ルプチジャルダン Le Petit Jardin 

布で暮らしをデザインしましょ♪
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”ルプチジャルダン”の日記です。

Halloween

2007年10月31日 | イベント

今年もやってきましたハロウィン!



10月に入ると街中がオレンジ色で眩しくなります。
こんなに大きなかぼちゃ、どう扱うんだろう....って
他人事のように眺めていましたが
今回は、”ジャック・オ・ランタン”という悪霊を追い払うための
かぼちゃの提灯を作ってみよう!という事になりました。

この堅そうなかぼちゃ、意外とそうでもなく、
瓜のようにスイスイ切れました。
でも、果物ナイフだと下絵の通り切るのが難しく、
歯の部分をスパッと切り落としてしまいました。

奇しくも、先日歯を抜いた私にそっくりなジャック・オ・ランタンが
出来てしまったのでした~。

私に似てるジャックはどれでしょう???



そんなこんなで無事ランタンも作り終え、
お菓子も詰めて、私達も夕飯を食べながら
「Trick or Treat!」を待つのでした。

 


夕日が照っている時間帯はなかなか来なかったので
外の様子が気になって見に行ったりしましたが
夜になったらどんどん来ました!
団体もいたので総勢40~50名だったかな。

今年の大賞は!どちら?
     
声が変わる装置付きのロボット   吸血鬼兄弟


それにしてもこの行事、信心深いキリスト教徒である英語の先生にとっては
好きでは無いらしい。
「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ。」という
悪の駆け引きの行為は子供の教育上望ましく無いと言う。
確かに菓子メーカーの戦略にはまってしまった行事のひとつなのかも
しれませんね.....。






栗原はるみ トークショー

2007年10月30日 | イベント
ジョージア日本人商工会主催によって
料理研究家、栗原はるみさんのトークショーが行われました。

舞台に登場してきた栗原さんは思ったより素人っぽかった。
数々の収録や講演などをこなしてきているでしょうに、
今日が初めての講演なんじゃないかと思わせるくらい
恥ずかしそうでした。

でも、徐々に慣れてきて、とても楽しいお話を聞かせてくださいました。

その中で印象に残ったお話は

前向きな生き方の秘訣は丈夫であることと機嫌良くいる事だそう。
自分の時間と仕事の時間と夫婦の時間をきっちり分けて生活していて
その規則正しい生活を送っていると健康でいられるとおっしゃっていました。
ちょっと早口ぎみに「これらは母のまねです。」と、言われました。

なるほど、このカリスマ主婦でも母の存在は偉大なのですね。
この時私も、自分の時間と仕事の時間と夫婦の時間をきっちり分ける
いつも朗らかな母の姿を重ねました。

それから、「私の人生を買えたのは英語。」ともおっしゃっていました。
英語と出会ったのは数年前ですから50代後半。
これからでもまだまだ人生が変われるのですね。

そして料理上手になる秘訣!
それは、家族にもきちんとしようという気持ちが持てる事。
お客様にはベストを尽くすけれど家族には甘えがでてしまう。
そういう甘え、、ある、ある、と頷いてしまいました。

あっという間の1時間でした。
話し方も身のこなし方もとても自然体な方でした。
飾らない、肩肘張らないその姿はとても親しみがわきました。
自然にしていて透明感のある、清々しい雰囲気が醸し出せる
栗原はるみさん、とっても素敵でした。

Happyな日♪

2007年10月23日 | くらし

先日は、ハイウエイを運転中にひやっとしました。
なぜなら右斜め横を走っていた車が、私の車(死角)を確認せずに
車線変更してきたので、車がめっっっっっっっっっちゃすれすれで、
それを回避しようと、急にハンドルを左に切ったのですが
とっさに「左からも車が来てるかも。」と思い、右に切り返し、
振り飛ばされそうになったから。
ハイウエイは時速130?位で走っています。
雨が降っていたらスリップしていたかもしれないので天候に感謝したものでした。

そして今日は雨だったので、あの”ひやり”にびくびくしながら出掛けたのです。
そんな中、無事に運転できてほっとし、帰り道に近所でお買い物をしました。

すると、品物をコンテナに乗せて移動していた店員さんに
「あなたのバック、素敵ね!」って声を掛けられたので
「ありがとう。私が作ったの。」って言うと、
そのコンテナを通路のど真ん中に置き、
「え?作ったですと?」と、立ち止まる。
「うん。」と、私。
「ショップを経営してるの?」と、店員。
「いいえ、ただの趣味。」
「えー。すごいわ。私、それ欲しい。お金払うわ。
私の名前は○○。ここのコーナーで
朝8時~夕方4時まで働いているから。
それ、作って。私、お金払うわ。」と言う。

”素敵ね”とは言われた事があるけれど、
「お金払う」まで言われたのは初めて!
お世辞でも嬉しい~♪

異国で暮らしていると、言葉の壁を感じたり、不便を感じたりする。
でも、人との壁は無い気がする。
『アメリカのここが好き!』がまた増えたHappyな日でした☆



Wild Animal Safari

2007年10月22日 | ジョージア州のみどころ



空が青く澄みわたるこの季節にWild Animal Safariにやってきました!

 

この子に見守られながらおにぎりを食べ、さあ、出発!

こんなバスもあります。私達はVANを借りました。



 


初っぱなから窓の両脇に来るわ、来るわ、巨大な動物達。
待って~、どうしよ~。
心の準備ってものが必要です。



夫は”よしよし”しながら、もう餌を与えている。




でも、私は、まだ要領がつかめず、
餌をやるためにモタモタしていたら、牛さんがごちそう目の前に
耐えきれず、だら~ってよだれを垂らす、垂らす。
ジーパン汚れて「いやぁぁぁぁ!」って言って、とうとう後部座席へ非難。

ずんっ。

餌、くれ~。


これか?


うめっ。


もっとくれ~。

怖いんだけど、攻撃してくる訳でもなく、よくみるとカワイイ。
でも、べろっと舐められた舌は、
一見つるつるに見えますが、おろし金のようにギザギザでびっくりしました。




色んな動物がいました。





小さな動物も車に近づいてきて、餌をねだります。
目線が下にくる動物に”ほっ”としていると.....



おぉ!闘牛?つやつやの毛並み!
この後、ずんずん迫ってきて怖かった!


お目め、くりくり!(もっと遠くから写したいのに迫ってくるんです!)



この子はカールヘアーにつぶらな瞳!

でも、「べろ~んっ。」ってやられちゃうんです。





しまうまちゃんに振り向いもらえる様、夢中になっていた夫は
もう一方の窓から2頭の馬に
「こっちにも餌、くれよっ。」って頭で小突かれていました。

ふーっ。慣れてきた頃にお別れなんて、ちょっとさみしいな。



動物達も 故郷には無いこの”紅葉”を楽しんでいるかな.....。


ヘレン・ケラーの生家

2007年10月18日 | アメリカのみどころ




1999年からアメリカ各州にちなんだ図案の25セントコイン(クオーター)が発行されています。
これは、ステート・クオーターと呼ばれるもので、
造幣局の記念コインのプログラムの一つであり、
10年計画で行われているそうです。
1年間で5つの州のコインが発行されて、全部が終わるのが2008年。


我が家もアメリカ滞在記念にと集めています。
ジョージア州はニックネームが「peach state(桃の州)」と言われる様に
桃の柄です。
市内には「peachtree」と名前のつく通りが沢山ありますし、
車のナンバープレートにも桃のマークが記されています。


隣のアラバマ州は女性が膝の上に本を置いて椅子に座っている柄。
その女性はなんとヘレン・ケラーでした。
小さい頃に読んだ偉人伝で三重苦を乗り越えた努力のこの人を尊敬していたので、隣の州に生家があると知って、是非行ってみたくなりました。


 

ヘレン・ケラーは1880年、アラバマ州タスカンビアで生まれました。
父は南北戦争時に南軍の陸軍大尉だった裕福な地主のアーサー・ケラーで、
『ノース・アラバミアン』という新聞の編集長でした。
妻ケイトとの間に生まれた最初の子供がヘレンでした。
南北戦争(1861~1864)に大尉で、1880年にヘレンが生まれたということは
遅い時の子供だったのですね。
「Helen also had one sister,Mildred,and two half-brothers,James and Simpson.」と書かれているので、妹と異母兄弟の兄が2人いたようです。


ヘレン・ケラーが実際に生まれ育った家は当時のものが8割保存されているようです。
家はそれほど大きくはありませんが、広い敷地と
お手伝いさんの小屋や馬車小屋、離れがあるので
裕福な家庭だった事が伺えます。








 

(8才の時いとこに宛てた手紙)     (写真1枚1枚にヘレンの直筆あり)

そして忘れてはならないのがこれ!
冷たい水がヘレンの手にかかり、手のひらにW-A-T-E-Rとつづられた時、
はじめて水を意味する文字であることが分かった瞬間「Water!」と叫んだ井戸。
この目でしっかり見てきました。




その後ヘレンは睡眠時間も割いて、指の先には血がふき出るほど
点字の本を読み、ハーバード大学附属のラドクリフ女子大学に入り、
晩年まで福祉に貢献した人となりましたね。

「努力」  分かっちゃいるけど...。
身の引き締まる思いがした1日でした。






 



McDonough

2007年10月17日 | ジョージア州のみどころ



アンティークショップがある所には必ずと言って良いほど、
こんな素敵なスクエアがあります。

「McDonough マクダノウ」。
ここはアトランタ市内から南へ車で1時間くらいのところです。
小さなスクエアには薔薇が咲いていて、良い香りが漂っていました。
こんな日は、アンティークに出会わなくても得した気分♪

  


ベビーシャワー

2007年10月16日 | イベント



恒例のベビーシャワーでした!
本当に少子化?というくらい、ベビーラッシュです。
何度やってもそれぞれ違うので毎回楽しめます♪

 

今回は食べっぷりの良い妊婦さんに合わせて(とっても華奢なのに!)
アフタヌーンティー風のベビーシャワーとなりました。
サンドイッチ食べて、ケーキ食べた分、おしゃべりして
カロリー+-0になったかしら?

 



話は変わりますが、数ヶ月前にベビーシャワーをしたお友達が無事出産しました!

赤ちゃんを見に行ってきたのですが、
あったかくて、いい香りがして、安心しきって寝ている姿を見たら
しあわせ~な気分になりました。

だから、ずーっと、ずーっと、ずーーっと抱いていました。
赤ちゃんもずーっと、ずーっと、ずーーっと寝てたんですけどね。
ちょうど2時間経って腹ぺこでやっと泣きました。(起きました)

また見にいきたいわ~。


パンケーキ

2007年10月15日 | くらし




アメリカではとてもポピュラーな食べ物”パンケーキ”。
スーパーに行くと色んな種類の素が売っています。
2種類食べた事がありますが、
「何かの間違い???」と思うくらい、塩分が強いのです。


今回は、陳列棚の中で最も塩分の低い物(19%)にチャレンジしてみました。
日本のホットケーキミックスって、塩分何パーセントなんでしょう?


結果は...グッド!


それにしても、粉物の陳列棚の周りって粉っぽい。
箱を手に取るとちょっと粉が舞うのよね...。


開けて納得。


直に粉が入っているんだもの。


気になるけれど、気にしない、気にしない.....。


 


ちょっと余談
ファミリーレストランの”IHOP”は
International
House
Of
Pancake
というacronymなんだそうです。


Gone With The Wind~風と共に去りぬ~

2007年10月10日 | アトランタのみどころ





アトランタといえば、小説「風と共に去りぬ」ですね。
1939年に映画化され、アカデミー賞主演女優賞をはじめ10部門に輝いた不朽の名作。
その著者であるマーガレットミッチェルは
48年の生涯のうちアトランタを離れたのは、わずか1年だけ。
そんなアトランタは「風と共に去りぬ」抜きでは語れない。
でも、何故「アトランタのみどころ」になかなか登場しなかったのかというと、
関連の博物館が点在しているので全て見終わったらご紹介しようと思っていたからです。
そしたらいつの間にか1年半近く過ぎてしまいました。

「風と共に去りぬ」それは大農園の令嬢スカーレット・オハラが、
愛や戦争に翻弄されながらも、力強く生き抜く姿を描くストーリー。
その大農園がある”タラ”は架空の場所ですが
モデルの土地が、ジョーンズボロだと言われています。



アトランタ市内から南へ車で30分ほど行くと、ジョーンズボロがあります。
ここが舞台だった面影は全く無い。
でも、映画を観てから行くと、同じ大地に立ち、同じ風に当たっていると思うと
なんだか感慨深いものがあります。
      

そこにはRoad to Tara Museumがあります。

  

それまで各所に分散し、個人の所有物となっていた「Gone With The Wind」の記念の品を集め、公開しています。

博物館の名前「タラへの道」というのは、
「風と共に去りぬ」の原題として考えられていたもので
「考えるほどに”Gone With The Wind”という題名に惹かれていきます。」と書かれた
ミッチェル直筆の手紙もあるという。
↑家に帰ってから知ったので見逃してしまいました。

 

これらの展示品を見ているといかにこの小説が全世界で愛されているかがよくわかります。
特に日本人が好んだ小説だったらしく、
日本の新聞記事やポスターなど、日本語を多く見ました。

  

小さな博物館に世界の「風と共に去りぬ」資料が沢山ありました。
(本当に小さな博物館なのでくれぐれも期待しませんように。映画を観てから行くことをおすすめします)


お次はマーガレット・ミッチェル ハウス記念館


 
     
オフィスビルが並ぶミッドタウンにあります。
もともと一軒家だったところがアパートに改築され、
新婚のマーガレット・ミッチェルらが越してきました。
     
この家に越してきて間もなく足を怪我して外出できなかったので
小説を書き始めたそうです。
内部は彼女が住んでいた頃の様子が再現されていて、
部屋自体は、あの大作がここで生み出されたとは思えないほど小さいです。


ハガキより



お次はWhite Hall

『1840年に建てられたプランテーションで私設博物館。
館内は大理石でできた12の暖炉やマホガニー製の家具、
優雅なシャンデリアがあり、
何より「風と共に去りぬ」関連のコレクションが多い。』
とガイドに書かれていたので楽しみに行ってみましたが、
現在は閉館されていました。残念っ!


そしてお次はMarietta Gone With The Wind Museum





 

こちらの博物館は映画にまつわる展示があります。
レッドとの新婚旅行先のニューオーリンズで新調したドレスや
娼婦ベルの帽子、手提げカバンなど実際の衣装が展示してありました。

当時のグッズも沢山あり、
マトリョーシカやクロスステッチ、絵皿、ナンバープレートなど、
バリエーション豊かな品々に人気のほどが伺えました。

こちらも小さな博物館なので過度な期待は禁物ですが、この博物館周辺の
”Marietta square”という場所は、アンティークショップや雑貨やさん、
オープンカフェなど色々な店が集まっているので、街自体が楽しめます。
噴水やベンチもあり、親子連れのアメリカ人が沢山いて、良い雰囲気でした。

  

お次は公立図書館

3階に「Gone With The Wind」コーナーがあります。
彼女の夫ジョン・マーシュから寄付された品々だけに貴重な物が多いです。

  
 
彼女が実際に「Gone With The Wind」の執筆に使用したタイプライターは
実はここにあります。↓

 

幼少期の写真や愛読書、映画の台本やパンフレット、
小説の初版本なども展示されていました。


.....という訳で、
アトランタにある「Gone With The Wind」関連の場所を集めてみました。
このレポートの締めには有名なヒロインの最後の台詞をどうぞ。



「After all, tomorrow is another day.」 明日は明日の風が吹く



【Road to Tara Museum】
      104 N.Main St ,Jonesboro
      770-478-4800
      休・日
      
【マーガレット・ミッチェル ハウス記念館】
      990 Peachtree St 
      404-249-7015
      休・12/24,25 1/1


【Marietta Gone With The Wind Museum】
      18 Whitlok Ave,Marietta
      770-794-5576
      休・日

【公立図書館】
      One Margaret Mitchel Square 
      404-730-1700
      休・無し