね。きっと