だいだらぼっちであります。今回は子供から大人まで何故か気になるあるメニューについて書かせてください。
日本人はエビが好きである。(甲殻類まったくだめという人、ごめんなさい)なんたって世界で1番食用エビを消費しているのは日本人である。しかも圧倒的らしい。エビといっても、クルマエビ、イセエビ、タイショウエビ、アマエビ、ボタンエビ、芝エビ、シロエビ、ブラックタイガー等様々な種類のエビが食用として日本人の胃袋に入っているのである。また、食べ方にしても、てんぷら、フライ、鬼殻焼き、おどり等これまた数え切れないほどの調理法がある。こんなにエビを愛してる日本人が、最も好きな料理とはなんだろうか?
それは「エビフライ」である。
そうであると断言できる。「お前に何がわかる?だいたい貴様は断定的過ぎるんだよ!俺は素材を大事にしたいから絶対におどりだ!フライは邪道だ!ぶっ殺してやる!!」と脅されても、拷問にかけられても小生は意見を変えない。「エビフライ」である。
子供のころ晩御飯のおかず、何が嬉しかったですか?
お母さん若しくはお父さん若しくはおばあさんが、お勝手から大皿を持ってきて、「今日は○○○よ」と言われる瞬間を思い出してください。毎日高価な献立を用意するわけにはいかなかった時代、親が自信をもって出せる一品、間違いなく子供が「わーい。わーい。今日は○○○だ!」と喜んでくれる一品、それが「ステーキ」(あるいはビフテキ)、「すきやき」、そして「エビフライ」だったのです!!
「ステーキ」、「すきやき」この2つはお分かりでしょう。当時最も高価な食材「牛肉」しかもその中でも高級感あふれる料理。その中に混じって「エビフライ」。食材は「エビ」。どうです。凄いでしょう。(手前でそういってるだけじゃねえか)これが「今日はさばの味噌煮よ」では「わーい」とはならない。「カレーよ」でも「わーい」とはなるが、「わーい。わーい」とはならない。「野菜炒めよ」になると「えぇー」となるわけである。大人になっても「エビフライ」は気になる。結構いいレストランでメニューを見ていても「エビフライ」がやっぱり気になる。「えーと、どうしようかな。鱈のプロヴァンス風にしようかな。子羊の岩塩包み焼きにしようかな」などと選びつつ、やっぱり「有頭エビフライ」が気になる。「じゃあコンソメスープとグリーンサラダ、それと舌平目のムニエル」と注文したところで、隣のやつが「俺、エビフライ」といわれると結構悔しい。かなり悔しい。「ああいいね。エビフライあったのか。じゃ、おれもそれ。」と素直に言えればどんなにいいかと思いながらムニエルを食べている客が多いと聞く。(ホントか)
子供のころから気になるといえば、戦闘機、戦艦、戦車の類。男の子に限るのかもしれないが、誰でも1度はプラモデルで戦艦大和にチャレンジしたことがあるのではないか?(プラモデルはちょっと古いか? それならゲームで海戦ものをやったことがあるのでは?)戦艦と自衛艦は意味合いが異なるが、あの勇姿には必ず憧れを抱いたことがあるのではないか?これは大人になってからも続くもので、ニュース等で自衛艦が映ると知らず知らず「かっこいい」と目を留めている自分に気づく。とにかく大きくて、かっこいいもの。これが今回の映画にはふんだんに登場するのである。
日本人は島国のせいなのだろうか?巨大なものが大好きである。それも世界一であれば大大大好きで、もう大変なことになってしまうくらい好きである。古くは仁徳天皇稜。奈良の大仏。最近では東京タワー。そして戦艦大和。
しかし映画の世界ではどうしてもハリウッドに規模で負けてしまっているのが現状である。そこでこの「亡国のイージス」。この映画はハリウッド映画に対抗できる作品を製作しよう、邦画でもここまでやるぞという志をもったある意味アホな連中がよってたかって作り上げようとしている現代の仁徳天皇稜である。
乞うご期待。「エビフライ」とは関係ねえじゃん。(謝)
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