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ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
第2章。「革命 心と脳を理解する点で」,p.33の,第2パラグラフから。
ビーチャーの観察は,PTSDの患者さんの何処に当てはまるのか? マーク・グリンーンバーグ,ロジャー・ピットマン,スコット・オーレと私は,ベトナム帰還兵8人に,何本かの映画を見ている間に,標準的な痛みのテストを受けてもらえませんか? と訊くことにしたんです。私たちが示した最初の映画の一場面は,オリヴァー・ストーンの,暴力が生で描かれている『プラトーン』でしたが,それが流れている間,ベトナム帰還兵たちが,バケツ一杯の氷入りの水の中に,どれくらい長く右手を入れていられるのか,を測りました。それから,私どもはこの方法を,安心感のある(しかも,長年忘れていた)映画の一場面を見ているときにも繰り返しました。8人のベトナム帰還兵の中で7人が,『プラトーン』を見ている間30%長く氷水に手を浸けていられました。それで私どもが考えたのは,戦争映画を15分見ることによって痛みを感じなくなることは,8グラムのモルフィネを注射されたに等しいということでしたし,それは,心臓発作救命室に受けるモルフィネの処方量でした。
強い感情体験は,命の危機ですから,痛みを感じずに戦う,あるいは,逃げる,という選択を,もともとは身体がしている優れた仕組みだと思います。もともとは救命的です。
しかし,発達トラウマの痛みも,同様なカラクリが働くと,ほぼ致命的です。
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