エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#支配の連鎖 と #心からの自由 #陽気で楽しいから関わり始めるスピリット

2019-02-14 05:51:52 | エリクソンの発達臨床心理
 
#セラピストの役割 #母親役 #人生の指針の作り直し #手に取るように判る感性
 現世考 : パンデミック:発達トラウマ障害(DTD)    治療の始まりの目印   毎日が発見の連続。毎日が感謝の連続。  マハトマ、といえば、ガンディですよね。......
 

 

「発達トラウマ障害」Enpedia と 
 発達トラウマ障害を英語で・英訳 ‐ 英和辞典・和英辞典 Weblio辞典

 をご参照ください

 

 「ねばならない」の真面目人間は,河合隼雄先生が言う遊びが少ない大人です。大人気ない大人です。創造的なことはしにくいわけですね。悦んで何かを楽しむことが少ないからですね。なぜなら,創造的なことは、必ず楽しいこと、悦びの中にあるからですね。ですから,陽気で楽しく,笑ってやりましょうよ

 Young Man Luther 『青年ルター』p.219の第3パラグラフから。

 

 

 

 

 

 こんな心の中の支配の連鎖に抗して,ルターは,新しい時空の全体構造に忠実に従って,ルターが繰り返し強調したのは,スピリットでした。そのスピリットは、陽気で楽しいから関わり始めるスピリットです。ルターは言います、「正しいことをしたからと言って,人が正しくなるわけじゃない。やることが正しいのは,本人が正しい場合だけです。quia justus, opera justa ラテン語で『(本人が)正しいから,正しいことができる』 」と。

 

 

 

 

 

 ここはキリスト教の本質に関わるとこです。それが分からない西平直さんもずいぶん悩んだ跡がありますが、チンプンカンプンの「翻訳」に終わってます。キリストの信頼、ピスティスとは無関係な生活をしてるんですから、仕方がありませんね。でも、こういう本を出版してはいけません。

 これは、旧約聖書では「ベリートを切る」,ギリシア語では、διαθηκη ディアセーケー ,ドイツ語でsachlich,ザッハリッヒ,「そのこと自体が陽気で楽しい」ことなんですね。

 微笑んで関わりを始めることになりますでしょ。

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