私、何かを制作する時、かなり悩みます。
ちょうどその日も手持ちの布を持って、それに合う別布やパーツを選んでいました。
2候補までは割とすんなり決まるのですが、
「さて、どちらにしよう」という時からが長いのです。
その様子を見ていたご婦人が近くに寄ってきました。
「ペラペラペラペラ~。」
(えっ。何話しているのかわかんない。ええーい、こっちから聞いちゃえっ)と、いう訳で
「ねぇ、あなたはどっちが良いと思う?」と私。
「これではちょっとプリティよ。これでも、これでもないわ。
だって、この布はとてもスバラシイんだもの。
だからもっと○○にしなきゃ。」
「○○?」言われた言葉を繰り返した。
「ち、ちょっと待って。」
(その日は英語の授業があったので偶然辞書を持っていた。)
辞書を取り出し、スペルを教えてもらった。
「G,R,A,N,D」
「あ~、なるほどね。」と、私。
「そうね、例えばビーズとかフリンジとかが良いと思うの。
あ、でもお値段に相談ね。」
と、言いながら、フリンジ売り場まで一緒に来てもらって
こういうの、ああいうのって選んでくれた。
☆注意☆このご婦人は店員ではありません。
そのご婦人と別れ、また2候補まで絞れたけどまた悩んでしまった。
これで良かったのでしょうか?
で、話は逸れましたが、どこが大阪かというと、
以前、大阪の思い出に触れた時のように、
知り合いのように話しかけてきてくれるという点です。
でも、この日はこれだけじゃあありませんでした。
店員さんが私の持っていたバックを見て、「そのバック、素敵ね。」と言ってくれた。
「ありがとう。」と答えると、
「あなたが作ったの?」って聞かれ、
「いいえ、買ったの。」
「何処で買ったの?」
(おおおー、そこまで知りたいのか....。)と思いながら
「オーストラリアよ。」って答える。
「ふーん、素敵ね。」
「ありがとう~☆」って言って別れた。
すると、今度は親子連れのお母様の方から
「あらー。あなたのバック、素敵!」って言われ、
「ありがとう。」と、答えると
「あなたが作ったの?」って聞かれ、
「いいえ、買ったの。」
「あらそ~う。素敵!ゴージャス!良い!」って賞賛されてしまった。
「ありがとう☆」って言って別れた。
買う物が決まったのでカット台まで持って行くと、さっきの店員さんが
「ねえ、そのバック、いくらで買ったの?」って聞いてきた。
(あはは、そんなに気に入ったんだ。)とおかしくなりながらも
「$○○だったと思うわ。」と私。
すると、「オーストラリアドル?USドル?」
「オーストラリアドル。」
「オーストラリアドルとUSドルってどちらが安いの?」
なーんて、かなり突っ込まれた質問に合いました。
と、いう出来事を思い返してみると、どこか懐かしいような感覚になった。
通りすがりのご婦人から「ええバック持ってはるわ~。」って言われたのもこのバック。
そうだ。大阪だ!って気づいたのでした。
どんなバックか見たい?
では、メールくれた方にだけ、こっそり教えましょう。