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ルプチジャルダン Le Petit Jardin 

布で暮らしをデザインしましょ♪
tokoがお届けするハンドメイドサイト
”ルプチジャルダン”の日記です。

Fantasy in Lights at 近所

2008年12月30日 | ジョージア州のみどころ

Callaway Gardensのイルミネーションは素晴らしかったのですが、
自宅から5分のこちらも負けていません。

ここは普通の民家。サンタさんがお出迎えしてくれます。


さあ、出発!


母屋から離れへ続く道にはアーケードになっています。
わお!観覧車です!回ってます!


道の両側にはバルーンの人形が。


運転席側も見なきゃ!




庭がファンタジーランドに!


おおお!動くトナカイ!


サンタさんもいっぱいいるわ。これはメリーゴーランドかな。


まあ!こちらは気球!?


こんなに高い位置にも!どうやって組み立てたの!?


きゃ~、ここはテーマパーク!?!?


アメリカ愛国心も忘れずに。



もう一度言いますが、ここは普通の民家です。
(あ、決して普通じゃないですね)
もちろん無料で見学できます。







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Fantasy in Lights at Callaway Gardens

2008年12月29日 | ジョージア州のみどころ

クリスマスのイルミネーションで有名なCallaway Gardensに行って来ました。

このショーは、音楽やナレーションに合わせて輝く800万個のライトを使ったもので、
トロリーバスか自家用車に乗って森の中を巡るようになっています。
今年で17年目だそうです。

ネットでチケットを買っていかなかったので
駐車場に車を停めてチケットショップまで歩きました。
途中でキャンプファイヤーを見つけました。

”焼きマシュマロ”という看板。

「あ、これ、ジョージアの名物らしいよ。買ってみよう!」と、私。
1メートルくらいある竹串に刺さった、アルミホイルに包まれたマシュマロの
どこが名物なんだ?という表情をしている夫を説得し、買ってもらいました。

そして火の中にその竹串を投入していると、
火のまわりで暖をとっていた家族の子供達が引いていくのを感じました。

と、その時「Excuse me,......」家族のお父さんらしき人が
私達の行動を見かねて声をかけてきました。

どうやら、そのアルミホイルを外して火にかざすらしい。
な~るほど。


そして一点だけ集中しているとあっという間に燃えるので
細かく揺すりながら表面が茶色になるまで焦がしてゆくらしい。





揺すって、揺すって..................................ボキッ!

竹串が見事に折れてしまいました。
これには大ウケし、その家族達も控えめに笑ってくれました。

その家族は私達に哀れみを感じたのか、一端その場を去ったのですが
私達がもう一度挑戦したと分かると、また見に来てくれました。

今度はちょっと燃えながらも焼けました。



「これで良い?」って聞くと、

「ああ!君はもう立派なジョージアンだよっ。」って褒めてくれました。
(お父さん、それは褒めすぎです)

「とても熱いから気を付けて食べるんだよ。」って
ご丁寧に、そこまでアドバイスしてくれました。

食べてみると......☆*:?%$#$!(←言葉にならない)めちゃくちゃ旨い!
カリっと香ばしくって、中はトロ~。
私、マシュマロ苦手なのに!
もう、これは今年一番の”美味しい食べ物”に認定しちゃいます!

と、イルミネーションを見る前に、「今日来て良かった。」と満足してしまったのですが
いよいよドライブが始まります。






植物園だけあって、イルミネーションが蝶やトンボといった昆虫がモチーフになっていたり、
妖精が植物の春夏秋冬を変えていったりと
今までに見たことが無いテーマがとても新鮮でした。


湖に映るイルミネーションも綺麗でした。




12のシーンが次々と現れてくるのですが、
中でも雪の結晶のシャワーがとても幻想的でした。




素敵な想い出になりました。




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Rock City Gardens

2008年10月21日 | ジョージア州のみどころ

夏が過ぎ、初めて暖房をつけたこの日、紅葉を見に行きました。

今回訪れたのはジョージア州にあるRock City Gardensと
テネシー州にあるRuby Fallsです。

Rock City Gardens と Ruby Falls の間に州境があるので、
2州にまたぎましたが、一緒にまわれる観光地です。

ここは観光地として有名な所でしたが、
前評判があまり良くなかった為、延び延びになっていました。(笑)

どうせ行くなら紅葉の季節に....と温めていた企画でした。
家から北上して標高も高くなると木の葉が色づき始めています。
そして、ハロウィンや収穫祭に向けて街の装飾もオレンジ一色です。

 

まずはRock City Gardens。アパラチア山脈の一つLook Out Mt.の南側のことです。
ジョージアっ子は、一度は目にした事がある、断崖絶壁の有名な写真。(右端)

1932年にガーネット・カーター夫妻により一般公開された400種を超える植物庭園です。

ナイアガラの滝の様に、お土産屋さんが建ち並ぶ商業地からちょっと歩けば
この景色が見られると思いきや、
巨大岩の間をすり抜け、岩と岩を結ぶ吊り橋を渡り、
途中の小屋で音楽を聴いたり...と、目的地までなかなか到着しません。

  

 


途中にはこのようなRock City のシンボルマークが飾ってあります。

このRock City Gardensは、私邸植物園ですが、当初は思いのほか客が集まりませんでした。そこで、考えたカーターさんは「屋根に”See Rock City"と書かせてくれたら、
無料で屋根にペンキを塗ります。」と沿道の農家に提案しました。
彼の策略は的中し、賑わうことになったそうです。

いよいよ岩の頂上。気持ち良い~!
天気の良い日には7つの州が一望できる自然展望台です。
紅葉にはちょっと早かったかな。


 
写真右:断崖絶壁の岩 と私達二人が陰に写っています

帰り道もバランスの保たれた1000トンの巨石やFat man squeezeなど
飽きない演出が随所に。
太った人はこの隙間を通れるかハラハラドキドキ!
これは本人も見守る方も楽しめ....ませんね。


こうして散策は終わり、気づくと一時間経っていました。
特に今は紅葉しかかった景色に目を奪われながらの散策でした。


お次はLook Out Mt.の登山鉄道”インクラインレールウェイ”。
山の麓から山頂まで世界一の傾斜を登ることで知られています。
最高地点で傾斜は72.7%。ほぼ垂直の崖を登っている感じです。
しかも、この鉄道が開通したのは100年以上も前のことだそうです。

”世界一”という言葉に弱い私達はさっそく並びました。
電車に乗ると、アメリカ人のお年寄りがどよめいていたので
そんなに恐怖???と、驚きましたが
窓から見える景色が山の中で、しかも地面の見える木が脇に見えるので
恐怖感はありませんでした。
個人的には長野県の御岳ロープウェイの方が怖かったです。

 



お次はRuby Falls
アパラチア山脈には数多く鍾乳洞があると言われています。
鍾乳洞ツアーの最終地点は地底390メートルにもなりますが、そこにある約45メートルの落差を誇る滝がここの一番の見せ場だそうです。
この滝は70年以上前にランバートという探検家によって発見されましたが、
最愛の妻Rubyさんの名前をとってRuby Fallsと名付けられました。


ガイドに先導されながら鍾乳洞内を歩いて行きます。
その形によって色々な名前がついています。
Angel's wingDragon's Foot otato ChipBeehives などなど。





このツアーの目玉はもちろん鍾乳洞内にある滝。
その滝の演出が「非常にチープ」と聞いていましたが、
どうでしょう。


確かに七色にライトアップされた滝は邪道でしたが
想像以上の高さと水量でした。
しかも、ここは鍾乳洞内ですよ!
地底深くにあるオアシスといった神秘的な所でした。

さてと、今日は沢山歩いたので、ディナーはステーキとポテトにしました♪

うそです。これも鍾乳石です。

去年の紅葉
おととしの紅葉

毎年、雰囲気の全く異なる紅葉が見れて良い想い出となりました。


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Plains ~ジミー・カーターさんの故郷~ 

2008年09月16日 | ジョージア州のみどころ

ジョージア出身でこの方を忘れてはいけませんね。
第39代大統領のジミー・カーター Jimmy Carterさんです。

彼はジョージア州のプレインズPlainsという町で生まれました。
今回はこの街を訪れたいと思います。

地図で見ても田舎なので覚悟はできていましたが道中ひたすら田舎道。


途中にThomastonという小さな街を通りました。見所は何も...ありませんでした。
 

さらに南下していくとAndersonvilleという街に到着。
ここは南北戦争の捕虜収容所でした。National Park Service/A>に指定されています。
国立公園、史跡、戦跡、軍事記念公園、歴史公園、遺跡、など国の指定公園。

この収容所は当初8,000人を収容するために作られたものでしたが、
45,000人もの北軍兵士を詰め込み、14ヶ月後には12,912名が死亡していたという凄まじい施設だそうです。
この施設には行きませんでしたが、小さな小さな繁華街に行きました。
 
 

 
アンティークショップが4件あり、欲しい物も沢山ありました。
厳選して1つだけ購入♪


さらに南下していくとAmericusという、大きな街に到着しました。
1832年に誕生した街だそうです。
当初は裁判所の街として有名でしたが1854年に鉄道が通り、栄え、
ジョージアで8番目に大きな街となったそうです。
1892年にスウェーデンの建築家によって5階建てのQueen Annスタイルの
Windsorホテルが建てられました。
1976年にNational Register of Historic Placesに指定されました。
とても重厚なホテルでした。
 

街もレンガ造りの良い雰囲気なのですが、
街の再開発の為か、目当てのアンティークショップ6件は
見事に閉店しておりました。(泣)


気を取り直して、いよいよジミーカーターさんのふるさとPlainsへ。
ここも
National Park Service/A>に指定されています。
道の途中にビジターセンターがあったので寄ってみると
とっても親切に街の説明をしてくれました。
そしてジョージア名物”ピーナツ”を頂きました。


家を出てから3時間ほどでPlainsに到着!うううっ。すごい田舎。
これが繁華街???と思うくらいの街。

でも、ここのアンティークショップはFK、オールドパイレックス等が
今までの最安値で売られていました☆

まずは、ジミーカーターさんとロザリンさん(奥様)が卒業された高校へ。
ここは今では博物館になっています。
 
 

次に幼少時代の家へ。
大きな農場と 普通の大きさの家と 店がありました。
店では缶詰やコーヒー、ランプ、灯油、せっけん、タバコなどの生活用品から
ハムやソーセージを売っていたそうです。
 
 

このような環境で幼いころから家業の手伝いをしていました。
彼は5歳にして綿花栽培の自家製農薬をまいたり、
ピーナツを茹でて売り歩いたりする”ビジネスマン”だったそうです。


大学を卒業後は海軍に所属し、幼なじみのロザリン・スミスと結婚。
父親の死に際し海軍を退役し故郷に戻り、ピーナツ栽培農家になりました。

その後、ジョージア州の州議会議員を2期務めた後、
州知事になり、ワークシャツにジーパン姿で庶民性をアピールし、
1976年の大統領選挙で見事に勝利しました。


それ以来、数十年間にわたり、国際紛争の平和的解決への努力を続け、
民主主義と人権を拡大させたとともに、経済・社会開発にも尽力したことを評価され、2002年にノーベル賞平和賞を受賞しました。

そんな彼は牧師でもあるので、ビジターセンターの係りの方が
「日曜日はここの教会にいくとカーターさんに会えるよ。」って教えてくれました。
今ではこんなおじいさんです。


最後に、現在住んでおられる家を柵越しから拝見し、(SPがいます)
Plainsを後にしました。



庶民から出た大統領として大衆に愛されたカーターさん。
柔らかな物腰、穏やかなしゃべり方はまさに
サザンジェントルマンの典型です。(って、ガイドブックに書いてありました)
ジョージアの誇りなんだろうな。

現在ではNGOとして、環境、貧困、軍縮、平和をテーマに研究を行う拠点が
アトランタ市内にあります。
カーターセンター。ここについては後日訪れようと思います。

あ、そうそう、9月27日にはPlainsでピーナツフェスティバルが行われるそうです。
もちろんジミー・カーターさんに会えますが、いかがでしょう?



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なめんなよ。By馬

2008年05月01日 | ジョージア州のみどころ

夫の父の趣味は乗馬。
いままで経験した海外旅行は全て乗馬が目的というほど。

という訳で今回の夫の両親滞在のため、乗馬できるところを探してみました。
自宅から車で20分以内に3箇所ありました。
(今まで秘密にしていましたが、ここは”○舎”です)
が、そのうち2箇所は1クルーのレッスン制の為断念。
もう少し調べてみると、自宅から1時間くらいの所に2箇所あり、
そのうちのrooseveltstablesが景観も良さそうなのでここに決めました。

ここの看板娘のねこちゃんが私達を出迎えてくれました!




 

予約時間になり、全員集合。
2時間コースはインストラクター2人と女性客2人と父と私。
女性客2人はリピーターで、自分の乗る馬の名前を知っていているご様子。
次々と自分の馬に乗っていきました。
次に乗るのはお父さん。
カウボーイハットに乗馬ズボンを履き、チャップス(すねに巻く物)を付けている出で立ちのお父さんは、インストラクターから「Hey!Cowboy!」って声を掛けられておりました。

次は初心者である私の番。
私の乗る馬の名前は”Cowboy”。
猫を撫でるように「Cowboy、よろしくね。」って挨拶しました。

みんな一列に並んでパカパカ、パカパカ。

 

気分爽快♪映画のヒロイン~♪と、思ったのも束の間、
この”Cowboy”、視界に入る青々と茂った草が気になるのか
右に行ってはむしゃむしゃ。左に行ってはむしゃむしゃ。
道草食ってばかり。

そんな時には草と反対の方向に手綱を引くらしいのですが
引いても引いても言う事、聞かないよ!
「No! No!」って言いながら道中ずっと手綱を引き続けたのは私だけ。
「映画のヒロインはこんなはずじゃなーいっ!」って心の中で叫びました。

慣れない馬に乗っているだけでもかなり体力を消耗するのに
手綱を引きすぎてヘトヘト。それでもめげずに1時間ほど乗っていたら
目の前に湖が!



今までの苦労が吹き飛ぶほど美しい湖でした。
「もうちょっとだね、”Cowboy”。」って喜びを分かち合おうと思って
視線を彼に向けると....彼は地面の草しか興味ない様子。


あと10メートル先が集合場所なんだけど彼はもう既におやつモード。
とうとうインストラクターが迎えに来てくれました。

この様子を見かねたインストラクターの案により、お父さんが乗ってきた馬と
私の馬を交換することにしました。


お父さん、カッコイイ!(カウボーイが”Cowboy”に乗っています)

気を取り直して、帰路に向けて出発!

.......のはずが、この馬も歩き始めて5分で大幅に遅れてきたのです。
マイペースでのんびり、のんびり歩くのです。
先程私を散々私を悩ませた”Cowboy”は、というと、
ちゃんとお父さんの言うことを聞いています。くやし~~~。

しばらくして、あまりにも私の馬がマイペースなので
今度はインストラクターの賢そうな馬に交換させられました。

馬は瞬時に人を見る、賢い動物ですね。



「なめんなよ。」って言われた気がしました。

これを読んで笑ったあなたっ!今度なめられるのはあなたの番です。

乗馬の後は2日間ほど楽しめるお土産もついてきます。
何って?それはね.......






”おしりの痛み”。


Callaway Garden キャロウェイガーデン

2008年04月18日 | ジョージア州のみどころ



なんと美しい庭でしょう!

ここはアトランタから南に1時間半ほど行ったPine Mountainというところにあります。(Wild Animal Safariもあるところです。)


ここは13,000エーカー (53 km?)もある公園です。
ゴルフ、スパ、サイクリング、ボート、レストラン、宿泊施設、何でもあります。
http://www.callawaygardens.com/Callaway/(音が出ますのでご注意ください)
毎月何らかのイベントをしているのですが、
Azalea(つつじ)が有名なので
夫の両親に是非見てもらいたく、下見に行って来ました。

が、既に満開の時期は過ぎていました。
2週間ほど前がピークだったそうです。
ジョージアの春はとても短いので
桜もつつじも一気に咲いてしまうのですね。
写真ではそこそこ綺麗に写っていますが、
咲き終わった花びらが一面黄土色っぽかったです。

ピークの時期に来たらどれほど美しいことでしょう。
でも、私達人間のスケジュール通りにはならないところに
また自然の魅力があるのですよね。

↓これらは”KURUME AZALEAS”って書いてありました。
九州の久留米?



 




↓こちらは”NATIVE AZALEAS”でした。
花びらが細く、雌しべが長いですね。
しかもアメリカらしく大木でした。
 


途中に池があったり、蝶々の博物館があったり、みどころ満載です。
蝶々の博物館内にある巨大ゴキブリ(手のひら位)には気絶しそうになりました。
男の子は「コックローチ!」って言って、張り付いて見ていましたが.....。




ところで.....このキャロウェイガーデン、ゴルフのキャロウェイと関係があるのかしら?
と、思って調べてみたら、関係がありました。

The garden is named in honor of brothers Ely Reeves Callaway and Fuller Earle Callaway. Fuller Callaway was the father of Gardens' founder Cason J. Callaway. Ely Callaway was the father of Ely Callaway Jr., founder of Callaway Golf. Ely Callaway Jr. funded this garden with a donation of $3 million.

そして、日本語でキャロウェイゴルフを調べてみると
「ジョージア州出身の実業家、イリー・リーブス・キャロウェイ(Jrの事でしょうか)が、カリフォルニア州パームスプリングスのゴルフクラブメーカー「Hickoly Stick USA」を買収し、社名を「Callaway Hickoly Stick USA」としてスタートしました。」と書かれていました。

この公園を作った人のいとこが世界に名を誇るキャロウェイゴルフの創始者なのですね。


Maconのサクラ

2008年03月31日 | ジョージア州のみどころ



関東のサクラが満開になったこの頃、ジョージアでも満開を迎えました。

アメリカにあるソメイヨシノはワシントンDCが有名ですが、
ジョージアの小さな街Macon(メイコン)も30万本のソメイヨシノが植えられています。

約50年前、とある男性の自宅の庭に偶然植えられていた一本の木。
男性の目に留まったのですが、その木の名前を知る者はおらず....。
後に、彼がDCに行った際に見たサクラが自宅の庭にある木と同じである事が分かり、自分の住む街に植えていった事から始まり、ここまで広がりました。
今ではアメリカ南部のイベントトップ20に入っています。
(北米ではトップ100入り)

ダウンタウンでは歩行者天国になっており、様々なイベントが行われていました。

 

    

お店の窓や道路にもサクラが描かれています。
日本でサクラというと、先割れスプーンの様な花びらを連想しますが
お国が違うと花の形の印象も違うものですね.....。

イベントが行われているダウンタウンとは少し離れた
閑静な住宅街およそ10kmに渡ってサクラの見所があります。

 

起伏の激しい道の途中、少し強めの風が吹くと盛大に花びらが散り、
まさに桜吹雪となりました。
今でも目を閉じるとサクラの花びらが舞い散る情景が目に浮かびます。

  
     


サクラの木が、とある男性の庭に植えられた偶然、
サクラの咲く時期に男性がワシントンDCを訪れた偶然、
この希有な縁に思いを馳せながら、静かな花見を楽しみました。



Warm Springs

2008年03月07日 | ジョージア州のみどころ



 

ここはアトランタから南へ1時間半くらいのところにある”Warm Springs”です。
ここの土地はかつて地熱によって31度に保たれた湧き水が出ていました。

第32代大統領のフランクリン・D・ルーズベルトの保養所があります。

これは彼が訪れた時から建っているホテルです。
当時の写真がホテルの壁に沢山飾ってありました。


「何故ジョージア出身でもない彼がここに保養所を作ったか。」ですが、
ここで少し彼の経歴をご紹介。

1920年、副大統領候補として臨んだ大統領選では敗北したものの、
近い未来を想像し、熱心に政治活動をしていました。
ところが1921年、ポリオという下半身が麻痺する病に冒されどん底に。(下線部分は私の想像)
1924年、麻痺に効果があると噂のジョージア州の温泉療養所“ウォーム・スプリングス”の存在を知り、そこで回復の望みを賭けることに。
ここで同じ障害を持つ人とふれあい、心身共に癒されたのか(下線部分は私の想像)
1929年、NY州知事になり、
松の木などが多く自然豊かな風土が気に入り、白いコテージを作り、大きな温水プールを建設しました。完成したのは1932年だそうです。
1932年、ニューディール政策を打ち出し、大統領戦に勝ち、のち
アメリカ史上唯一、4選された大統領となったのです。
後々ここの保養所が”リトルホワイトハウス”として知られるようになりました。

まずは博物館から。
ニューディール政策の演説の肉声がラジオから流れていたり、
プレゼントされた杖のコレクションが並んでいたり、
足が不自由な人でも運転できる改造車が展示されていました。
 

博物館を出るとアメリカ50州の旗が並んでいる小径があります。
(全体像を写真に撮るのを忘れました。)

こちらがリトルホワイトハウス内です。
(外観を写真に撮るのを忘れました。)
とてもこじんまりしていました。
そしてベッドや室内で使っていた車椅子も想像以上に小さかったです。
  

敷地から少し離れたところに温水プールがあります。


米国史上唯一の重度の身体障害を持つ大統領だった訳ですが、
演説の時は木の植え込みに配慮したり、
各国の首脳等の会談の様子は普通の椅子に座った写真を使用していた為、
アメリカ国民には障害を持っている事はあまり知られていなかったそうです。

この様に、ここ”Warm Springs”は小さなお店が並び、アンティークショップもあり、南部料理が味わえるレストランがあるので1日観光には丁度良いところです。

そしておまけに帰り道にはロマンティックな気分を味わえます。



これは「Coverd Bridge」と呼ばれる屋根付き橋です。
小説”マディソン郡の橋”ででてくる橋はアイオワ州ですが
同じ構造の橋がジョージア州でも幾つかあります。

この橋は1840年代に建てられました。
ジョージア州で最も古いCoverd Bridgeですが、1998年に修復されています。
この州で現存するCoverd Bridgeでは最も長い76.96メートルです。
(そんなにあったかしら?)

この橋はNational Register of Histric Places として保存されています。


そもそも何の為にカバーをつけたのかと思って調べたら、
雨やその結果としての腐食から橋を守るためだそうです。

マディソン郡の橋という映画、見ていないのですが、ファイヤーキングのマグも映画の中で使われているそうなので見てみましょう~♪


Columbus

2008年02月11日 | ジョージア州のみどころ

ジョージア州で3番目に大きい都市コロンバスへ行って来ました。

 

コロンバスはチャタフチ川によって古くから
水車を利用して製粉・織物などの工業が発達していました。

そして、1853年には海軍の製鉄所として鋳物工場が建てられ、
大砲、軍用品、小型砲艦、等を作り、経済が発達しました。

鋳物工場は今ではイベントホールになっています。↓




レンガ造りも盛んでした。


ダウンタウンに向かうと1800年代に建てられた家が残っていて、
そのうちの1軒がコカ・コーラを発明したDr.John Stith Pemberton(ジョン・S・ペンバートン博士)が1855年~1860年の間に住んでいた家&薬局があります。
(博士は南北戦争後にアトランタに移り、コカ・コーラを発明する事になります)
この↓写真は博士の家ではありませんがこの街の一角の様子です。

 

コロンバスは”リバーウォーク”と言う遊歩道になっている街並みが印象的でした。ちょっと淋しい印象の街です。



残念ながらアンティークショップは.......期待はずれでした。


Fayetteville

2007年12月19日 | ジョージア州のみどころ

街はクリスマス一色ですね。
アトランタから車で40分位南にあるFayettevilleに行って来ました。

こちらの街の中心には時計台があり、1993年に
Edwin&Pasty Gullettによって描かれた壁画が印象的な街並みです。

 


壁画左手は1902年にFayettevillに開通された蒸気機関車と駅舎。
最盛期にはここで停車し、桃や西瓜を運んだそうです。


壁画上方の赤い建物はStarr's Mill(Starr氏の製粉所)。
1820年代に最初に建てられ、2度取り壊されて3度目の建物が現存しています。
現在は countyの水道局が所有しています。
水車を利用して石臼でトウモロコシや小麦を挽いていたそうです。

壁画中央はDr. John Stiles Holliday familyの為に1855年に造られた家。
 彼の兄弟であるヘンリーバローズは、西部の名声の「Doc Holliday」 だそうです。(西部劇には必ず登場するドクターホリデーという歯医者さん)


そして1920年代までの重要な収入源であった綿花と
ジョージア州の花、マグノリアが描かれています。

(Sunday, April 21, 2002 the citizen newsに掲載の記事より)
※この土地に詳しい英語の先生に聞きながら訳してみました。




こんな時代にタイムスリップできたらな......。

それが、できるんです!

その名も”ドレスアップティーパーティー” at Southern Oaksに行って来ました。
1800年代の貴婦人に扮して英国式の作法を学びながら紅茶を頂くのです。

ドレスを選ぶなんて久しぶり!ドレスを選ぶ時のみんなの目の輝きといったら(笑)
帽子もアクセサリーも選び終え、みんなを見ると
あら、素敵!みんなSouthern Belle(南部の貴婦人)に早変わり~!

でもね、裾からジーパンが見えちゃってるので
”なんちゃって貴婦人集団”。
これから この、自分の幅が分からない恰好で数時間過ごします。





会場はクリスマスの装飾で素敵にコーディネートされていました。
 
 

驚いたことに、使われている食器が”オールドノリタケ”でした!
(刻印から推測すると1911年~の物)




講師の方が、3種の紅茶を入れてくださり、
紅茶の注ぎ方や社交の場であるティータイムの過ごし方等の説明を聞きながら、
サンドイッチ、キッシュ、スコーンそしてデザートを頂きました。

  



最後に講師の方のフルート演奏もあり、
ティーパーティーは終了しました。



あら、12時の鐘が。
12時を過ぎて魔法が解けた私達は現実の世界へと引き戻されたのでした。



大和撫子も、そうでない方も、ここに来たらSouthern Belle(南部美人)になれますよ。