前から気になっていた、かわいい名前のケーキ”Angel food cake”。
ホールで売られているのでなかなか買えなかったのですが今回初挑戦!
つまみ食いしてみて驚いた。
真っ白!(激落ちスポンジみたい)
酸っぱい!(あ、言うほど酸っぱくもないけれど甘い先入観があったので意表をつかれた)
思わずビリビリに破いた、材料が書かれたシールをくっつけて調べてみると....
egg whites (with triethyl citrate for whipping)
suger
bleached enriched flour
かっこ内が酸っぱい要因か。
それ以外はアーモンドプードルを入れると”ダッコワーズ”とか”マカロン”と一緒。
そう言われればトップの部分はダッコワーズみたいでおいしい~。
生クリームやベリーと合わせると酸味も気にならないので
卵黄やバターが入っていないこのケーキは合格!
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これを使ってパン焼き器で焼いてみました。
【7月25日】
【7月28日】
パン焼き器のケースから かなりはみ出す勢いで焼けました。
気泡もほどよくあって、軽いふわっとしたパンです。
イースト臭くなくって美味しい♪
やっぱり乾燥しているので縮んでしまうのが難点だけれど
これで我が家のパンも安泰です。
もう一度.....SAFというイーストです!(SAFのまわしものではありませんよ)
今日はお友達からパン作りを教えて頂きました。
先日、我が家に遊びに来てくれた時に手作りパンを持って来てくれました。
そのパンの香りに惚れた私は「是非、教えてください!」とお願いしたのでした。
我が家は普段パン焼き器を使用していますが、
小麦粉が違うのか、湿度が違うのか、イーストが違うのか
日本で焼いていたパンと明らかに違う出来に
いまひとつ納得できないまま、それでもドライフルーツを入れたりして
工夫しながら焼き続けていました。
が、彼女が持ってきてくれたパンはシンプルなパンで、パン屋さんの香りがしたのです。
よくよくお話を伺うと彼女はパン教室の師範をお持ちとの事!
なるほど~、合点。
本物の先生相手に軽々しく「教えて!」なんて言ってしまいましたが快く引き受けてくださいました。
機械で捏ねたあと、まだ分離している状態から手捏ねをして、みるみるうちに
なめらかな生地になりました。
彼女の手さばきが美しいです。
私は日本でパン作りを体験した時、この”手捏ね”で手作りパンが嫌になっちゃいました。
この間、砂糖はイーストの働きを促す事や塩は逆である事、
その他にもいっぱい教えてくれました。
40度のお湯を入れる時にも温度計で計らずに自分の手で触った感覚で計っていました。さすがプロ~!一次発酵も原始的。さすがプロ~!
おしゃべりしていたら一次発酵終了。
こんなにぷっくり膨らんだ♪「よい子だね~。」と話しかけたくなります。
発酵が過多か過小かちょうど良いか指で確かめる方法も教わりました。
生地を4分割して、分割した時に傷ついた生地を休ませます。
「痛かったけど早く治してね~。」と話しかけます。
形成して2次発酵。
この時間に先生のお嬢さんがお昼寝から目覚め、おやつタイム!
2次発酵も完璧で期待も膨らみました。
良い香りに包まれながら25分経過。
じゃ~ん!
良い感じに焼けてる~~~♪
冷めながらパチパチ音を出すパンは
「おいしく焼けたよ。」って答えてくれているかのようでした。
パンってかわいいね。
こういうパンは厚く切って食べると美味しいですが
先日買ったスライスガイドを試したくなりました。
本当にこんな物で薄く切れるのかと疑っておりましたが
ちゃんと薄く切れました!
明日の朝まで待てずに一切れ。
おいしっ!
決め手はこれ↓。先生愛用のイーストでした。
このイーストを使ってパン焼き器で焼いて、またご報告しま~す。
※ちなみにこのイースト、ウイリアムズソノマで売っています。
お友達先生、ありがとう!
昨日の試合は イギリス戦、カナダ戦ともに負けてしまったようです。
でも、今日こそは勝ってくれるはず。
そう信じて応援に行きました。
今日の試合は始まった瞬間からノッている感触。
日本がリードしていました。
が、相手も強く、前半終了時には6点差で負けていました。
後半、負けている事に動じる事なく、着実に攻めていて
残り時間あと3分というところで逆転シュートが決まりました!
我を忘れて応援していました。
その結果がこちら↓
日本51 VS スエーデン47 で日本が逆転勝利!!!
最初は世界で活躍するアスリート達を見に行こう~という
軽い気持ちでしたが、うまく言えないけれど
たくさんのパワーをもらった気がする。
歓迎会で選手の紹介があったようですが
選手ひとりひとりの車椅子になった経緯もお話してくださったそうです。
なんだかそういう内容はタブーなのかなと思っていたけど
そういう事も乗り越えて今の彼らが存在していることは事実。
挫折を味わい、投げやりになる人もいればこうして這い上がる人もいる。
テレビのドキュメンタリーでは”どこか遠い人の話”という感じで
記憶から消えてしまうけれど
目の前にいた彼らの事は記憶から消える事は無いでしょう。
こういう事は軽々しく言うものではありませんが、
夫と私、これからの人生、何があっても這い上がれるという確信が持てました。
彼らのように。
8月から北京オリンピック&パラリンピックが始まりますね。
その車椅子バスケットボール日本代表チーム(今度は男子)が
WarmSpringsでルーズベルトカップという試合の為
ジョージア州にやってきました!
試合前の3日間を私の住む街で合宿します。
この合宿は2年に1度くらいのペースであるそうです。
合宿中の3日間は午前、午後の練習の合間に
子供達との交流会や、歓迎会が行われたそうです。
今日はルーズベルトカップの初日。
第一試合はイスラエル戦で勝ったそうです。
私達が応援しに行く第二試合は、強豪アメリカ戦でした。
試合が始まると、女子の試合では感じられなかった
金属とかビニールが燃えた時の臭いに驚きました。
(タイヤの摩擦の臭いだそうです)
スピード感のある試合に呆然としてしまいましたが
「いやいや、引いている場合では無い!応援しなきゃ!」と思い返し、
久しぶりに大声を出しました。
昨日の練習風景とは選手達の表情が全く違いました。
結果は52対66で日本チームは負けてしまいましたが
強豪アメリカに引けを取らない良い試合だったと思います。
負けた事によって得ることも多いと信じています。
これからの試合も応援して行きます。
さてさて、今回もKimono&Tea ceremonyの時間がやって参りました。
飽きた方はスルーしてね。
今回は、なんと男児!
第2弾の時の先生がお友達にこの出来事を話されたみたい。
お友達の息子さんは日本に興味があり、
日本について独学で調べているという。
夏休みに入ったのでようやく彼に体験してもらう機会ができました。
会う1週間くらい前に先生と打ち合わせをしたのですが
なんと、彼は着物を持っているらしい。
着物の着方を教えて欲しいそうな。
私はてっきり浴衣かと思っていましたが、先生の話によると
横にスリットが入っているとかいないとか。
「えっ?もしかして袴?」と思って先生に聞いたけど
先生、もちろん分かりません。
何故、純粋なアメリカ人が袴を持っているのかという疑問が頭の中を駆けめぐり、袴を着せたことが無い現実に気づくのは家に帰ってからでした。
母に、「ねえ、袴って、どう着せるの?」という唐突なメールをしてみた。
母に驚かれましたがスカイプって便利~。
便利な世の中に感心しました。
で、当日!
先生のお宅に伺うと、玄関に草履がありました。
視線を上げるとTシャツ、短パンに足袋姿のベンくんがいました。
おおおっ。これは本格的!
彼の持っていた着物とは、羽織袴でした!
着物と袴と足袋と草履はサンタさんからのプレゼントで
羽織はアンティークショップで購入との事。
渋すぎる10歳!
さて、着付け....という時、
長襦袢と帯が無い事が判明。
着物も袖と胴体がくっついている不思議なつくりでした。
適当にある物で何とか代用してみて、なんとか形になった.....かな。
殿中袴みたいですが、恰幅の良いベンくん、お似合いです♪
熱心な彼は袴の紐の結び方を一生懸命練習していました。
着物の畳み方も習いたいとの事でしたが
この”なんちゃって着物”は、作りが本来の物とは違うので戸惑いましたが
いつも手伝ってくれるお友達がアイデアを出してくれて助かりました。
この後のTea ceremonyも、私のつたない英語を一生懸命聞いてくれて.....
はぁ....、もっと質問したかっただろうになぁ.....。
Tea ceremony4回目の先生がフォローしてくれました。だめじゃんっ、私。
と、いう訳で無事終わったわけですが
ベンくんがそもそも日本に興味を持ったきっかけは、
セカンドグレードで習った日本についての授業だそうだ。
そう。私も携わったこれ。
ボランティアした時には、遠く離れたアジアにある国を中国でもなく、
韓国でもなく”日本”という国がある事を分かってもらえたら....という
ささやかな願いでしたが、
区別するどころか日本人よりも日本に詳しくなるほど
興味を持ってもらえるなんて、感動です。
後日、ベンくんからお礼のカードを頂きました。
そこにはひらがなが書かれており、
私の想像以上に日本の事をよく勉強している様子が伝わりました。
私、着付けを終えてから、「もっと英語を勉強しなきゃっ。」って思いましたが、
間違っていました。
彼が日本語を勉強して私の説明が分かるようになる日が来る方が早いでしょう。
だめじゃんっ、私。
さて、再びイエローストーン国立公園に戻ってきました。
今度は8の字の下の輪の西側【⑤ガイザーカントリー】へ。
イエローストーンといえばこの光景”オールドフェイスフル”という間欠泉。
「Faithful=忠実な」の名前の通りおよそ1時間半ごとに数分、高さ50mの温泉が吹き上げます。
こんなに多くの観光客。
圧巻でした。
これを見終えると雨が降ってきたので早めの夕飯をとり、
雨があがってからガイザーヒル(Geyser Hill)というトレイルを進んでいきました。
雨上がりで雲が多いのと、日が暮れたこともあり、続きは翌日のお楽しみにとっておきました。
夫はこの日の為にフライフィッシング用の釣り具を揃えて夕暮れを待ちわびていました。
私は青い鳥を見つけ、撮影に夢中。
明日は晴れると良いな。
翌朝、イエローストーンレイク(YellowstoneLake)のウエストサム(WestThumb)というトレイルを散歩しました。朝靄の中から現れたのは鹿さん。
幻想的な絵でした。
そのトレイルの中でひときわ綺麗だったのがブラックプール(BlackPool)。
思わず吸い込まれそうになりました。
再びガイザーヒル(Geyser Hill)のトレイルをくまなくまわり、
一目見てみたかったモーニング・グローリー・プール(MorningGloryPool)に到着しました。
この何とも言えない青い色は、あまりにも高温の温泉で生物が繁殖できないため、空の青がそのまま映るそうです。もう少し低温になると藻類とバクテリアの発生により酸性の場合には緑の藻、それ以外は黄色の藻が発生するのでこのようなグラデーションになるという。
丘からも川からも吹き出す間欠泉。
大地は生きているんだなーと実感。
BeehiveGeyser
次は車で少し移動し、ブラック・サンド・ベイスン(BlackSandBasin)のエメラルドプールを見学。透明で深くきれいなエメラルド色でした。
更に車で北に少し移動し、ビスケットベイスン(BiscuitBasin)のサファイヤプール(SapphirePool)を見学。
ちょっと触ってみたい衝動にかられます。
更に車で北に移動し、ミッドウエイ・ガイザー・ベイスン(MidwayGeyserBasin)の
グランド・プリズマティック・スプリング(GrandPrismaticSpring)を見学。
見てください!このグロテスクな間欠泉!
目を伏せたくなるくらい怖くなりました。
全体像(ハガキより)
観光途中、「ここは釣れそう!」というポイントがあったらしく、しばし釣りタイム。
親切な紳士から「餌はこれが良いぞ。」と、言われて、頂いちゃいました。
こんなコミュニュケーションが旅の楽しみでもあります。
更に北上してイエローストーン8の字の交わる部分【⑥ノリス】に来ました。
イエローストーンの中でも一番活動的な温泉域だそうです。
エメラルドスプリング(EmeraldSpring)は酸性で高温のため、明るい緑色をした藻が繁殖しているそうで、今まで見た青や緑とは違っていました。
写真を納め、イエローストーン観光が終わったその瞬間から大粒の雨が降ってきて、
なんともラッキーでした。
雨と同時に車が増えたためか、渋滞にハマッてしまった。
と、思ったら人が出ているではないか。
何かと思えば熊!
雄大な自然をまるごと感じるイエローストーン国立公園&グランドティトン国立公園の旅でした。
カナディアンロッキー①につづく。
アメリカは世界で初めて国立公園制度を発足させた国。
今回は世界初の国立公園として誕生したイエローストーン国立公園の旅となりました。
今回はこの旅に続いてカナダツアーに参加するため、集合場所がカルガリー空港だったので、カルガリー空港からイエローストーンに向けてレンタルカーで出発しました。
出発から20分後、高速道路を走っていたら、小石がフロントガラスにぶつかり、(アメリカではよくある事)ぶつかった部分を中心に上下3ミリづつ「くの字」にひびが入ってしまった。
保険でカバーできても保険料が上がるし、第一、あと30分もすれば
運転席の方まで亀裂が伸張して前が見にくくなるので
ひび割れを止める液を購入しにGSへ向かいました。
GSには売っていなかったのですが、ラッキーな事に道路の向かい側に
車のリペア屋さんがあったのでそちらで購入できました。↓
本当にこんな物で防げるのかしらと半信半疑でしたが
「くの字」の亀裂部分が見えなくなっていました。
燭辰燭痢陦隠気妊侫蹈鵐肇♠薀晃魎垢鬚擦困忘僂爐箸蓮⇒イ譴發痢
菜の花畑と石油の掘削機が続く大平原を3時間ほど運転し、アメリカの入国審査を受け、また5時間ほど運転して宿に泊まりました。
翌日も頑張って2時間ほど運転するとイエローストーン国立公園の看板が見えて来ました。看板が見えてから1時間後にようやく最初の見所に到着しました!
イエローストーン国立公園内の道路は8の字を描くように設けられており
上側の円の西側が①マンモスカントリー、東側が②ルーズベルトカントリー
二つの円が交わる部分の西側が⑥ノリス、東側が③キャニオンカントリー
下側の円の西側が⑤ガイザーカントリー、東側が④レイクカントリーと呼ばれています。
※番号は私達の行程順序
【①マンモスカントリー】
マンモスカントリーで最初に見た物はリバティキャップ(LibertyCap)。
トレイルを進むとテラスマウンテンと呼ばれる地帯が広がっています。
写真はミネルバテラス(MinervaTerrace)↓。
温泉から湧き出た石灰成分により形作つくられたテラスが幾重にも重なっています。8千年をかけてつくられており、常に頂上から温泉が流れ落ちているため、形は変化し続けているという。
車で少し移動し、アッパーテラスマウンテンと呼ばれる地帯へ。
Cupid Spring OrangeSpringMound
AngelTerrace WhiteElephantBackTerrace
日本では、寒い時期に温泉地に行くので”白い煙”=”熱いもの”に感じますが
この真夏に見る温泉はドライアイスの様に見えました。
【②ルーズベルトカントリー】
この辺りは火山岩がむき出しになっていて、滝があります。
ブラックテイル・プラトードライブ(BlacktailPlateauDrive)という道を通ると野生のバッファローに遭遇。
そして火山灰によって化石化した樹木などを見ました。
イエローストーン国立公園は今から20年前に火災に遭い、公園の36%もの土地が焼け野原になったそう。山火事も自然のサイクルのひとつと考えられ、落雷など自然現象によって起きた火事は鎮火も自然に任せる方針でした。
短期的に見るとこの火事によって動植物に壊滅的な打撃を与えたように見えますが焼け焦げた木が肥料となり、この若い木が育ってきている光景を目の当たりにすると、森の世代交代が行われる必要な現象なのだと感じます。
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【③キャニオンカントリー】
ここはイエローストーンの名前の由来となった大峡谷、”Grand Canyon of Yellowstone”があります。
ノースリムのインスピレーションポイントは通行止めの為、
サウスリムのアーティストポイント(ArtistPoint)へ。
見てびっくり。本当に黄色い!
パンフレットやガイドに載っている写真とは違い、肉眼で見るこの黄色には驚きました。
全体像
【④レイクカントリー】
ここまでの道はヘイデンバレー(HaydenValley)と呼ばれる低地が広がっていて
車を止めてしばらく穏やかな時間を過ごしました。
もう少し南下すると、マッドボルケーノ(MadVolcano)と言われる地帯に着きました。
灰色の泥がぼこぼこと沸騰しているところです。
日が落ちてくると動物達が姿を現しました。
夜の8時でこの明るさです。
次の日はイエローストーン国立公園の更に南にあるグランドティトン国立公園へ。
ロッキー山脈の一部で、ティトン山脈と言われる峰々は地震により大地が隆起してできたものだという。50?ほど続く湖の際のティトンパークロードかジャクソンホールハイウエイを通って切り立った山、森、そして大小の湖とが一気に見られる国立公園です。
車窓からの景色。これだけの山々を隆起させる大地の力ははかり知れません。
行きはティトンパークロードを通りました。
パークロードを南下るとすぐに思わず車を止めたくなる景色が目に飛び込んできました。
ジャクソンレイク(JacksonLake)に写るモラン山(Mt.Moran)です。
最高に綺麗~!
続いてジェニーレイク(Jenny Lake)。
4197mのグランドティトン山(GrandTGeton)を筆頭に富士山級の山々が連なっています。
パークロードの終点にはトランスフィギュレーション礼拝堂(Chapel of the Transfiguration)があります。
草原の中に建つ丸太造りの素朴な礼拝堂。
1925年に建てられたもので、中には木の枝で作った十字架があるだけ。
礼拝堂から見える光景は眩しすぎました。
帰りはジャクソンホールハイウェイを北上すると大平原の中に丸太小屋がぽつんと建っていました。地球の中に夫と私しか存在していない感じ。
オクスボーベント(OxbowBend)という展望台に着くと、これはまたはっとする美しい光景。
この光景との別れを惜しみながらグランドティトン国立公園を後にしました。
私が想像する天国ってこんな感じ。
本当に心が穏やかになる美しい景色でした。
グランドティトン国立公園、規模は小さいけれど、私にとって印象深い国立公園となりました。
イエローストーン②へ続きます。