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[ しょうりょうかん ] / 2005年05月31日
今週の「亡国のイージス2035」は、序盤のストーリーや登場人物が追加されています。人物には、かなり気になる2人が入っていますねぇ。ひとりは謎の少女。そしてもうひとりは何とホ・ヨンファ。劇場版のホ・ヨンファとは同一人物かどうかは不明とのこと。

ところで、何なんでしょ。昨日のブログ。当ブログ史上最長だと思ったら、ほとんどがP氏の笑い声とM越通信・キャンペーンスペシャルじゃないかぁぁぁ。これでコメント数を稼ぐのは邪道です。でもP氏公認なんだから、私もちょっとやってみようっと。
しょうりょうかん「おーい。M越さーん。ちょっと出てきて、割り込み通信してよぉ。話題の超レアもの特製携帯ストラップの写真とか無いですか?」


M越で~す。
またまた急告!《M越通信スペシャル》第2弾!!
しょうりょうかん様、突然すみません。
昨日お伝えした大阪完成披露試写会にブログ読者から5名様ご招待!(わっ、セコくてゴメンナサイ!!(汗))
6月9日、梅田ピカデリーで催される大阪完成披露試写会は昨日お伝した通りマスコミを対象とした試写会ですが、『だいだらぼっち』氏からの強い要望により、いつもブログをご覧頂いてる方の中から抽選で5名様を急遽ご招待させて頂くこととなりました。

応募方法は官製はがきにて
〒530-0003
大阪府大阪市北区堂島1-6-20 堂島アバンザ6F
日本ヘラルド映画(株)
「『亡国のイージス』を大阪で見たいヨ!」係まで
住所・氏名・連絡先(電話番号・メールアドレス)を明記の上、6/6(月)到着分まで受付とさせて頂きます。
※ブログのハンドルネームも明記して下さい。
※当選は当方からのご連絡をもって代えさせて頂きます。詳細はその際にお
知らせ致します。
※もう1度繰り返しますが、締切まで時間がございませんので、ご連絡用として必ず携帯電話の番号とメールアドレスをご記入下さい。
※当選してご来場の際には、会場で必ずキーワードを言って頂きます。キー
ドは前日8日(水)のブログで発表いたします。

またご応募頂いた方から抽選で10名様に「マスコミ用プレスシート」をプレゼントさせて頂きます。

今後も《M越通信スペシャル》にご注目ください!

p.s.掲出している写真は、昨日の《通信》でご紹介いたしました「オリジナル携帯ストラップ」です。


しょうりょうかん「おー。割り込み、ありがとう。素敵じゃないですか。私にもください。私と奥さんとEXILEの6人分と、あと・・・・。えっ?貴重なのでそんなに無い?じゃあ、1個でいいや。」

ということで、禁断のM越通信に手を染めてしまいました。こんな私でもよろしければキャンペーンに参加しますよ(きっぱり)。札幌とか仙台とか涼しいところがいいなぁ。だいだらぼっち氏と抱き合わせでいかが(爆)?



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[ イザヤ・パンダサン/映画ライター ] / 2005年05月30日
「ヒッヒッヒッヒッヒ・・・フッフッフッフッフ・・・クックックックック・・・もう、だめだぁ~アッハッハッハッ・・・だっせぇーキッヒッヒッヒッヒッ・・・」
P氏が朝からずっーとこんな調子。

記者 「何があったんですか?」
P氏 「ケッケッケッケッケッ・・・」
記者 「だから、何が可笑しいんですか?そんなに?」
P氏 「あのなぁ、人間はなぁ、あまりに緊張するとだなぁ、ヒッヒッヒッ・・・」
記者 「・・・」
P氏 「カッカッカッカッカッ・・・」
記者 「・・・」
P氏 「さっさっ真田広之さんがね、ヒゲを生やしてね、クックックックッ・・・」
記者 「真田さんのヒゲがそんなに可笑しいんですか?」
P氏 「めっちゃカッコイイんだよ、これがっカッカッカッカッ・・・」


急告!!《M越通信・キャンペーンスペシャル》
パンダサン様、急に割り込んですみません!
突然ですが、ここで「亡国のイージス」全国キャンペーンの一部が決定いたしましたので、ブログにていち早くお知らせをさせて頂きます。
通常の映画宣伝は、出演俳優の皆様が東京にて全国ネットのテレビ・雑誌等の取材を受ける一方で、大阪・名古屋・札幌・福岡といった大都市をキャンペーンとして訪問いたします。
しかし、この「イージス」チームはこれまでとは違います!
今まであまりキャンペーンでは訪問できなかった地域にもおじゃますることを計画しているのです。
本当の意味での全国キャンペーンです。
あなたの街にも出演俳優のみならず“夜光性ペンギン”や“だいだらぼっち”までもが訪れるかもしれません。(“だいだらぼっち”はイラナイという方も多いと思いますが・・・)
キャンペーンでは地元の新聞・テレビでの取材が主になりますが、可能な限り舞台挨拶つきの試写会を実施してファンの皆様とふれあえる機会を作るべく準備を進めております。しかし、残念ながら地区によっては諸事情の関係で舞台挨拶つき試写会が出来ない場所もあります。かような地区では新聞・テレビ等への露出のみになりますが、少しでも皆様とふれあえれば、と考えております。
既に、大阪・名古屋・札幌・福岡の他に仙台・静岡・広島には「あの俳優」の訪問が決定していますし(正式に決まりましたらお知らせします)、これからも続々とスケジュールが決まりつつあります。
そこで現在決定したキャンペーンをお知らせいたします。

《M越通信・キャンペーンスペシャル》5/29
まずはキャンペーンの先陣を切って
○吉田栄作さん 
 6/4 沖縄
 6/5 福岡
 6/6 大阪
※今回はマスコミ取材のみですので、残念ながら皆様にお目に掛かる機会はございません。

○大阪完成披露試写会 
 6/9 於:梅田ピカデリー
 舞台挨拶:中井貴一さん、阪本順治監督、福井晴敏さん 
 ※残念ながらマスコミ向けの試写会のため、一般の方のご入場はできません。
大阪でのキャンペーン、舞台挨拶つき試写会は後日実施いたします。

現在はまだスケジュールの詳細はお伝えできませんが、各地区の新聞、雑誌、テレビ等の掲出日・放映日は追ってご連絡致します。

★★さらに、お知らせです★★
全国各地のスケジュールは今後、《宣伝部・S田》が計画いたします。
皆様から「私たちの住んでいる○○市にも来て欲しい!」というリクエストを受付いたします。(本ブログコメントでは受付はできません)
官製はがきにて
〒104-8150 東京都中央区銀座5-11-1 
日本ヘラルド映画株式会社 劇場マーケティング部
『「亡国のイージス」お願い! S田さん!!』係まで
住所・氏名を明記の上、6/3(金)の消印まで受付とさせていただきます。
※コメント常連の方はハンドルネームも同時に入れて下さい。(もしかしたら訪問の可能性が高くなるかも?)

ご応募いただいた方から抽選で100名様に「オリジナル携帯ストラップ」(これは取材謝礼用のスペシャルストラップですので一般向けには販売致しません)をプレゼントさせていただきます。
      
重ねて申し上げます。
出来る限り皆様のリクエストに応じる所存でおりますが、スケジュールその他の諸事情によりどうしてもお伺いさせて頂ける場所は限られてくると思いますので、その点を予めどうかご了承ください。
今後も《M越通信キャンペーンスペシャル》にご注目下さい!
以上、突然ですが臨時速報でした。       
       

記者 「だからぁ、真田さんのヒゲがどーしたんですか?」
P氏 「どーしたのは真田さんじゃないよホッホッホッホッホッ・・・」
記者 「・・・」
P氏 「ペンギンだよ、ペンギンっうっふっふっ・・・」
記者 「へっ?水曜担当のペンギンのことですか?」
P氏 「この2日間、某出版社で真田さんの集中取材が行われたわけよクックックッ・・・」
記者 「・・・」
P氏 「で、ペンギンも顔出したんで真田さんにマン・ツー・マンで紹介したわけよケッケッケッ・・・」
記者 「・・・それで?」
P氏 「ペンギンのやつ超・緊張しちゃって何て挨拶したと思うっ?ヒッヒッヒッ・・・」
記者 「?」

再現フイルム
ペンギン 「ハッハッはじめまして・・・エッエッ映画すっすんごくカッチョよかったれす!わたしたち出版部隊も精一杯ガンバッテ頂きます!」
真田 「・・・宜しくお願いします」
ペンギン 「あっーーー!ケッケッ敬語まちがいたれす。すみません、しっ失礼しました!」
真田 (笑顔)
ペンギン (泣)

更なる悲劇がペンギンを襲った。
このあと取材場所移動のためメイクさんや衣装さんなどと皆でエレベーターに乗ったのだが気を使って最後に乗ったペンギンに非情のブザーが鳴り響いた。「ブッブーーー」(笑)
ペンギンの名誉のために<弁解>しておくが、彼女は小柄で細身である。決して『M越です!』のような体型ではないのだが。間が悪いとはこういうことなのか・・・(笑)。

P氏 「つまりだなぁ、ペンギンがちゃんとしゃべれずに噛んだってわけだ・・・言葉をなりわいにしてるくせに、ケッケッケッ・・・『わたしたちも精一杯ガンバッテ頂きます』だぁ~カッカッカッ・・・」
記者 「・・・」
P氏 「クックックックックッ・・・天下の『酔筆』も真田広之のあの黒い瞳に芯から酔っちまったってーわけだな、これがヒッヒッヒッ・・・」
記者 「・・・」
P氏 「うん、うん、家財道具も逃げてくわけだわッハッハッハッハッハッハッハッ・・・」
記者 「・・・」

P氏を見ていてつくづく思うことがある。いつかおたまじゃくし氏が言っていた「他人の気持ちがよくわかること」と「他人の気持ちを思いやること」とは全く別のことなのだ。

7月30日に向けて「イージス」は大丈夫なのか? 今回は、許すなっ!ペンギンっ!

                       イザヤ 拝






                             






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[ だいだらぼっち ] / 2005年05月28日
だいだらぼっちであります。完成披露試写会の話題など、中々盛り上がってきましたね。
公開まで残り2ヶ月あまり。スタッフもここ最近の暑さも相まって汗だくです。
汗だくになると何と言ってもビールが飲みたくなります。小生は生ビール派です。

出雲あきら氏は大のビール好き。特にスーパー○ライが大好きで瓶であろうと生であろう とそれこそ水のようにジャブジャブガブガブ飲みまくるのです。うっとりとした顔で飲ん でいる有様はとても人に見せられたものではございません。しかも氏は痛風を患っており まして、本来ならば麦芽に多く含まれているプリン体の摂取はドクターからも制限されて いるはずなのに「薬を飲んでいるから大丈夫、大丈夫。」といたって呑気に構えております。

それだけであればまだ許せるのですが、自分の嫌いなレバーなどは「痛風によくないから食べてはいけないんですよ。医者に言われているんですよ。」などと言って好き嫌いを通風のせいにしているのです。魚卵やら甲殻類は異常に食べまくる出雲氏。また発作が起こらないように祈ります。

「生ビール」に一番合う食べ物は何ですか?と聞かれたら、小生は迷わず「揚げ物類です。」と答えます。とんかつ、エビフライ、カキフライ、イカフライ、メンチカツ、コロッケ等、揚げ物にも色々ありますが一番ビールと並んだ時に絵になるのは「串かつ」ではないでしょうか。「串かつ」側から観ても自分のベストパートナーはビールでしょう。焼酎も中々いけますが、片手にジョッキ、片手に「串かつ」をもった姿は雄雄しく、人間の本能に近いところでの「さあ!食うぞ!」といった決めのポーズに見えます。
ジュウジュウ音のしている揚げたての「串かつ」を一噛みしてキンキンに冷えたジョッキ に注がれた生ビールを飲む。「ヒャ-!美味い!小生はこのために生まれてきたような気 がする!」となるわけです。

「串かつ」の嬉しさはまだあります。一見しても中身が判らないのです。
高級な「串揚げ」の店では、サービスマンが「蓮根の肉詰めでございます。」とか「豚肉のヒレの部分でございます。」とか「モンゴウイカでございます。味がついておりますのでそのままお召し上がりください。」とかいちいち説明してくれるので中身は最初から判ってしまいます。
「串かつ」は店によって「豚、ねぎ、豚」か「豚、豚、豚」か、或いは「豚、ねぎ、豚、ねぎ」か衣が大きければ大きいほど謎に包まれているのです。
またこの「衣」がポイントです。より大きく見せようと各店は知恵を絞るのです。余りにも衣ばっかりで中身が無い、と言う場合を除いて小生は「衣」大歓迎です。
但し、注意が必要なのもこの「衣」の食べ方です。上手にしっかりと前歯で噛み締めないと衣だけはがれて中身の熱々の「ねぎ」が突然口中に落下して口中大爆発になる可能性が 高いのです。小生もよく口中やけど状態になり「生ビール」の救援活動、消火活動を頼む、といった状況になります。そういう意味でも「串かつ」と「生ビール」はベストパートナーなのです。

「串かつ」のベストパートナーは今述べた通りですが、良き従者となるとここは「ざく切りキャベツ」を推したいと思います。
同じ「豚揚げ物系」では「とんかつ」には「千切りキャベツ」、「かつ丼」では「三つ葉」と「お新香」となりますが、「串揚げ」には「ざく切りキャベツ」だと思います。
「串揚げ」は箸を使用しなくても食べれる、いわば「直接手づかみ系」の食べ物ですので、キャベツも手で掴み、ソースにつけて食べるのが正しいのです。したがって「千切り」ではなく「ざく切り」なのです。
また関西では「串かつ」は「立ち食い系」の食べ物にもあてはまるのですが、ここでの話題は「二度づけ禁止」です。カウンターにソースの入っているお客さん共通の壷や容器があってそこに「串かつ」をつけて食べる作法なので、「二度づけ」すると容器に「唾液」が混入されるので禁止なのです。「一回でちょうどいいソースの量を見極めな」といった見事なルールなのです。美味い「立ち食い串かつ店」では皆が文句も言わずルールに従って、ビールと「串かつ」を楽しんでいるのです。

「亡国のイージス」は「二度づけ」「三度づけ」OKです。何度も何度もご覧頂いて、監督やスタッフが本当に細かいところまで創りこんでいる全てのカットを堪能いただければ これ以上の幸せはありません。最近の劇場は入れ替え制になっていますので残念です。
昔のように、気に入った映画は一日中劇場に居座って、何度も観れたらいいのにとも思い ます。
7/30の初日から「亡国のイージス」を見終わって、ガード下で生ビールを飲み「いやー、いい映画観た後のビールは美味いねー」とか言って「串かつ」を頬張っているお客様が大勢いらっしゃることを心から願っております。
あービールが飲みたくなってきた・・・




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[ おたまじゃくし ] / 2005年05月28日
広島県江田島市、ここに海上自衛隊第1術科学校という艦艇乗組員の教育をする施設があります。そして、同じ敷地には、幹部候補生学校があり幹部海上自衛官は、みなここを巣立って部隊で活躍しているわけです。
幹部候補生学校は、旧海軍兵学校、明治時代に建てられた赤レンガの生徒館や教育参考館、大講堂などが現存している、旧海軍、海上自衛隊の精神的基盤の地なんです。私も1年間、そこで暮らしました。当時の教官たちは、今の私を見るにつけ、教育の無力ということを感じていると思いますが・・・

昨年8月、P氏、真田広之、吉田栄作など数名を案内し、1日ここでの生活を体験してもらいました。
早朝6時、学生舎に響き渡る総員起こしのラッパのラストサウンドとともにいっせいに飛び起きた候補生たちは、わずか1分半ほどの間に、作業服に着替え、ベッドメイキングをしたうえで、グラウンドに整列します。
そして、号令調整、朝早くからひたすら大声で号令をかけます。近所迷惑というなかれ、神々の島・江田島には、早朝の号令調整をうるさいなどと感じる住民は住んでいません。みなさん、旧海軍兵学校時代から、国に殉ずる若者たちを暖かく見守ってくれていたのです。
ひとしきり怒鳴り散らした後は、海上自衛隊第1体操で身体をほぐします。通常ですと体操の後、甲板掃除となります。海上自衛隊は、陸上で掃除をすることも甲板掃除、宿舎を居住区、デッキと呼び、外出することを上陸という、すべてが艦艇を基本とした生活なんです。
で、たまに総員起こし後すぐに「総短艇」という江田島名物が行われることがあります。このときも、研修参加の皆さんのために、事前に教育部長や学生隊長におねがいして、一発、ぶちかましてもらいました。
各分隊ごとに担当のカッターが吊るされているダビッドまで走って行き、カッターを海上に降ろし、沖のブイを一周して帰ってくる競技なんです。起きたとたんこんなことやって、カラダにいいわけない!カラダのためにやるんじゃないんです。精神力を鍛錬するためにやるんです!まっ、真田氏も吉田氏も驚いたというより、目が点、でしたね。
そして、朝食、午前8時の国旗掲揚、課業整列と続きます。部屋に帰ると、赤鬼・青鬼と呼ばれる二人の幹事付という指導官が、ベッドメイキングの悪いベッドをひっくり返しているし、ロッカーを閉め忘れた者は、ロッカーの中身が部屋中に散らかっていたり・・・ ただでも時間がないのに、ますます時間がなくなっちまう・・・ これが、神々の島の朝の風景でした。

さて、天測というのをご存知でしょうか。太陽や星を観測してその角度を計算し、自分の位置を測定する方法です。天測に使える星は、いくつか決まっており、その星を知ることから天測の授業は始まります。天測の教官、いまでは、とってもエライ人なんですが、「みょうこう」の撮影の時、P氏などもたいへんお世話になった方です。
われわれには、星にまつわるギリシャ神話を話してくれました。この人、顔に似合わず、彼女を口説くのに、夜空の星を指差して、神話を解説したそうです。
海上自衛隊では、巡検という夜回りみたいなものがあるんですが、この教官に「アンタレスはどれだ?」と聞かれ、教官を指指し「あんたれす!」と答え、目の玉が飛び出るほど殴られたヤツがいました。私じゃないですよ!この教官、中島みゆきの歌が好きなんですよ。あのNHKの番組の主題歌だったやつ。題名忘れましたが。

私の同期にもおかしなヤツは、たくさんいます。ヘリの搭乗員は、フライトの際、必ずヘルメットをかぶりますが、汗止めのインナーキャップをかぶってから、ヘルメットをかぶるのですが、彼のインナーキャップは、レースがひらひらした女性用のパンティでした。たぶん奥さんの何でしょうけど・・・(ごめんな、勝手に登場させて・・・)
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[ S?A?T?C? ] / 2005年05月27日
完成披露試写会の日、舞台に上がって挨拶をされた俳優さんたち、みなさん格好よかったですね。なんだかんだいって、男のスーツ姿は格好よいと改めて思った次第です。ピシッとしたその背筋から『晴れの日』という空気が伝わってきますよね。残念ながら、私は仕事があって、舞台挨拶を見られなかったのですが、会場内の熱気は外まで伝わってきていました。

新聞報道などでご存知とは思いますが、当日会場には、海幕長をはじめ、防衛庁、自衛隊の方々もいらっしゃっていました。映画と同じ制服で! こりゃまた格好いいんですよ。黒い冬の制服も格好よいけど、夏の白い制服は格別です。制服マニアになりそうです。いや、かなりなっています・・・。『亡国のイージス』が完成し、無事お披露目の日を迎えられたということが、ご協力いただいた防衛庁・自衛隊の方々にとっても、同じように『晴れの日』だったのですね。同じ気持ちで、その日を迎えることができて、うれしい限りです。それにしても、自衛隊の方々、なんでお腹が出ていないんでしょう? みんなスマートなの。そりゃ、白い制服にぽっこりビール腹は似合わないですもんね。

そして、我らがP氏。普段は大抵、糊のきいたパリッとした白シャツに、ジーンズ、白い運動靴(現場を歩いているのに汚れていないのが不思議!)、紺のジャケットといういでたちです。ネクタイはしていません。そんなP氏の『晴れの日』の服装は、紺のスーツに、白いシャツ、赤いネクタイ。普段より凛々しくみえます。カンヌでテレビに映った時にはソフトジーンズに、ラフなジャケットを羽織っていた話題沸騰、人気急上昇(?)のS常務も、濃いグレーのスーツに、白シャツ、紺ネクタイで神妙な面持ち。いつもスーツ姿のM越さんは、紺のスーツに、紺とエンジのレジメン柄のネクタイ。でも、今日はいつもよりちょっと格好いいぞ。肖像権がクリアにならず、写真の掲載ができませんでしたので、みなさん、その姿を想像してくださいね。

今日は、この『亡国のイージス』に関わった人々が、それぞれの思いで迎えた『晴れの日』を、服装という点からご紹介いたしました。「人間、服装じゃないよ、中身だよ」と小汚い身なりの人がよく言いますが、やはり大事なときにはTシャツじゃダメなんだよ!と、思う次第です。


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[ 出雲あきら ] / 2005年05月26日
出雲あきらです。日曜日にカンヌから帰ってきました。私がカンヌに行っている間に、様々な記事が出ましたので、「亡国のイージス」がいかに海外の配給会社の評判がよかったかはご存知だと思います。帰国後の私の仕事は、問い合わせがあった国の配給会社との調整をいよいよ本格化させることです。

今回は、カンヌでの海外販売のセールス現場でどのようなことが行われていたか、少しだけお話します。先日のNTVズームインでもカメラが入っていましたが、マーケットで試写が行われてた場所の側には、各社のセールス用ブースが集まっていて、そこで映画の売り買いが行われているのです。

まずは金額です。昨日の朝日新聞の夕刊に、カンヌでの「亡国のイージス」をはじめとする映画の海外販売に関する特集記事が出ていましたが、その中で、金額のやり取りも書かれていました。まず、相手先がこちらに対して、いくらで売ってくれるのか、金額を聞いてきます(これをアスキング・プライスと言います)。だいたい相手先の国によって、日本映画を買ってくれる金額の目安がありますから、それを参考にし、この映画の規模等を考慮して金額を提示します。これはテクニックですが、相手が腰を抜かすような高額な金額を提示すると、一気に相手は引いてしまいますし、安い金額を提示すると足元を見られ、さらに値切られる可能性がありますので、このアスキング・プライスをいくらで言うかがポイントになります。その後、今度はそのアスキング・プライスを受けて配給会社側が具体的な購入金額を提示することになります(これがオファー金額です)。当然ながら、オファー金額はアスキング・プライスより低い金額できます。少しでも高く売りたい我々と少しでも安く買いたい相手との交渉が始まるのです。1つの国で、複数の配給会社からオファーがあった場合は、当然ながら天秤にかけて、交渉します。ほとんどの配給会社から、カンヌのセールスブースでこのオファー金額の提示を受け、現在はこの二つの金額の差を調整しているという状態です。もちろん、あまりにも安い金額ではお売りできません、という国も出てくるのです。
このオファー金額ですが、このような大きな映画ですと、当然ながらオールライツという劇場公開をはじめとするすべての権利を購入しますが、日本映画を劇場で公開できない(ヒットしない)国は、ビデオと放送の権利だけ購入したいということになります。もちろん、その場合のオファー金額は安くなります。又、このオファー金額はほとんどがMGと言われる最低保証金額になりますが、オファーを提示する際に同時に映画の売上げを双方でどのように分配するか(劇場は50:50など)の提示もされます。これに関しては少し専門的になってしまいますので、割愛させてください。機会があれば、またこの場で説明したいと思います。

 ところで、カンヌでのエピソードです。「亡国のイージス」に関して、我々がまったく予想していなかったギリシャの配給会社がブースを訪ねてきました。先程、だいたい相手先の国によって、日本映画を買ってくれる金額の目安があると言いましたが、その時、ギリシャに関しては目安を持っていなかったのです、というか、日本映画がギリシャで公開されたことなどあるのでしょうか?先方は当然アスキング・プライスを言えとせまってきました。ブースには2名常駐していましたが、応対しない1名があわてて、インターネットでギリシャのことを詳しく調べます。人口は1000万人余りで、東京都より少ない、というメモを応対中の物にそっと渡すと同時に、他のブースに走ります。日本の会社のブースだと我々がギリシャに関する値段の情報を持っていないと知られてしまいますので、今元気な韓国の配給会社のブースに行き、ギリシャへのだいたいの値段を聞きました。と言っても彼らも「ギリシャ?」と最初は首をかしげていましたが・・。再び、だいたいの目安金額のメモを交渉中のテーブルに入れます。そしてドキドキで少し高めのアスキングを言いました。相手は顔色ひとつ変えずに、オファー金額を提示しました。もちろん、その2つの金額には大きな開きがあったことは、いうまでもありません。交渉は、お互い持ち帰っての継続協議となりました。はたして、「亡国のイージス」はギリシャで公開されるのでしょうか?


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[ 夜行性ペンギン ] / 2005年05月25日
 夜行性ペンギンです。M越通信の報告通り、昨夜の完成披露試写会はすごい熱気でした。試写会後は、その興奮も冷めやらぬまま福井さんご一行と飲みに行ってしまい、その二日酔いが冷めやらぬまま、本日はこれから勝地涼さんのインタビューに行って参ります。

 本題です。今日は『モーニング』&『別フレ(別フレViva!)』両誌が主催する映画『亡国のイージス』シークレット・プレミアム試写会の裏話をば。(原作版《いそかぜ》精密フィギュアの画像は5/18の書き込み欄にて掲載しております。ぜひぜひそちらもご覧ください。)

 この企画、なにより当の福井さんが大乗り気。当日のご挨拶にとどまらず、招待客全員に配られる記念品、その場で「○○さんへ」という記名入りでサインをしてお渡しするとのこと。かつ、まだ未確定ですが、福井さんご自身も招待客の皆さんと一緒に試写をご覧になる可能性アリ。座席がうっかり福井さんの隣になった方、肝心の映画に集中できないなんて事になりませんように。

 さて、肝心の告知&募集に関してですが、下記の予定で行われます。
『モーニング』 27号(6月2日発売)・28号(6月9日発売)/『別冊フレンド』7月号(6月13日発売)/『別フレViva!』(6/28発売)
 このイベントの抽選は講談社の懸賞部(各雑誌や本の懸賞抽選を専門に行う部署?)には回さず、両誌の担当氏が直接行うとか。そこで、このブログをのぞいた人だけに、同じ編集者の私が“当選の秘訣”、ひらたく言えば“編集者をだまくらかす方法”をこっそりお教えします。読者プレゼント等の小規模懸賞の場合、担当編集が1枚1枚ハガキを読んで抽選することがママあったりします。かく言う私もよく自分でハガキを読み、「家財道具を持ち逃げしやがった前カレと下の名前が同じだから却下!」てな具合に私情全開で抽選します。…………苦い思い出であります。

~読者プレゼントの応募ハガキの書き方・基本編~
①ハガキの中心で作品への愛を惜しみなく叫ぶ<←大前提>
②ハガキをデコレートする<←古典的だが効果大>
③たくさん送る<←確率の問題だけにあらず>

 ①は、安易っちゃ安易ですが、「愛は感想コメントの長さに比例する」とみなされます。②は、例えばシールを貼る、イラストを描く、蛍光ペンで縁取りをするetc。「そんなベタな」って? でも、やはり目立ちますし、何よりこういうプラスαの手間を、編集者は=「作品への愛の深さ」とか思いがち。単純ですね。③は数撃ちゃ当たるってことよりも、「この人懸賞マニアじゃなくて、心底この懸賞に当たりたいんだ」と印象づけるため。ゆえにハガキの体裁・デザインは統一すべし。

 ……と、ここまでは誰でも「まあそりゃそうだよね」って思うであろう基本編。今回の試写に限らず、他の読者プレゼント等でも活用してください。
 しかし、ここは『イージス』ブログ。こんなありきたりな情報だけでは許されない。
 いざ、大きな声では言えない上級編!!

~『イージス』ファン及びブログ・メイトのための上級編~
※『モーニング』『別フレ』両編集部公認
④氏名ではなくこのブログでのハンドルネームで応募も可!
 つまり、彼らもこのブログ、ちゃんと見てるっていうことですね♪ ただし、当選のご報告及び万が一の場合の連絡(開演時間の変更等)の際に確実にご本人様と連絡がとれるよう、連絡先は携帯電話の番号を書いてほしいとのこと。自宅電話だと、例えばご家族の人に「夜行性ペンギンさんはご在宅ですか?」と聞いても、「うちにはペンギンはおりませんが」というようなことが発生しかねませんからね。

 ――と言っても、「ハンドルネームはチョット……」「書きこみはしてないけど、毎日見てるんだよ~!」というアナタ。実名による応募でも『イージス』ブログ愛好者であることをアピールするもう一つの秘訣が、これ↓ 
⑤極めつけ、このブログを見た人だけのシークレットQ!!
次のシークレットQ(注/雑誌上の応募要綱には無い質問)のマルの中に当てはまる答えを、応募ハガキに付け加えて書いてみてください。
Q/『毎日最新情報を発信! このブログの名物お便りといえば……《○越通信》!!』

 私などは、大画面で観たいし、かつバケツサイズのポップコーンを抱えて観ないと『観た~っ!』という気がしないのでマスコミ試写より劇場派だったりするのですが、今回のような試写はなんだか学祭前の前夜祭っぽくて、これはこれで楽しそう。応募される方、万が一当たってもこれはファン感謝祭ってことで、劇場にも足を運んでね。
 ちなみに、④&⑤の二つの秘訣で確実に当選するという保証はできませんので、その点は何卒ご了承ください。だけど、確かブログ枠(ブチッ)――

※ 以降の書き込みは雑誌公正競争規約に抵触する恐れがあるため削除させて頂きます。(管理人)

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[ しょうりょうかん ] / 2005年05月25日
レッサーパンダが二本足で立とうが歩こうが、どうでもいいのですが、マスコミの大騒ぎを見ていると「日本は平和なんだなあ。」と、つくづく感じます。もちろん、平和であることは素晴らしいし、いい時代に生を受けた幸運を認めないわけではありません。ブラザーフッドなどの戦争映画を観ても、たった数十年前に隣国で起きた出来事とは思えない内容です。さらにこの朝鮮動乱に日本の帝国主義が複雑に関わっていたことは、紛れもない事実でしょう。中井貴一さんが演じるホ・ヨンファが「よく見ろ、日本人。これが戦争だ。」というシーンは、トレーラーで繰り返し見ていたのですが、試写室にはその瞬間、なんともいえない重い空気が流れました。そしてテレビでレッサーパンダが出てくる度に、私の頭にこの名台詞がよぎるのであります。

劇場版の公開日が7月30日に決定したことを受けて、ゲーム版「亡国のイージス2035」の発売予定日が7月21日(木曜日)になりました。ゲームと縁のない方もお友達のゲームファンの方に勧めてくださいね(笑)。

追伸 与古神ヤブローさんお帰りなさい。

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[ イザヤ・パンダサン/映画ライター ] / 2005年05月23日
松山善三監督にお会いした。

昭和23年松竹大船撮影所に助監督として入社。
名匠木下恵介監督に師事し監督助手として木下組を支えた後、主に脚本を担当。そして、昭和36年にご自身のオリジナル脚本による「名もなく貧しく美しく」で監督デビュー。
監督作品は、「典子は、今」、「母」、「虹の橋」など15作品ほど だが、脚本は、「人間の条件」、「恍惚の人」、「人間の証明」 に始まり映画だけで100本は超える。同時に東芝日曜劇場など黄金期のテレビドラマの秀作はこれまた100作を超える。それ故か、ご自身は「私の職業はシナリオライター」と即答される。
そして松山さんは日本映画界の大女優高峰秀子さん(通称デコちゃん)のご主人でもある。

取材を終えてもシナリオライター松山善三さんは我々に色々な「映画の話」をして下さった。
特に、木下恵介監督の「作家は絶えず時代を語らねばならない」という言葉には身の引き締まる思いがした。何度も聞いてるハズなのにあのP氏が固まっている。トンカチで叩けば割れるかも知れない。この人、案外好きな人には弱いのかも(笑)。

松山さん 「P君、いつだったか、高峰が話した黒澤先生の話を覚えていますか?」
P氏 「はい。覚えておりまする」(あんたは武士か?)
松山さん 「先日も高峰と黒澤先生の話になってね」
P氏 「あのお話は、後に高峰さんのエッセイ集に収録されましたので何度も読み返しておりまする」(幕末かい?)
松山さん 「今度の映画でもいい出会いはありましたか?」
P氏 「はい。数々の素敵な出会いがありましたでございました」(笑)

昭和12年。13歳で東宝映画に移った高峰秀子さんは矢つぎばやに12本の映画に出演。その中の1本が山本嘉次郎監督の「綴方教室」で、その山本監督にぴたりと寄りそう助監督が「クロさん」こと黒澤明。そこでの「クロさん」のエピソード。
小学校から帰った長屋の娘役が高峰さん。ちゃぶ台の前で一芝居。その時山本監督から、左手の甲に蚊が止まったと思ってそれをピシャリと叩く・・・というアドリブが投げられた。
13歳といっても天才子役の名を欲しいままにした高峰さん。当然フイルムには映らないサイズなので蚊がいるつもりで手の甲を叩こうと。するとカメラのうしろから「クロさん」が現れて高峰さんの前にアグラをかいた。

「おーい、衣装部さん、黒い絹糸くれないかぁ?」

「クロさん」は大きな体を曲げながら黒い絹糸を器用に結んで「蚊」を作り、その「蚊」をそっと高峰さんの手の甲に置いてニッコリと微笑んだ。

高峰さんはエッセイの中では以下のように結んでいる。
「大きな真白い歯が印象的で、人と人との出会いの瞬間というものがあるならば、たぶん、クロさんとデコちゃんの出会いの瞬間は、あのときだった、と私は思う」(「人間住所録」文藝春秋刊)

日本映画界のみならず「世界のクロサワ」とまでその名を知られた巨匠のとっても素敵な一面を垣間見た気がして、ちょっとばかり嬉しくなった。

「亡国のイージス」の製作に密着取材していて本当に嬉しくなるのは、やはり素晴らしい出会いの瞬間である。
海上自衛隊や航空自衛隊の方々。撮影スタッフに製作委員会である「AEGIS ASSOCIATES」の面々。様々な出版社の担当者や地方ロケを支えて下さった自治体の関係者などなど。
様々な人たちが映画「亡国のイージス」に一致団結、エネルギーの全てを作品に注ぎ込む。しかし、映画が完成すればサッとみんな消えてなくなり、その後二度と顔を合わせないスタッフもいる・・・。
こんなことも上述の高峰さんのエッセイに詳しいのだが、本当に限られた時間の「関係」で、だからこそ素敵な出会いに胸が震える時がある。
そして公開日に本当の意味で映画は「完成」する。

松山さんをお見送りして我々はオークラのロビーでまったりとした。

記者 「映画の出会いは刹那的。だからこそ素敵なんですね?」
P氏 「そうだよなぁ~。あと2ケ月半で『イージス』関係者ともお別れだな」

公開が7月30日に決定。P氏は感傷に浸るかのように窓の向うを見つめていた・・・が、突然、 

P氏 「あーー!今日帰ってくんだS常務!あんなにテレビカメラに映りやがって!真田広之よりも映ってたじゃないか!顔がデカいから余計目立つし、だいたいなぁ、暑苦しいんだよ、あの顔は!朝昼晩、揚げ物ばっかり食べてっから、あんな脂ぎった顔になんだよぉ!せっかくの真田さんの南欧での涼しげな笑顔が不快指数100%で歪んじまったじゃねぇか!」
記者 「・・・」
P氏 「だいたいなぁ、映画なんかやってるとロクな出会いなんかありゃしないんだよぉ。 生まれ変わったら絶対にM越やS常務には出会わないからな。覚えてろっ!」
記者 「・・・」

「亡国のイージス」の公開日は7月30日。果たして僕らは無事その日を迎えられるの だろうか? もう一度、許せ!ペンギンっ!

                         イザヤ 拝


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[ だいだらぼっち ] / 2005年05月22日
だいだらぼっちであります。先週は海外に行っておりましてようやく帰国したばかりであります。
帰国すると先ず食べたくなるのは和食と皆さん仰いますが、小生はそれほどではありません。むこうでもそこそこ食べておりますし、帰りの機内でも食べられますので、所謂和食というものには飢えていないのです。
どちらかというと和食というより日本のスナック菓子です。最近では海外でも「和」ブームで、味さえ気にしなければ大概のものは口に出来ます。ラーメン(特にとんこつラーメン)やカレーライス(特にカツカレー)等はさすがに日本の味が恋しくなりますが、寿司や蕎麦、うどん等はそこそこ何とかなる感じです。しかし海外ではなかなか日本のスナック菓子にはお目にかかりません。小生、「湖池屋のポテトチップス(のり塩)」や「かっぱえびせん」が大の好物なので、帰国したら先ず食べたくなるのがこの2種類です。それに「なとり」の珍味「イカフライ」、「ベビースターラーメン」、そして「カール(チー ズ味)」が加われば大満足、となるわけです。

とりわけ「かっぱえびせん」は日本が生み出した食品の中でも最高傑作の一つではないでしょうか?
日本初のノンフライスナックの座は明治製菓の「カール」に譲るものの(カールは1968年)、その歴史、存在感は他を圧するものがあります。また見ようによっては一種異様な、謎を孕んだスナックであることにもその人気の秘密があるのかも知れません。
その形状はまるで「赤ん坊の指のよう」で色も肌色。赤ん坊の指を口に入れるその感覚が 食べる者をして陶酔の世界に引きずり込むのでしょうか?そしてそっと噛んだ時の「サクッ」、「カリッ」、「サクカリッ」、「カリサクッ」といった感触、音が「やめられないとまらない」の無間地獄に誘うのでしょうか?

ちょっと変態風の文章になってしまったのでここでちょっと気を取り直します。
しかし何故ゆえにあの形にしたのでしょう?全長約5センチ。幅約0.8センチのやや曲がり気味の形状。本当に赤ん坊の指みたいじゃないですか。(まだこだわっている)
あれを口に入れて噛むなんて・・・美味しい・・・

また変態の度合いが上がってきたので気を取り直します。
さて「かっぱえびせん」の「おいしさの秘密」をしっていますか?
①ノンフライ製法
 「かっぱえびせん」は脂で揚げず、焙煎することでサクサクッとした歯ざわりに仕上げます。
 その後、適量の植物脂を吹きかけ、味とのどごしをまろやかにしています。
②天然えび丸ごと使用
 「かっぱえびせん」にはクルマエビ科の「キシエビ」「アカエビ」「サルエビ」と通称甘えびと呼 ばれる「ホッコクアカエビ」の体長8~10cmほどのえびを丸ごと使用しています。
③えびのカルシウム
 「かっぱえびせん」には、えびを丸ごと使用しているので、120mg/100gのカルシウムが 入っています。

ということです。「サルエビ」ってどんなエビなんでしょう?

それからあのCMソングです。「やめられないとまらない。かっぱえびせん」このフレーズ誰でも口ずさむことが出来るでしょう。そうなんです。このCMソングのおかげで「かっぱえびせん」を食べ始めると無くなるまで食べ続けるようになってしまったのです。
また食べ続けてもいいんだと自分を許すようになったのです。しかし本当にやめることが出来ません。外国人は単純なのでこの現象を恐れて「かっぱえびせん」の輸入を制限しているのでしょうか?国を傾けるのは絶世の美人ではなく「かっぱえびせん」だ、という結論に達したのでしょうか?

映画館では「かっぱえびせん」を売っていません。「ポップコーン」と違って「サクサクカリカリ」騒がしく、永久に音が止むことがないからでしょう。「かっぱえびせん」は中毒性のある合法スナックなのです。あああー・・・無間地獄に落ちていく・・・。

「亡国のイージス」この映画もそうです。観始めると一気に最後まで突っ走ります。時のたつのも忘れ、息をすることも忘れ(出雲あきら氏は酸欠になって倒れていました)、エンドクレジットが終わるまで一心に観続けるのです。
そうです。「亡国のイージス」も中毒性のある合法映画なのです。
この映画のキャンペーンを「かっぱえびせん」に学んでみるのはどうでしょう?
この作戦を「かっぱえびせん大作戦」と名づけましょう。
もちろんTVCMは「やめられないとまらない。亡国のイージス!うっふん」です。

またおかしくなってきたので、気を取り直して、また来週。


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