『もりのなか』
マリー・ホール・エッツ作
ぼくは、かみの ぼうしをかぶり、あたらしい らっぱを もって、
もりへ、さんぽに でかけました。
からはじまる『もりのなか』。
ずっと私の傍らにあった大好きな絵本です。
散歩の途中に、ライオンやらぞうやら、大きなくまやらカンガルーやら次々と出会い、ぼくの散歩についていきます。
みんなとても嬉しそうに一列になって、森の中へどんどん歩いていきます。
そして、森の中で、みんなで遊びます。
輪になって、歌を歌って、最後はかくれんぼです。
なんて楽しいんでしょう。
この絵本の中から、足音が聞えてきます。笑い声が聞えてきます。たーくさんの。
「みんな仲良く遊ぶことが大好きなんだ」と、一番純粋な子ども心が見えてきます。
絵は、動物たちや、森の様子が、心にそっと住み着くような優しいタッチで描かれています。
それにしても『もりのなか』の遊び。
いい遊びです。よーくやりました
久しぶりに狭い家の中で子どもたちとかくれんぼしました
3分で隠れて、3分で見つけられなかったら鬼の負けというルールで。
家の中で隠れるところなんてもう決まりきっているようですが、小さい下の娘はやはり見つかりにくい。「こんなとこに入れるの!」というところに隠れます
姉は工夫しているからちょっと見つけずらい。「よく上れたね・・・!?」
私は・・・どうしてもはみ出す、ふくれるで、隠れたいところに隠れられない。
「みっけ!!」とすぐに声がかかりました
絵本は不思議な力があります。
子どもだった頃を必ず思い起こさせてくれるのです。
忘れない時間を