~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

生きがいセンターひかりおはなし会 Vol.18

2009年10月20日 | 高齢者の会
今日は、汗ばむようなお天気でしたね

娘たちの学校では、インフルエンザによる学級閉鎖の波が押し寄せてきていますが、生きがいセンターひかりの、火・金クラスの皆さんはとっても元気に全員出席でした。
新しいお仲間もいらっしゃいました

最初は、みんなで「もみじ」の歌から始めたのですが、びっくりしたことに、
歌い出したら、なんと、二部に分かれてきれいなハーモニーを聞かせてくれたのです
明るい歌声で、とっても上手でしたので、感激して何度も何度も拍手してしまいました

最初は、紙芝居『ごんぎつね』。
そして、栗や松茸の話題になり、野菜の数え歌を歌いました。

お馴染みの「いちじく、にんじん、さんしょに、しいたけ・・・」ではなくて、
「いも、にんじん、さんしょ、しそ、ごぼう・・・」と続くのです。
が、新しい野菜を歌うたびに、最初の「いも」にもどってだんだん早く歌ってフル回転です。
おはじき遊びの数え歌です。


次に、宮沢賢治作『鹿踊りのはじまり』。
大好きな作品で、落ちてる手ぬぐいを、「生き物か、食い物か」と言い合いながら怖々している鹿の会話と様子がおもしろくて、自分もそのすすき野原にいるように感じてしまうように楽しいのです。
鹿が歌い踊りしている光景は、まさに鹿踊り。
輪になってぐるぐるぐるる。愉快でたまらなくなります。
方言はまだまだですが・・・。

実際に「鹿踊り」を見たことがある方がいて踊りの様子を教えてくれました。
私もぜひ、見てみたいです。

それから、懐かしい子守唄も歌いました。
子守唄って優しくて、揺らぎがあって大好きです

『お山の兎の子』と『五木の子守唄』
詞がとても美しいです。そして、ちょっと寂しく切ないです。
子どもを寝かせる唄には違いないですが、子守りの人生や思い出などが連なる詞が胸にしみてくるものです。
自分の心に優しく愛しく語りかけるように歌うから、いつしか赤ん坊は安らかな眠りにつくのでしょうね。
子守唄は、小さい子のお話会でも取り入れてみようと思っています。
お母さんの唄う子守唄で眠れるなんて赤ちゃん幸せですものね


メンバーの方から素敵なプレゼントをいただきました。

 しっかり編んだ布ぞうり。

山梨にいる妹さんが作ってくれたものだそうで、私仕様の布草履なのですって!
とっても可愛いのです
「丈夫で、汚れたら洗えばいいし、履いてるだけで、床もピカピカになるの!」
と。
早速履いています。足にしっかりフィットして履き心地は満点です
これは、本当に皆さんにもおすすめです

今日は、おはなしより、歌が多くなってしまいましたが、歌の中に物語があり、その詞を噛み締めながらしみじみ歌えてよかったと思います。
次回も元気でお会いしましょう







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