亡国のイージス Official WebSite こんなにしゃべってイージスBLOG
大ヒット上映中!丸の内ピカデリー1他全国松竹・東急系にて超拡大ロードショー
亡国のイージス Official Web Site
原作者 福井晴敏 Official Web Site
主な執筆陣[カテゴリ]

ブログの作成・編集 ブログの作成・編集
goo
最初はgoo
 おすすめブログ


URLをメールで送信する URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
XML


[ 出雲あきら ] / 2005年03月31日
出雲あきらです。そろそろ桜のシーズンですね。私の家の側にも隠れた桜の名所があります。俗に佃と呼ばれている場所で、隅田川沿いの佃大橋と中央大橋の間です。お花見のシーズンにはもちろん桜の木の下でブルーシートを敷いて宴会をやっていますが、この地区は高級マンションが多くあり、芸能人の方々もお住まいという噂もよく聞く地区なので、どこか上野のあたりの宴会より、高級なものを食べ高級なものを飲んでいるような気がします。ちなみに私の住んでいるマンションはそんな高級なところではありませんが、あの浜美枝さんにとても似た人が住んでいます。どう考えてもご本人だと思うのですが、未確認です。浜さんといえば、何といっても日本人で唯一のボンドガールだった人ですね。1967年の「007は二度死ぬ」でショーン・コネリーの相手役をやられ、アクションシーンも含めて大活躍でした。今回の「亡国のイージス」ではジョンヒ役のチェ・ミンソちゃんがいわば唯一のヒロインということですね。どんな活躍をしてくれるのか私は大注目しています。ちなみに、チェ・ミンソちゃんは今韓国でホラー映画に出演しているという噂です。こちらも楽しみです。
コメントはこちらから ( 1 )
  Trackback ( 0 )
[ 夜行性ペンギン ] / 2005年03月30日
……入手しちゃいましたよ。何をって? 例の、『亡国のイージス』人気№1キャラクターこと“例の彼”のファンブックのゲラを! ファンの皆さん、私だけ一足先に読んじゃってスミマセン。申し訳ないので、せっかくこのブログを覗いてくれたファンの皆さんぐらいには、ちょっとだけ見所を教えちゃおうかと思うんですが……扶桑社さん、いいですか? ――ハイ、特に文句はないようですので、書いちゃいますね。

まず圧巻なのは、映画の劇中カットの多さ! これって発売4月なのに、こんなに見せちゃっていいんですか!? ヘラルドさん! “例の彼”を演じた俳優さんのシーンのみならず、他の俳優さん達の熱演カットも満載。“例の彼”のファンの方も俳優さんのファンの方も純粋に映画ファンの方も原作ファンの方も(以下、長くなるので省略)、とにかくみんなまとめて楽しめることうけあいです。
それから、「アッ」と驚く絵も載ってます。何の絵かって? だから、絵ですよ、あの絵!
これは原作ファンにはたまらない企画かと思われます。どんな絵かは、見てのお楽しみってことで。
 上記以外にも特別企画がてんこもりで、同じ編集者として「よくもここまで」と思わず同情……もとい感心してしまう渾身の1冊。制作に携わった皆さん、本当にお疲れさまでした。合掌。

このファンブック以外にもまだまだ控えている『亡国のイージス』関連本。各出版社、鋭意制作中です! よって本日も徹夜です! 誰か私にビールを!!
コメントはこちらから ( 2 )
  Trackback ( 0 )
[ しょうりょうかん ] / 2005年03月30日
週末、所用で実家に帰っておりました。不惑も何年か過ぎると、両親もシリアスな病気になったり、寝込んだりして大変です。介護って病気の程度が重くなってランクが上がると、公的援助も増えるんですが、自己負担も増えるんですね。知りませんでした。そんなこんなで、今週は何を書こう?? そういえば(突然ですが)、出てきましたねぇ。最終兵器ローレライ=ソフトバンクインベスティメント。北尾さん。あの不遜な面構え。さすがです。5年間の貸し株とは驚きました。いえ、貸し株ということではなく「5年間」の方です。実は貸し株というのは、多くの関係者が「想定済み」の手法でした。株の世界では実に日常的にある手法で、すでに一部を貸し出していたからです。一般に株を借りた人はこれを売り、株価が下がったところで買い戻して儲けます。「ショート」「ロング」と呼ばれる手法を組み合わせるのです。株を借りるにあたっても、「借り賃」が発生します。今回は少なくとも10億円でしょう。SBIは、これを何らかの方法で回収しなければなりません。ただ、5年もあれば、何でもやり放題! とすると、フジテレビの株価は…? SBIの回収方法は…? 考えるだけで、もう恐ろしくて書けません。合掌。
コメントはこちらから ( 0 )
  Trackback ( 0 )
[ イザヤ・パンダサン/映画ライター ] / 2005年03月28日
この日の午後3時15分、プロデユーサー、監督、原作者とともに真田広之は市ヶ谷防衛庁の正門をくぐりました。夏から始まる撮影とその下見や研修のため全面協力を仰ぐ海上自衛隊の親分、古庄幸一海上幕僚長に表敬訪問をするためです。A棟8階の海上幕僚監部にある応接室に我々が通されて間もなく背が高く鋭い眼差しの古庄幸一海幕長が入ってらっしゃいました。
「微笑んでらっしゃるが、怒ったらコワイんだろうな・・・」
それが記者の第一印象です。

一通りの紹介が終わってプロデユーサーが緊張気味に本作の製作意図、製作日程、撮影内容などなど縷々説明している最中、海幕長は瞬きをされずにじっとその説明をお聞きになっていた、というより見つめていました。あまりの眼力に気圧されたのでしょう、プロデユーサーがとうとう視線を逸らせてしまったのを覚えています。あれほど押し出しの強い男がこうも簡単にヤラれてしまう海幕長の眼光の鋭さは、並大抵のモノではありません。生死を乗り越えてきた海の男の年輪というものでしょうか。
監督、原作の福井さんそして日本ヘラルド映画のS常務へと眼光の切っ先は移って行くのですが、S常務などはハナから後に控える秘書官の方を見て話し始めてます(カッコわるっ!)。
で、これまた一通りこちら側の説明が終わったところで海幕長が初めて口を開かれました。

海幕長「ひとつだけ皆さんにお願いがあります。」

一同「?」

ちなみにこの時点で常務は目を閉じてます(笑)。

海幕長「全ての登場人物をリスペクトして頂きたい。」

一同「・・・。」

海幕長「リスペクトの心を持って人間を描いて欲しいのです。」

一同「・・・。」

海幕長「海自隊員に敵対する工作員にも”祖国への想い”があります。」

一同「!」

海幕長「それぞれの想いをリスペクトして映画をつくって頂きたい。」

一同「!!」

海幕長「私からのお願いはそれだけです。」

一同「!!!」

真田広之がじっと海幕長を見つめ返すその眼差しに身震いしたのをよく覚えています。

帰り道、こちら側は皆一様に口が重く、本作の製作に関わるその責務の重大さをズシリと背中に感じてA棟から正門に向う坂道を歩いているように見えました。
こうして映画「亡国のイージス」と海上自衛隊とのコラボはスタートしたのです。

で、正門を出てS常務。

S常務「やはり海幕長は仰ることが違うねぇ。いや~参った!」

一同「?」

S常務「やっぱ、何だねぇ。セリフは敬語を多く使って欲しいってことだな。」

一同「・・・。」

映画も色んな想いでつくられている・・・と実感した瞬間でした。 イザヤ 拝


コメントはこちらから ( 6 )
  Trackback ( 0 )
[ だいだらぼっち ] / 2005年03月27日
だいだらぼっちであります。春ですね。いい季節です。花粉症のかたがたには申し訳ありませんが、小生にとってはこの3月から4月にかけての2週間が1年で最も過ごしやすい時期です。普段歩くのが大嫌いな小生がついふらふらと散歩にでかけてしまうこともあるのです。
先日そんな感じで銀座のある鰻屋にふらふらとはいりました。鰻の薀蓄などもう聞き飽きていらっしゃると思われますので、ここでは省略いたしますがここの店は、注文を受けてから鰻をさばくのでかなりの忍耐力が必要です。だいたい40分位は待たなければなりません。したがって客は一人の場合は本を読んで待っていることが多いわけです。二人以上の場合は会話をしています。十分過ぎる時間があるので、色々なことを語るわけです。隣の客は20代のカップルでした。どうやら映画好き、芸能界好きらしく、小生の興味をひく話題が続いていました。その中で・・・
「ねえ、今度何とかのイージスって映画あるじゃない。面白いの?」
「ぼうこくだろ、ローレライと同じ作者のやつだよ。いいんじゃない。」
「某国ってどこの国なのよ。日本?」(おい違うよ)
「日本だったら日本のイージスっていうんじゃない?某国っていうからにはヤバイとこだよ。イラクみたいな。」(ますます違うよ)
「イラク?ヤバく無いじゃん。北朝鮮じゃないの」(違うけど近くなってきたな)
「そうかも。某国ったら北朝鮮だよな。」(まあいいや)
「じゃイージスって何?」
「知らねえけど人の名前じゃないの?」(おい!)
「犬とか」(おいおい!!)
「それはクィールだろ」(ああー)
おいおい大丈夫かよ。全然違うじゃないか。でもここで声をかけたら確実に変なおやじだな。「おじさん誰?人の話聞いてんじゃねえよ。」なんて言われるのがオチだな。我慢我慢。
「戦争もの?」
「そうだろ。」(ちょっと違うぞ)
「誰がでるんだっけ?結構すごいんでしょ。」(そうそう)
「ほら真田広之とかさ、」(いいぞいいぞ)
「ええ?真田が北朝鮮人やるの?」(もういいや)
「だろう」
という感じの時彼らに鰻が到着した。よかったよかった。
彼らは40分待った鰻を10分で食べ終わり、颯爽と去っていったのである。
小生は何ともいえない不思議な気持ちになり鰻をただただ待っていたのである。話題になっていることは素晴らしい。あとちょっとだね。正確な情報はこれからじっくり発信していけばいい。
鰻はとても美味かった。
コメントはこちらから ( 3 )
  Trackback ( 0 )
[ おたまじゃくし ] / 2005年03月26日
 春は別れと出会いのシーズン、私も昨日から新しい職場に移り、
本来の「仕事」を約3年ぶりにはじめます。
 映画の撮影開始前からお付き合いさせていただいた、すばらしい
スタッフの方々とも、なかなかお会いする機会はなくなると思います
が、今後とも「亡国のイージス」の一員として、このブログはじめ、関
連商品に関わることなどに積極的に関与させていただくつもりです。

 先日、UFOに関する話をしましたが、今回は、旧海軍の英霊の話
をさせてください。
 南九州にあるK航空基地、ここは戦争中特攻隊の基地であり、多
くの若い搭乗員が飛び立ったところです。
 現在、海上自衛隊のP-3C部隊やヘリの搭乗員を養成する部隊
があります。
 戦前、戦争中からの建物がまだ使われており、その建物に昔の搭
乗員の方と思われる英霊がときどき現れるそうです。
 数年前まで、古い建物が他の基地から飛来した隊員の宿舎として
使われていたようですが、夜中に帰ってきた数人の隊員が、玄関前
に整列した坊主頭の白い事業服姿の若者たちを目撃したり、資料室
で勉強している最中に居眠りしていた教官が、いすを蹴飛ばされたり
したこともあるそうです。
 そのほかにも、飛行場エプロンの西端にある土手上に毎日夕方座
って、飛行作業を見ている数人の英霊の方々がいる。などという話も
あります。
 そんな馬鹿な!という話なんですが、非科学的だと否定するだけで
なく、戦争のこと、国を守るために亡くなった多くの方々のことを考える
きっかけにしたいですよね。
 映画の撮影に協力した海上自衛官たちも、普段は、ただのオヤジ、
いまどきの若造ですが、一朝有事に際しては、きっとすべてを投げ出
して国を守ろうという気概を持っているのでしょうね。
コメントはこちらから ( 4 )
  Trackback ( 0 )
[ S?A?T?C? ] / 2005年03月25日
 先日、公開より一足早くハリウッド版「Shall we Dance?」を観てきました。役所広司さんの演じた主人公に最近日本のCMでひっぱりだこのリチャード・ギア、草刈民代さんの演じたダンス教室の素敵な先生は世界一のヒップの持ち主といわれる(!?)ジェニファー・ロペスと聞けば、キャストに不足はなしです。
 ただ、周防正行監督の原作「Shall weダンス?」が大好きなだけに、あの純和風なストーリーがどうやったらアメリカ人のストーリーとしてなじむんだ?と、そこはかとない不安があったことも事実。期待と不安が入り交じる複雑な心境で試写に足を運んだのですが、これが期待を裏切らない。いつもは結構シーンとしている試写室も、笑い声があちこちで響いていました。ほろっと涙するシーンもあって、1時間46分はあっという間。日本映画が、ちゃ~んとハリウッド映画に変身していましたよぉ。終わってからは、頭の中に「Shall we Dance?」の音符が渦を巻き、道を歩きながらくるくる踊りたくなっちゃって、鼻歌交じりの私はなんだかとっても楽しい気分に。
 周防監督のオリジナル「Shall weダンス?」をもう一度観たくなったなあ。ユル・ブリンナーが楽しそうに踊っていた「王様と私」のシーンも思い出されて・・・。
 今週末は、周防監督の「Shall weダンス?」と「王様と私」のDVDを借りて、もう一度、観てみようっと。

 新しい作品ができることでどんどん世界が広がるだけじゃなく、そこからまた過去にもさかのぼれたりして、映画って楽しいなあって、改めて思った一日。

 今年の夏「亡国のイージス」を観た後、私はどんな行動をとるのだろう? 真田さんの台詞から、「ラストサムライ」のなかの姿を彷彿とさせるものが思い浮かんだり、寺尾さんの姿を観て「半落ち」をもう一度観たくなったりするんだろうか? さすがに、道を歩いていてくるくる踊りたくなっちゃうってことはないだろうけど、映画館を後にしたときの、自分の行動や気持ちがどう動くのか、いまからとても楽しみにそのときを待っている。 


コメントはこちらから ( 1 )
  Trackback ( 0 )
[ 出雲あきら ] / 2005年03月24日
出雲あきらです。今、香港にいます。24日まで香港映画祭が開催されており、同時に香港國際影視展(Hong Kong Internatinal Film & TV
Market)も開かれています。業界でいうマーケットというもので、映画を海外に販売する場合、このようなマーケットでブース展示を行って、海外の配給会社に映画を販売するのです。ブースではポスターを掲示し、映画の予告編映像を見せてセールスします。時には、小さな映画館で配給会社の購入担当者(バイヤーさんですね)だけを集めて試写をする場合もあります。
このような映画のマーケットで有名なのはカンヌ映画祭やAFMというロサンゼルスで行われるアメリカン・フィルム・マーケットなどがあります。今回、香港で行われているマーケットでは、アジア各国のバイヤーさんを中心に、ヨーロッパやアメリカのバイヤーさんも多く来られていました。やはり、韓国映画は大変元気で、大きなブースを出展し、アジア各国のバイヤーさんはそのブース群がっている光景はちょっと異様でした。
もちろん、「亡国のイージス」も日本の電通ブースにポスターが貼られ販売されていましたよ。夏休み公開なのに、このようにブースで販売されているのは、かなり早いタイミングだと思います。やはり、大作ならではだからでしょう。
コメントはこちらから ( 0 )
  Trackback ( 0 )
[ 夜行性ペンギン ] / 2005年03月23日
以前隣の編集部にいて、今は出版社『M』で活躍されてる先輩に突然呼び出されました。

某月某日。渋谷・宮益坂付近の、昔ながらの喫茶店にて。
私「いけませんわ先輩、私には妻も子供も…」
先輩「いねーだろ。で、用事ってのは、ちょっと仕事の相談なんだけど」
私「はあ……」
先輩「お前さあ、今、福井先生と仕事してるだろ」
 私「はあ……」
先輩「実は、『亡国のイージス』絡みで出したい企画本があって」
 私「はあ……」
先輩「××××××を本にして出したいと…」
   私「はああぁ!?」

この話、実は、福井さんもまだご存知ありません。
その企画を実現するには、まず上司に企画を通すという通常の関門はもちろん、他にも他社と交渉しなきゃならない版権等の問題があったりするので、そのへんをクリアして実行可能な状況を確立してから、あらためて福井さんを始めとする関係者の方々に企画の提案をしたいとのこと。(でないと、皆さんにご迷惑がかかっちゃいますからね。)私を呼び出したのも、たまたま後輩が『イージス』関連の仕事をしていると聞いたので、関連本の出版状況を聞きつつ純粋に「どう思う?」と意見が聞いてみたかっただけらしい。ゆえに私も口止めされていて、福井さんにお話ししていない次第です。

そんなわけで詳細を話せないのは残念ですが、私個人的にはぜひとも実現してほしい企画本だと思いました。もう既に、一部に熱烈に待っているファンが存在する事が判明している本ですから。
……言えないけど……言えないけど……ヒントは、私の駄文の中にチラホラと……!!

上記2つの関門を無事突破して、福井さんのところに一日も早くこの企画の話がもたらされますよう、他社の人間ながらこっそり祈っております。
 そしてもしその本の出版が決定されたあかつきには、『亡国のイージス』出版局足軽兵の名に恥じぬよう、どこよりも早くこのブログで発表することをお約束します!


追伸:
前回のコメントに寄せられた質問へのお返事です。
 →「のりさん」へ。
“例のあの人”は……そうです! “彼”です! ファンブック、楽しみですね。
 →「リクルート」さんへ。
スミマセン、私はK談社の人間ではないのでなんとも……。ただ、『イージス』をもう一
度読んでみてください。自衛隊と出版社という違いはあれど、そこに描かれている人間の姿――組織の中で生きる者の葛藤、理想と現実、けれど失ってはならない姿勢等々――には、どんな環境で生きている人間にも、等しく考えさせられるところがあります。
たくさんの登場人物達は皆、それぞれ自分なりの形で、自分の果たすべき務めを全うしようとしていますが、あなたはどの人物のどういう姿に感銘を受けましたか? ズバリそれが、あなたが「なるべき人材」でしょう。特定企業の望むように着飾るのではなく、ね。  
2年生なら自分と向き合う時間はまだいっぱいあります。頑張ってください。
コメントはこちらから ( 4 )
  Trackback ( 0 )
[ しょうりょうかん ] / 2005年03月23日
みなさま、連休はいかがお過ごしだったのでしょうか?東京は週末から久しぶりに見る大渋滞の連続でした。ゲーム版の宣伝会議が銀座の日本ヘラルドであったのですが、普段は30分ぐらいの距離なのに、一時間タクシーに乗ってもまだ中間地点。車から降りて地下鉄に乗り換えようとしたところで、「もう終了するから、来なくていいです。」(涙)
関係者の皆様、この場をお借りして謝ります。対不起。

さて、本日はテレビゲームの制作についてです。一口に言っても、様々なジャンルと規模のゲームが存在します。PCでは、ウィンドウズでもマックでも立ち上がるハイブリッドディスクが存在します。が、テレビゲームでは、ハードメーカーの思想の差が大きく、基本的に各々の機種ごとに独自のメディア(記憶媒体)、フォーマットが存在します。ゲームをする人から見れば、当たり前に思えるこの違い。全世界ベースでも映画市場よりも巨大なテレビゲーム市場に競争原理を生じ、活力が生み出されるのと同時に、ソフトメーカーに対して政治的囲い込みと大きな人件費になって跳ね返ってくるのです。S・E社のFという超有名ゲームの場合、かかる制作コストは約40億円です。この大部分が人件費で占められているのは言うまでもありません。150名超が18ヶ月から24ヶ月をかけています。そのために毎年出そうとすると奇数チームと偶数チームができてしまうわけです。総コストを一本あたりの粗利で割ると、その損益分岐点は100万本以上(!)。なんとハイリスクなビジネスでしょう。しかし、このシリーズは日本で300万本、米国で200万本、欧州で150万本が見込めるので、十二分に採算が取れるわけです。
一般的に日本国内の映画や音楽作品はなかなか国の壁を超えられません。それはやはり肌の色や言葉の違いによるところが大きいと思われます。ゲームはアニメ同様に、デフォルメされたどこの国の人かよくわからないキャラクターを設定しています。せりふの吹き替えも実写より自然に感じます。だからどの国の人にも受け入れられるのです。このことに気がついた企画不足気味のハリウッドが、日本を含むアジアの作品をリメイクして大ヒットを連発しているのは良くご存知のこととでしょう。
「亡国のイージス」のハリウッド版は果たして「あり」なのでしょうか?打倒!沈黙の戦艦(笑)。もう13年も前の映画なんですね。トミー・リー・ジョーンズは素晴らしい。中井貴一さんも素晴らしい。
コメントはこちらから ( 6 )
  Trackback ( 0 )
« 前ページ   
最新のコメント
Unknown<br>/編集者・M越?
あこ/編集者・M越?
ラブ・イージス/渋谷の密会。
シァン/渋谷の密会。
投稿コメントでちゃってイージス?/日本アカデミー賞雑感
書込み可能になってますけど。/日本アカデミー賞雑感
える/初めまして。
み2号/感謝祭レポ&重要なお知らせ
まゆき/感謝祭レポ&重要なお知らせ
メグ/感謝祭レポ&重要なお知らせ




2005年3月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
前月 翌月
過去の記事
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
2005年02月
最新の投稿
感謝祭レポ&重要なお知らせ
お待たせしました!!
☆★期間限定BBS★☆ その2 !?
★☆ 期間限定BBSです。!? ☆★
シャンパーニュで乾杯、そして別れ
感謝!感謝!
出航前夜に
私とP氏とだいだらぼっち
お楽しみはこれからだっ!!
Thank you for your everything !
プロフィール
イザヤ・パンダサン
映画ライター/英国の映画学校卒業後、ヘラルド・トリビューンの芸能担当、夕刊フジ等を経て現在フリー。本作の制作全過程を密着取材。好きな歌手はかぐや姫のパンダさん。かのイザヤ・ベンダサンは母方の叔父である、わけがない。
しょうりょうかん
EXILE好き。
夜行性ペンギン
アラビア語は読めても地図が読めない女編集
出雲あきら
夜の演劇ライター。ロケハン先で、風俗通い。
S?A?T?C?
Sは酒、Cは千鳥足。酔ってつぶやくオンナの本音
おたまじゃくし
釣って捌けるパイロット
だいだらぼっち
夜の巨人