エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#信頼の豊かさの展開 と #サディスティックな願い

2024-06-24 07:50:41 | エリクソンの発達臨床心理
「発達トラウマ障害 Enpedia」
は、内閣府情報調査室が情報操作をしているだろうGoogle検索ではなさらず、
MSN検索、あるいは、 Bing検索にて、ご参照ください。
としましたが、1日で、MSN検索、Bing検索にも、内閣府情報調査室が施したであろう、情報操作が入りました。
それだけ、「発達トラウマ障害 Enpedia」の真実が大事。

Childhood and Society 第3章  p.147 ブランクから。

 
 5.超自然
  A. 太陽ダンス



 口の時期の天国と噛む時期に激しく怒る中で,その天国を失うことは,行論の中で明らかにするところですが,もう駄目だという深い実感の元なのかしれませんね。この駄目だという深い実感は,全人類には原罪があるという良心の警告に変化していくものです。ですから,祈りと偉大な魂との和解は,「世間」に対するあまりにも欲深い願い全て断念することですし,…身体はチッポケ,技量はお粗末,自ら苦難を選ぶことを明示しなくてはなりません。
 ダコタとサン・ダンスの暮らしで大事な宗教儀式は,夏の時期に4日間にわたって,2回執り行われますが,その時期は,「バッファローが肥えて,野イチゴが熟れ,草々が伸び,緑に染まる時期でした」。その大事な宗教儀式は,お祭りが始まると,バッファローのスピリットに感謝を捧げ,仲間の絆を示します豊かな儀式が続いて,世界中のどこにでもある,大人になることが認められる典礼が行われます。次に,戦と狩りが来ますが,これらは男の争いを讃えます。男たちは戦功を高らかに数え上げ,女や乙女たちは,自分らの純潔を示すために出向きます。最後は,この人々すべてに,お互いに頼り合う と,人に譲ることと弟のように大事し合うこと を讃えることになりますよ。
 この大事な宗教儀式が最高潮になるのは,その年の大事な時に誓いが成就する中で,自らに課した苦難が完成する時です。大事な宗教儀式の最終日,「第4のダンスに相応しい人たち」が,最高の自己犠牲を,トーテムポールと長い紐で繋げた串で,胸や背中の筋肉を突き通すことで示しました。太陽を真っすぐに見つめて,ゆっくりと後ずさりしながら踊りながら,男たちは,自らの胸の肉を引き裂くことによって,自由を得たものです。そうして,この男たちは,スピリットが一番鋭い者となりました。スピリットが一番鋭い者は,苦難の中で,太陽と バッファローのスピリットと 富と豊かさの神様の 何時も親身な関わりを,確認するんです(訳注:ヌミノース 驚きと感激の中で)。この胸の肉が引き裂かれる 「より大いなるもの(神)の栄光のために 」のお祭りが続きます。もちろん,これは,自分はダメだとする罪責感が贖われ,宇宙がいつでも好意に満ちていることを確信す方法は,数えきれないほどあり,このインディアンのお祭りは,その一つなんです。この儀式をやれば,噛む舞台で,お母さんのおっぱい(訳注: が思うように上手に吸えないこと)に対する激しい怒りをじっくり育てる(ものだが,もちろん,その激しい怒りを長年忘れていた),絶頂の分岐点になります。お母さんのおっぱいを思うように上手に吸えないことに対する激しい怒りがありますと,長いことおっぱいを自由に吸えなくなります。ここで,信頼の豊かさが,将来勇敢な狩人に母親が分け与える,サディスティックな願いを呼び覚ますように,展開します。



 信頼の豊かさサディスティックな願い展開するのは,想定外かもしれません。
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