あほねんのブログ

日々の出来事や関心のあることを綴ります。

@magosaki_ukeru 孫崎享氏ツイートまとめ4月4日

2011-04-05 07:28:41 | 災害
孫崎享氏ツイログから転載です

一水会:
一水会は「日本の右翼民族派団体。右翼民族派団体の中でも知名度は高く、新右翼の代表格と言われている」(ウィキペヂア)。多くの人は私と対極にある組織と見る。機関紙「月刊レコンキスタ」は1頁ぶち抜きで私の講演「有事到来。米国はどこまで日本を守るか」を掲載。どんな反響あるのだろう

放射線・食料許容範囲:
omosutakashiのブログ参照。4日朝日「放射線許容量 野菜類(根菜、イモ類は除く)2千ベクレルとした。ではこの基準は国際的にみるとどうか。

コーデックス(CODEX、FAOとWHO共同の合同食品規格委員会。日本の有機JAS規格も基本的にこれに従う)そのCODEX GENERAL STANDARD FOR CONTAMINANTS AND TOXINS(「食品と飼料における汚染物質や毒素に関するCODEX一般基準」33ページにヨウ素131は 幼児一般共に100,それはWHOのRadiationemergencies(放射線緊急事態)の基準書で緊急時は放射性ヨウ素は乳幼児食やミルク100kBq/kg、その他一般1000kBq/kg。
以上omosutakashiのブログ引用。現状どう認識するかだが、日本の現基準値は平時基準を大幅上回るに要留意。

嬉しい話(元、バグダッド生まれ17才ペキニーズの飼い主として):NHKニュース「救助された犬 飼い主と再会」。飼い主は気仙沼市に住む50代の女性で、震災で自宅の一部が壊れ、飼っていた2歳のメスの犬の「バン」も行方が分からなくなってた(今月1日沖合の海で、漂流住宅の屋根の上に犬)

放射線:
たまたまTVテレビ朝日にオン。「9/11後、米国民惨事後必至に通常の生活確保に努力。我々も平常を取り戻すべし。風評にまどわされず、被災地の農産品買って被災民助けよう」の論展開。凄い論。でも国際基準を守り汚染農産物避けるのは非国民、非人道的の印象を与えるキャンペーン。怖い。

4日読売:「汚染水1万トン超、海に放出…やむを得ない措置」「保安院は”危険を回避するためのやむを得ない措置”として了承」「東電は”健康には影響はない”」としている」)これが日本の報道。
では4日ウオール・ストリート・ジャーナルはどう報じているか。「保安院は3月30日発電所から40KM離れた所で採取した水はヨウ素31の放射線レベルは法的に許されるレベルの2倍と言ったことは、この問題のスケールの大きさを示している。これらは汚染は海に行けば拡散するといった政府の確約が嘘であることを示している。
さらに漁村のあるこの地域の漁業が生き残れるかの問題を提示している。」日本の報道機関何故、原子力発電所側の見解だけ書く。WSJ記者(日本人)位の問題意識は持てるだろう。記者がこうした記事を書けず、新聞はこうした記事をのせず、日本のメディアは病んでいる。このこと益々鮮明に。

4日サンケイは「高濃度汚染水流出 海水中で拡散?”魚の影響は小さい”」。水揚」から4080ベクレルの放射性ヨウ素131検出と危険報じながら、「1年中食べ続けるわけではないので直接の影響はない」と石丸隆教授論紹介。「1年中食べ続けるわけない」の論で農産品、水産品安全という

日本政治:4日産経ニュース「無能な味方は敵より恐ろしい」「 危機だからこそ首相退陣」「危機に直面した現状において無能な味方は敵よりもよほど恐ろしい」、まさに正論。しかし、首相退陣して代わりに良い首相が出て来ると思えないところが日本の悲劇。

転載終わり

政府は自然災害である原発事故を9.11事件での米国が犠牲者への補償したことは全く違うことを念頭に入れていると思います。しかし既に今回の事故は度々原発反対派からは想定された範囲の事故であり、人災であるとの意見も多くあります。法律の専門家は政治と相入れません。自民党時代、歴代官房長官には弁護士出身者はいません。非常時には政治が官僚を凌駕しなければ、国民は救済できません。
弁護士出身の谷垣氏が総理になる大連立は危険だと思います。真の党人政治家の出番です。

マスメディアは9.11事件で愛国心を煽った米国と同じ様相となっています。一律愛国心を煽るのは危険な考えです。ここは放射性物質の内部被曝による発癌や遺伝子異常危険リスクが高い40才以下の生殖可能年齢と、それ以外とに区別して保護することも大事でしょう。お年寄りは子供や妊婦に安全な食品を分けてあげる気持ちも必要ではないでしょうか。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿