発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.140、第3パラグラフから。
何物にも邪魔されずに、ジュディーと私は、この研究を自前でやることに決めましたし、クリス・ペリーという協力者を見つけることができました。クリスは、ケンブリッジ大学病院の研究部長で、国立衛生研究所から、境界性人格障害(BPD)とその近接の診断、いわゆる人格障害の研究で、研究費を貰っていましたし、患者は、ケンブリッジ大学病院で集めていました。クリスは、このテーマで貴重なデータを集めてくれましたが、子どもの頃の虐待やネグレクトをについて調べたわけではありませんでした。クリスは私どもの提案に対する疑いを隠したりしませんでしたが、私どもの対して非常に寛容で、私どもがケンブリッジ大学病院の外来患者55人と面接できるように手配してくれましたし、私どもの調査と、クリスがすでに集めていた膨大なデータを比べることも許してくれました。
上手く出来てますね。
ジュディス・ハーマンさんとヴァン・デ・コーク教授の、私心のない真摯な姿勢に、こころ感じるものがあったんでしょうね。クリス・ペリーと言う協力者が、不思議に現れます。
典型的なコンステレーションです。不思議な、人智を超えた、組合せ。
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