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[ イザヤ・パンダサン/映画ライター ] / 2005年02月28日
初めましてイザヤです。来日して6年目の映画ライターです。
今回、映画会社からの依頼で2年6ヶ月前から映画「亡国のイージス」
密着製作ドキュメントを担当しています。本来公開の直前に紙面にて
記事にする予定でしたが、ブログの開設に伴い一足早くレポート
することになりました。日常会話はほぼ大丈夫なのですが書き文字
にはあまり自信がありません。誤字、脱字そして変なフレーズは
どうかご容赦のほどお願い致しまし。

正直に言いますと今回の依頼には少々戸惑いました。
何故なら私は曲がりなりにも映画ライターです。どの作品も実際に自分
が観た印象をストレートにレポートなり批評なりして来ました。それは
本国イギリスに於いても同様でしたし世界中どこに行ってもどの映画を
観ても変えることの出来ない信念だと思っています。ですから、来日
当初は日本の「映画評論家」を自認する人々が正々堂々と特定の映画の宣伝
(テレビのコマーシャル)で「この映画は死ぬほど泣けます!」と叫んで
いるのを目の当たりにして、「なんだかなぁ、英国ではありえないな・・・」
などと大きな疑問を感じていました。今もそうですが・・・。
そんな訳で「亡国のイージス」の製作ドキュメントなるものを担当してしまったら、
完成した映画を観た後にこの作品をちゃんと批評出来ないのでは?本当は
そう思っていなくても「素晴らしい映画です!」と誉めなくてはいけないのでは?
などととても不安に思いました。しかし、映画会社の執行役員の方から
「好きに書いていいよ、正直にね。批判したって構わないから」と言われて
考えが変わりました。それならこのテーマ、キャスト、製作規模などどれを
とっても日本映画史上に記録され記憶されるやも知れない?大作に密着して
みようと決心した次第です。まぁ、それに条件面が良かったというのも少し
ありますが(笑)。

長い前置きで失礼かましました。
実は現在この文面はLAに向かうJALの機内で打ってます。監督、録音監督、
そしてプロデューサーに同行して4月にハリウッドで行われるダビング(映画製作の
最終過程で、簡単に言えば画と音を合わせて最後に映画を完成させる工程)
の打ち合わせの取材に向かう機内です。「亡国のイージス」は編集、音楽、仕上げ
の作業を海外で行いますのでそれらの細かいレポートは後日掲載させて
頂きます。で、本作の企画立ち上がりから脚本制作、キャスティング、スタッフィング、
そして海上自衛隊との交渉からロケハン、本撮影、そして海外に於ける仕上げまでを
余すとこなくレポートしたいと思います。まず第一回目の今回は2年半前に初めて
経験した脚本の打ち合わせ、いわゆる「ホン打ち」のことを少々。

私が会議室に入った時にはすでに4人の出席者がテーブルに着いていました。
彼らは阪本監督、原作者福井晴敏、脚本家長谷川康夫、そして
プロデューサーの小滝祥平の4人です(ご本人たちの承諾を得て本レポート
では全て敬称略です)。

「なんだか重い雰囲気だなぁ~」と思っていたところ、
最初に口を開いたのは福井でした。

福井「・・・それじゃぁ今回の映画化は無かったつぅことで・・・。」

「えっ?!」2003年9月19日、ドキュメントの幕開けはビックリするほど
暗いシーンから始まりました。

以下次号
                          イザヤ 拝




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[ だいだらぼっち ] / 2005年02月27日
だいだらぼっち です。映画「亡国のイージスでは」◎△□☆を担当しています。

喫茶店で以前気になっていたことがある。何故カフェオレはコーヒーやホットミルクより高いのだろう?コーヒーとミルクをMIXしたものがカフェオレならば、原価から考えれば、コーヒーより安くていいのではないか?(たいていの喫茶店ではコーヒーよりホットミルクの方が安いのである。)フランスの飲み物だからちょっと高級感をだしているだけなんじゃないの?知人に相談したら「それは技術料だよ。うまくコーヒーとミルクを混ぜるのが技なのだよ。」との答え。なるほどそうだよね。手間がかかっているからね。高級店では目の前で両者を同時に注ぐもんね。などと納得した次第である。コーヒーとミルクのお互いの味、香、風味をMIXすることによって得られる味わいがグレードを高めているのである。だから高くてもいいのだろう。(コーヒーはブラックだ。カフェオレなど邪道だ。という人もいらっしゃるだろうが、そこは勘弁して下さい。)

さて「亡国のイージス」である。このキャストの豪華さは何だ?出雲さんの言葉を借りるまでもく、こんな日本映画が成立するのか?カフェオレのコーヒーとミルクどころではない。素晴らしいキャストの皆さんがお互いの味、魅力を、阪本監督のもとで発揮し合ったら大変なことになりますぞ。悶絶しちゃいますぞ。監督の技がこりゃまた決め手なのですぞ。こんなに超A級の素材を得てしまったのだから。
だから監督は大変なんだ。阪本さん。期待してます。

先日パリに行く機会があって、本場のカフェでカフェオレを注文してみた。そうしたらビックリ。コーヒーとホットミルクが別々に登場。自分でMIXするのだという。「最近は自分で味を調節したいという人が多くてね、こうやって出すのが流行だよ。」と渋いパリのウェイターがちょっと寂しそうにウィンクしていた。俺が混ぜるのか?手間は省略か!? 技はどこいった!?
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[ おたまじゃくし ] / 2005年02月26日
 私は、常にその道のプロとしての自覚を持つことが、大切だと考えている。
そういった意味で、最近では、あまり使われなくなった「矜持」という言葉
を胸に、勤務しているしているつもりである。
 今回、「亡国のイージス」の撮影に深く係る機会を得た。この経験は、私
にとって、計り知れない多くのものを与える貴重な経験であった。
 このブログに書き込みを始めるにあたり、次のことを強調しておきたい。

 それは、この映画の関係者、プロデューサー、監督、脚本家、カメラマン
はじめ俳優、その他のスタッフの方々が、まさしくその道の「プロ」であっ
たということである。
 もちろん、映画関係者とのお付き合いは始めてであるが、これらの方々は
その専門技術のみならず、映画(制作)に対する気持ちなどすべてが卓越し
たプロフェッショナリズムの塊であった、と私は断言させていただく。
 意味不明の書き込みと思われる方もあるであろう。この夏、ぜひ公開され
る「亡国のイージス」をご覧いただきたい。
 私と同じように、この映画の関係者の「矜持」というものを理解していた
だけるものと考える。
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[ 出雲あきら ] / 2005年02月24日
 2月18日(金)は日本アカデミー賞授賞式であった。訳あって私はスタッフとして参加し、その日一日を振り返ってみた。今年の日本アカデミー賞は1作品が独占することなく、各作品に賞が分散し、映画賞らしい展開となった。そして、助演男優賞のプレゼンターには昨年「壬生義士伝」で最優秀助演男優賞を受賞した佐藤浩市さんが登場。主演男優賞のプレゼンターには同じく「壬生義士伝」で昨年最優秀を受賞した中井貴一さんが登場。読み上げた最優秀主演男優賞の名前は寺尾聰さんであった。

 ちょっと待てよ。この三人、いずれも「亡国のイージス」に出ているぞ。特に、寺尾さんと中井さんは受賞後、肩を組んで客席に降りていった。この二人、「亡国のイージス」では、確か二人で・・・・・。

 私は確信した。来年の日本アカデミー賞授賞式は、真田広之さんも含めて4人が恐らく受賞され、最優秀を「亡国のイージス」の出演者で争うに違いない。いや、吉田栄作さんだって可能性があるかもしれない。勝地くんだって新人賞とのダブル受賞?、チェ・ミンソちゃん(私は、彼女の大ファンで、もうメロメロです。この件は、また追って書きたいと思っています。)韓国人俳優として初の新人賞受賞か?などと考えていると、まったく眠れなくなってしまった。映画もまだ完成前だというのに、私は気が早すぎるだろうか?
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プロフィール
イザヤ・パンダサン
映画ライター/英国の映画学校卒業後、ヘラルド・トリビューンの芸能担当、夕刊フジ等を経て現在フリー。本作の制作全過程を密着取材。好きな歌手はかぐや姫のパンダさん。かのイザヤ・ベンダサンは母方の叔父である、わけがない。
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夜の演劇ライター。ロケハン先で、風俗通い。
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Sは酒、Cは千鳥足。酔ってつぶやくオンナの本音
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