エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#光りの笑み  #出来たぁ~ #ヴァン・デ・コーク教授の確信

2016-04-26 05:02:54 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
その働きには、深ーい意味があります
  幼い頃の大人との関わりには、一生残る社会的な意味があります。 The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p34のブラ...
 

 

 ヴァン・デ・コーク教授の重病な子どもが、不思議なことに 劇場のセラピーでは、エバッタ人物を演じたといいます。

 ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第20章 Finding your voice : communal rhyhtms and theater「自ふんの声を見つけてね:分かち合うリズムと劇場」p.333の、第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 お次に、ニックは「幸せな日々」のフォンツ役を仰せつかりになりました。女の子たちのあこがれの的になり、観衆をうっとりさせたことは、ニックが回復する際の転換点となりましたね。ニックは、「気分はどう?」などと言う、たくさんなセラピストと一緒の時とは違って、劇場では、従来そうなりつつあった、勉強が出来ない子、過敏な子以上に、一廉の人物らしき人物を、心深く、しかも、身体的に体験することが出来ました集団に対して価値ある貢献が出来たので、ニックは、「自分はできる、出来たぁ」という経験を直感的にできました。ニックがこのように体験的に新しい自分になれたおかげで、今日あるように、創造的で、自分も人も大事にできる人物になれたと、私は確信しています。

 

 

 

 

 これが心理臨床で、子どもがよくなる時の具体的なダイナミクスですね。

 ニックは、光るように笑みをニッコリしたことでしょう。

 

 

 

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