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素晴らしき茜空の会

主に特撮番組の感想文。ブログタイトルは仮面ライダーキバに登場する「素晴らしき青空の会」より。

仮面ライダーエグゼイド 第19話 「Fantasyは突然に!?」

2017-02-19 23:30:00 | 仮面ライダーエグゼイ...
自らがゲーム病感染者であることを知ってしまった永夢だが、「消滅」という最悪の事態は避けられ、ゲーム病を発症しただけで倒れてしまう。しかしなぜかバグスターが現れず。意識を取り戻した永夢だが、その性格は“ゲーマーM”に変わっていた。新たなレベルのバグスターが出現すると、エグゼイドに変身。ゲーム感覚で戦いを楽しんでいた。いったい永夢に何が起こったのか!?


飛彩が永夢のガシャットを奪い走り去り、いざ変身!・・・というところでCMに入ったんですが、
CM中に夫が「永夢のガシャット、ゲーム病のウィルスが入ってるんじゃね?」などと言い出し、
「うわぁそれに間違いないよ!そのガシャット使ったら、飛彩、感染して闇落ちしちゃうぞ!?」
と震えてました。全然違った。

いや、スーファミのカセットとかだと、プレイデータを記録できる、つまりアクセス可能なわけじゃん?
だから、ソフトに記録されてるデータを変異させることも可能では!?とか思って。
ガシャットはどういうシステムなんだろう、いまはROMが主流なんですかね。
プレステみたいに本体(ゲーマードライバー)にプレイデータを記憶するシステムかなぁ。

はっ! 貴利矢のゲーマードライバーには貴利矢のプレイデータが保存されてるのか!?

さてさて本編。
「タドルファンタジーとは、主人公の魔王が勇者を倒して世界を征服するゲーム」
という説明からして、魔王おとなげないぜ!って感じではありましたが、
飛彩。最強すぎ。最強すぎっしょ。最高です。

やっぱね、味方が最強っていうの、大好き。見てて気持ちいい。
ファンタジーといえば剣と魔法の世界ですが、
タドルクエストは剣がメインで、タドルファンタジーは魔法ですね。いいね。

自分がゲーム病と知り、消えた「エム」
単純に「研修医:永夢」の人格が消えただけかと思ったけど、なんかちょっと違う。

「知るかよ患者のことなんて。それはドクターであるお前の仕事だろ?」

医者としての自覚皆無のご様子。
しかし、ゲーマー人格であるMも「俺がやってるのはゲームじゃない、患者のオペだ!」14話
と言ってたんですよね。ドクターとしての自覚はあるはず。

つまり、今回発現してるのは「ゲーマーMの人格」ではなく「ゲーム病を発症する以前の永夢」である。
なんなんでしょうねこの現象は。

過度のストレスによってバグスターウィルスに飲み込まれ、消滅するのを防ぐために。
永夢の体を「守る」ために、永夢とMの二人を、いったん本体から「隔離」した?
誰が? それが可能なのは「バグスター自身」ではないのか?
感染者の姿形を奪い取り、完全なる存在へと進化するのが目的のバグスターが、感染者の体を守っている?

一方。
「Mがゲームの天才だったのが、ゲーム病の影響だったとしたらさ」
というニコちゃんの発言。

私も前に思いましたそれ。
ただ、ゲームの世界大会で2連覇した後のゲーム病発症だから、
ゲーム病の影響でゲームの天才になってるとするならば、感染は少なくとも1年以上前?
(ここで感染源=ワンダースワン説が再浮上w)

だとすると、リセットされた永夢がゲーム病発症直前状態なのが、辻褄あわないような。
「感染時」ではなく「発症時」のセーブデータが残されてて、今回ロードされたってことか?
いや、なんでセーブデータ残してあるんだよ。

凍結されてたのが本来の「永夢」で、現在を生きてる二人の「永夢」と「M」がバグスターなのか。
「18歳の永夢」がなりたいと夢見ていた、「医者としての自分」と「ゲーマーとしての自分」

さておき。
「格上相手にどう攻略するかが、ゲームの醍醐味だろ?」

っていう発現は、ゲーマーらしくていいよなって思いました。

もしもこの状態でWマイティを発動したらどうなるのかなぁとか、
楽しみにしてたんですが、使いませんでしたね。残念。
おそらく2体にはなれなかったんじゃないかな?

そして、隔離されてた(?)永夢とMも、飛彩の生き様に感化されてしれっと帰ってきました。
そんなに簡単に(でもないだろうけど)帰ってきて大丈夫な話なの?
シャットダウンされてるかと思ったけど、外界の話は聞こえてたんだな〜とか。

飛彩。

「患者の問診は俺がする」「え!?飛彩が!」

いや、できるよね?
外科医だって、問診くらいするよね?
術前の説明とか、術後の回診とかするよ? 手術だけして終わりじゃないよ?

「研修医にできて、俺にできないことはない」

という理屈(?)で、ゲーム音痴だった飛彩がいままでガン無視してきたアイテムを今回初めて活用です。
ごめん、私は前回の感想で「飛彩はもっと年上設定のが良かったんじゃね?」と書きましたが
この、お互い影響しあって進化する展開は、やはり同年代ならではだった。

「舞台に立つことを望んでいるのは、ほかでもなく、あなた自身でしょう。
 務まるかどうか、そんなことを気にするのは、あなたの意志が弱いからです」

「ストレスとどう向き合うか、あなた自身の問題です」

患者に対して正しいけれど厳しい正論を吐いていた飛彩。

「俺は世界で一番のドクターだ!
 何者にも乗っ取られず、使命を成し遂げる意志の強さ
 それこそが人の命を預かる、選ばれたドクターの証だ!」


それを体現してみせる強さ。凄まじい。
今回ので、私、完全に飛彩推しに転向しました。

生身でLv.30ガットン、Lv.10ゲンムにダメージ与えるとか、すごい。
そして。タドルクエストを使う黎斗に、

「それは俺のメスだ、返してもらおう」

とかな。素晴らしい。もう超絶かっこいい!
あと、余裕ぶってタドルクエスト出しちゃった黎斗の、
もうその裏目裏目に出まくりな人生が不憫すぎる。頑張れ。敵だけど。

いや考えてみたらデータ集めのため、バグスターの戦闘相手であるライダー達の存在が必要なわけで、
前回、勢いだけでエグゼイド(最後のライダー)を消去しちゃったのは短絡的すぎたよね社長(笑)
完璧な支配者を気取っておきながら、意外と短絡的な黎斗が大好きです。

「だが無駄だ。そのガシャットはLv.50
 Lv.5までしか到達していない君に扱える代物じゃない」


今後、どういう影響が出てくるんだろうか。
おそらく飛彩ならばゲームに飲み込まれたりはしないと思うんだけど、
体に物理的な負担がかかってるみたいだからなぁ。

最後、ガシャットと永夢に返したのは、ドクターとしての永夢を信頼してる証なんだろうけれど
(こうしてみると、飛彩→大我というアクセスはまったくないので
 大我のことはまったく信頼してないんだなと(苦笑))
いつ暴走するか知れない永夢にメスを渡すなんて、医者の飛彩にはあり得ない決断だと思うのだが。

これは、レベル差があってもアイテムの活用等で状況を逆転できることを教えてくれた
ゲーム医療分野での先輩・永夢に敬意を払った、ということで良いのか。良いのか?

大我。
物陰から覗き見する二人、というのが次第にお約束の展開となりつつありますが。

「大病院のお坊ちゃんが、むちゃしやがって・・・」

という表情からは、飛彩に無茶をさせてしまった責任感みたいなものを感じるし。
一方で。

「大我はMをどうしたいわけ?」
「何度も言わせるな、あいつからガシャットをいただくだけだ」
「いただいたら?そのあとは?」
「全てのバグスターは、俺がぶっ潰す」


大我はやっぱり、エグゼイドを「ぶっ潰す」対象にしてるんだよな。
大我にとっては「エグゼイド=バグスター」? その根拠はどこから?

そして。パラド。

元に戻った永夢を見て「おかえり、永夢」と。
字幕ONだからこそわかる、普段は「M」と呼んでいるパラドが
今回は「永夢」と呼んでる違和感。意味わかんないけど不穏!

さてガシャットの現況整理
来週は飛彩がタドル→ドラゴナイトハンターフル装備って展開ですね。
01:マイティアクションX(永夢→飛彩→永夢)
02:タドルクエスト(黎斗→飛彩)
03:バンバンシューティング(黎斗)
04:爆走バイク(永夢)
05:シャカリキスポーツ(永夢)
06:ゲキトツロボッツ(永夢)
07:ドレミファビート(黎斗)
08:ジェットコンバット(黎斗)
09;ギリギリチャンバラ(黎斗が愛用中)
10:ドラゴナイトハンターZ(黎斗→飛彩)

そして新しく判明した、黎斗のバグスターコレクション。
適当に発動させてたわけじゃなく、2周目に入ってたんですね。
01:ソルティー(12話)
02:アランブラ(14話)
03:リボル(16話)
04:モータス(18話)
06:ガットン(19話)

残り5体。シャカスポバグスターが楽しみです。

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仮面ライダーエグゼイド 第18話「暴かれしtruth!」

2017-02-15 09:00:00 | 仮面ライダーエグゼイ...
永夢が適合手術も受けずにエグゼイドに変身できた自分の身体に疑問を抱き始めた。真実を教えて欲しいと迫られる飛彩だが、永夢がゲーム病に冒されていることなど言えるはずもない。黎斗が幻夢コーポレーション社員の作をゲーム病に感染させた。通報を受けた永夢と大我は作のもとに駆けつけるが、すべては黎斗が仕掛けたワナで・・・。


なんかもうOPがないのが通常運行みたいになってきましたね。
映画の宣伝が本格化したら、またOP復活するかな?

さて本編。黎斗回。

作さんにバグスターウィルスを感染させ、煽りまくる黎斗。

「その体でゲームを作ることはできない。
 いや、どうせ作ったところで、クズみたいなゲームだろうな!」


うわぁ、そんなに他人が勝手にガシャット作ったのが嫌だったんですか!?
とドン引きしていたら、ストレスmaxにしてバグスターを具現化させるためだった。
・・・しかし、変異したウィルスであれば、感染と同時に具現化することも可能だったわけで
やっぱり、いびり倒したかったんじゃないかな疑惑が強い。生き生きとしてたし。

「ゲームマスターにさからうな!
 宝生永夢も小星作も、勝手にガシャットを生み出した。
 ガシャットは私が考えた! 私にしか作れないものだ!」


「君たちバグスターだってそうだ。
 私の計画を実現させるための駒にすぎないんだよ」


「ゲームマスターの私こそが、神だ!」

一人で語りまくる黎斗。とても楽しそうである。見ている方もとても楽しいです。

「一般市民がライダーに変身し、生き残りをかけた死闘を繰り広げる、
 究極のサバイバルゲームがな!」


というセリフに龍騎TVスペシャル版、高見沢さんの
「人間はみんなライダーなんだよ」を思い出しました。

しかし。そんな黎斗を見るパラドの目つきの冷ややかさ。こちらも大変素晴らしい。温度差。

「ゲームのルールに従って、競い合って勝敗を決める。
 それが、バグスターの生き様だからな!」


バグスターの流儀。バグスターの美学。
そんな彼から見ると、黎斗の態度は
「負けそうになったら電源切ればいいんだよ」と笑う子供のようなもので。
パラドはそんな黎斗に対し、怒りや反発ではなく単純に「白けた」という感じに見えます。
なんていうか、透き通ったような、色を失って存在の透明度が増したように見える。

永夢をゲームから追放しようとする黎斗の態度にとうとう愛想を尽かし
レベル差があるにも関わらず、本気でオーバーキル級の攻撃を乱発するパラド。
いやぁ本気のパラド強いね! こんなのが敵だったのかよと唖然とするレベル。

ゲームフィールド内では容赦なく攻撃するけれど、変身が解除されたら追撃はしない。
だってルールを守って楽しく遊ぶのがバグスターの流儀だから、と言いたげな笑顔が良いよな。

そんなパラドに対し、あくまでゲームマスターとして優位を取りたい黎斗は
永夢を消滅させるという手段に出るのだった。卑怯! 卑怯だが黎斗はそこがいい!

次回予告の帯に「エムが消える」とあったんですが、見た感じ、消えたのは「永夢」だよね?
「エム」と表記することで、「永夢」「M」のいずれかを明言しない作戦か。これはわからんな。

ところで。黎斗はゾンビだからオーバーキル級の攻撃を何度くらっても死なないんですよね。
すでに死んでいるものを、もう殺すことはできない。

でもさ、ダメージは受けてるんですよ。怪我してるし、痛みや苦しみもあるんじゃないのか?
普通なら死ぬほどのダメージを何度も受けて、それでも決して死なないというのは
無敵だけど恐ろしい恐怖じゃないですか? そう考えると黎斗の生き様は鬼気迫る。

あと黎斗の作った新しいガシャット。タドルファンタジー。
あれってスロットが2つ必要ですよね?
バグヴァイザーにはスロットが1つしかないのに、どうするつもりだったんだ。
あれはベルトいらないのかな? パラドがつけてるのは単なるホルダー?
見てる感覚としては、Lv.5から上は普通の人間には使いこなせないイメージあるんだけど、
Lv.50とか使えるのか? 人間の皆さん。

飛彩。

「あいつはこのCRのドクターだ、この仕事に誇りを持ってる。
 なのに自分がゲーム病だと知って、極度のストレスを感じたら、どうなる!?」


12話で、ゲーム医療についての永夢の腕を認めていた飛彩だけに、
仕事に賭ける永夢の情熱やプライドを理解し、守ろうとしてくれてる。優しい。

「患者の事情に関心のない飛彩さんには任せたくありません」
「事情など知るか!俺はただ、目の前の患者を助けたいだけだ」


おまえ、こんなに事情を慮ってくれる相手に対してその言い方はないだろ!?
もういいよ、飛彩。さっさとストレス与えてバグスター呼び出そうぜ?と言いたい。
だがしかし、病気の進行が進んでいない時点であればそれも有効だったんだろうが
ここまで進行していると、もはや、いつ破裂してもおかしくない風船状態なんだな。ぐぬぬ。

永夢は、飛彩に認められてるってことを自覚してるんだけど、
なんかその好意をすんなり受け入れられないっていうか、根底の部分で反発してる感じがあるよな。

うーん、これは個人の感想なんだけど、飛彩のキャラって30歳前後が妥当だったんじゃないか?
いや、飛彩自身も海外で経験と実績をつんでるわけで、その点では30歳前後に相応すると思うんだけど、
なんかな、例えば飛彩がもっと年上で、研修医の意見なんて鼻先で一蹴しちゃう勢いの圧倒的存在だったとしたら、
たとえそれが正解だったとしても「でも言うこと聞きたくないから」っていうだけの理由で
むやみに反発するのも納得できるかなぁとか思ったり。個人の感想ですが。

だってさぁ、30代の天才外科医とか、ときめくじゃん? 大人の色気ですよ。
今は患者に対してシビアな態度とってるけど、自分も若い頃は永夢みたいに患者に深入りして
痛い目にあったりとか、日々の仕事に追われて妥協してるところもあったりとか、
永夢を見てて、その若い時代の眩しさとか苛立ちとか、そういうのを目の当たりに見せつけられたりとか、
学生時代に失った恋人に未だ心を縛られてるとか。ときめくじゃん?

っていう、ifの妄想が止まらなくなりましたが、
瀬戸利樹さんに不満があるわけじゃないです(汗をかきつつのフォロー)
まぁ、飛彩は第2の主人公という設定だから。彼自身も成長途上でないと話が成立しないわけだし、
他のメンバー(大我、黎斗、貴利矢)もアラサーなので、せめて飛彩くらいは永夢と同年代キャラじゃないとな。

「ガシャットさえあれば・・・あいつのゲーム病を治療できるというのに」

本人に知られないように切除するのは至難の技だと思います。
「エグゼイドをゲンムに近づけるな」と大我は釘を刺してきますが、
でもほかにゲンムの相手できる人がいなくね?っていう手詰まり感。
そんな状態なのに、永夢がガシャットを机の上に放置して休日を楽しんでる隙に
没収しちゃおうぜ!っていう展開にならないのが、彼らの偉いところである。

突然ですが。ここでガシャットの現況整理(Lv.5以下)
01:マイティアクションX(永夢)
02:タドルクエスト → タドルファンタジー(黎斗によりバージョンアップ完了)
03:バンバンシューティング(黎斗によるバージョンアップ作業中)
04:爆走バイク(永夢)
05:シャカリキスポーツ(永夢)
06:ゲキトツロボッツ(永夢)
07:ドレミファビート(黎斗)
08:ジェットコンバット(大我→黎斗)
09;ギリギリチャンバラ(黎斗が愛用中)
10:ドラゴナイトハンターZ(大我→黎斗)
追加:ジュージューバーガー(黎斗)

大我。
永夢に対して何かを企んでいる雰囲気あったんですけど、
永夢の秘密をバラそうとする黎斗を見て、本気の形相で走ってたのでびっくりしました。
本当はいい人?

もー、私は過去記事読むと恥ずかしいレベルで深読みしすぎてるので
大我もああ見えて、永夢を助けたいと普通に思ってるのかもしれんなと今更。
そもそもパラド、バグスターだったよね。
もっと特別な存在かと思ってたけど、そんなこたぁなかった。てへ。

ゲンムの新しい社長。誰だろうね。
黎斗のパパ・・・じゃないよね? だったら作さんも知ってるだろうしなぁ。

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仮面ライダーエグゼイド 第17話「規格外のBURGSTER?」

2017-02-05 15:00:00 | 仮面ライダーエグゼイ...
ハンバーガーが大好物のバガモンバグスターが出現。永夢がエグゼイドに変身し攻撃を加えると、ゲーム病患者の作が突然ストレスで苦しみ始める。作は幻夢コーポレーションの開発部社員であった。ジュージューバーガーというゲームを開発中に感染し、バガモンが分離したという。そのバガモンを我が子のように可愛がる作。バガモンも悪いバグスターではないらしいが・・・。


12話のクリスマスに引き続き、ギャグ回・・・ではないけれど、まぁ和み回。
ただ12話の後半が凄惨な展開だったので、笑いながらも油断はできなかったし、
結果的に、バガモンが消されたことで「うわぁ・・・」な感じにはなったけど。

「バグスターに肩入れするとは・・・君の身体がそうさせたか」
と黎斗は言うけれど。それは違う、
作さんとバガモン見てたら、二人で静かに暮らさせてあげたいという気持ちにならないか?
むしろ、肩入れできない黎斗の方が、人間の心から離れているんじゃないのか?
・・・まぁ、ゾンビなんですけどね。考えてみたらお前の方がバグスター寄りだろ。

意外だったのが、バガモンを倒した黎斗に対するパラドの拒否反応。
グラファイトが倒れたときも、とくに何の感情も見せなかったパラドが
ここへきて、黎斗にあからさまな反発を見せます。ぼちぼち仲間割れの頃かな?

黎斗一人ではまだ永夢のWマイティと渡り合えないと思うんですが、
仮面ライダークロニクルが、そろそろ完成するんだろうか。
というか、黎斗がそろそろ爆発しそうな感じで、45話くらいでこの勢いならアリなんだけど、
次は18話? この時点で爆発しちゃうと、途中退場ルートではないかと寂しくなる。持ちこたえてくれ。

バガモンはこのままキュビちゃん(byゴースト)の立ち位置に収まるのかなと思ったら
今回限りのキャラでございました。まぁ確かにな。わりとリアリティーを追求して作られてるので
バグスターと共存するとか、ちょっとイメージつかないですよね。残念だけど。

レベル4。ジュージューバーガーのエグゼイド。ローラースケートが超格好よかったですね。
また活躍して欲しい。ガシャット没収されちゃったけど。
ゲンムのシャカスポもまた見たい。ゴーストの最終話、残しておけばよかったなぁ。

あと。大我とニコちゃんはもう完璧にアレっていうか、
仁王立ちニコちゃんが監督みたいな感じになってましたね。
「つかむな」じゃない、つかまれるなよ大我。和む。

大我とニコちゃんが二人でやってた、ピースの指を二回曲げる仕草。
あれは「”」(ダブルクォーテーション:強調)のボディーランゲージと見てよろしいか。
本来は一人が両手でやるんだけど、二人でやるとか、どんだけ仲良しなんだよっつー。

飛彩。
ギャグ回にあっても変わらず、「バグスターは俺が切除する」という方針です。安定の飛彩。

気になったのは、攻撃に移る寸前のパラドの、手首の柔軟運動みたいな動き。
あれって、エグゼイドのクセと同じだよね。今回初めて気づいた。

乱戦時のBGM。黎斗(岩永徹也さん)が「父が歌います」とツイっていましたが
貴水博之さんですね。これは嬉しい。

アイテム「高速化」がお気に入りなパラド、
前回、前々回とエグゼイド側をベースに、パラドを目にも留まらぬ速さで動かしていたんですが、
今回はパラドをベースに、エグゼイドとスナイプをスローモーションで動かす演出で格好よかったです。
クロックアップだよな。

次回予告は急展開の予感です。まぁ毎回急展開な予感だけども。
それとアレだね。春映画の予告の貴利矢。まったく見るつもりなんてなかったのに



「超スーパーヒーロー大戦で、自分、復活するんで」

この予告は卑怯だな〜(相好を崩しながら)
今回はどんだけジーパンの裾まくってるんでしょうか。

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仮面ライダーエグゼイド 第16話「打倒MのParadox」

2017-01-29 22:00:00 | 仮面ライダーエグゼイ...
永夢に宿っているバグスターを本人が気付く前に分離しなければ・・・そんな飛彩と大我の狙いを知る由もない永夢は、2人の攻撃は自分がゲーム病のニコのストレスになっているからではないか、と考える。再びブレイブの攻撃を受けるエグゼイドだったが、突如現れたリボルバグスターがエグゼイドを守る。


「パラドクス」という単語から連想したんですけれど。
いや、パラドックスという本来の意味とは全然違うんでアレなんですが。
バグスターであるパラドの中身が「天才ゲーマーM」で
「研修医・宝生永夢」の正体がバグスター、だったりしませんか?

6年前、Mがニコちゃんに投げたセリフ。
「楽しかったよ。また遊ぼう」
現在、永夢のガシャットを回収しようとする黎斗を制したあとのパラドのセリフ。
「M、次は俺と遊ぼう」

そう考えると、パラドの言動全てが、6年前の「天才ゲーマーM」の姿にダブるんですよね。

「おいおい、俺がお前に手を貸してやってる理由を忘れたのか?
 仮面ライダークロニクル、プレイヤーとして最高にエキサイティングなゲームを楽しむ」

「俺の楽しみを邪魔するやつは容赦しない。たとえ、お前でも」

ただ、「パラド=M」だとすると、永夢のことを「M」と呼ぶのはおかしいんだよな。

「お前とガチでやりあえる時を、楽しみにしてるぜ」

もしかすると、全国大会で2連覇し、向かうところ敵なしと言われた天才ゲーマーMが
より強い敵を探し、「この世界で一番強い人間(=自分)とガチで戦う」ことを望んだら、
それこそ「打倒MのParadox」なのでは・・・?
(とか言ってみたけど、Wikipedia先生によるとパラドックスの意味はそうじゃないらしい)

さてさて。今回は何よりニコちゃんですよ。
登場当時「うわ、なんか変なの出てきたなぁ。ちょっと邪魔じゃない?」とか思ってました。実は。
でも大我とのコンビネーションが最高だし、単なるゲストで終わって欲しくない!と思うにいたり、
今後も続投のようで拍手喝采しております。ありがとう!

とうとうニコちゃんの正体が明らかになりまして、
しかも、永夢自身がちゃんと記憶してたっていうのが、なんかすごく安心した。
6年前の事件以前については、正確な記憶を持っていないんじゃ?とか思ってたので。

んで。ニコちゃんの願いは、彼女が登場時から繰り返し連呼してたことだった。
「願い」だな。今回のライダーは「ストレス」がキーワードになっているけれど、
それは「願い」の裏返しなんだな、とか、思いました。

エグゼイドの攻撃がリボルにまったく効かなかったことも、
乱戦になるやリボルが「戦局が掴めない」と混乱するのも、
ニコちゃんの「願い」を理解した上で見ると、なるほど納得。
13話でバグスターが「天才外科医」を探していた理由が14話で判明するとか、
前半でヒントが出されているのに気づかず、後半の回答を聞いて納得するパターンばかりです。楽しい。

しかし。どんだけ強くても、ゲーム上「味方」という設定であれば
ダメージにならないっていうのは、ゲーム的で面白いなぁと。
そんなわけで今回のリボル、愚直なまでにエグゼイドを守っていて、超可愛かったです。

ところでニコちゃんが仮面ライダーに変身したいと駄々をこねたとき、
いけるよ、今なら仮面ライダーに変身できるよ!とか思ったんですが。あらためて考えてみると無理?
適合者たちは、バグスターウィルスの抗体が出来上がってるから変身できるのであって、
ゲーム病≠適合者、ですよね。永夢が例外なだけであって。

むしろ、体内にバグスターウィルスが存在することでゲーマードライバーのセーフティー機能が発動せず、
通常時ではエラーが出て中止された動作が実行された結果、バグスターウィルスが大量に侵入して
病状悪化とか下手すれば消滅とか、そういう展開もあり得た・・・?

「これはただのゲームじゃない。俺たちは遊びでやってるんじゃねーんだよ!
 俺もあいつもひとつしかない命はって、必死で戦ってるんだ」

初期の頃、みんなから「花家大我はゲーマードライバーの魅力に取り憑かれた」とか言われていましたが
やっぱりそうじゃないんだなっていうことが明らかになる発言です。
しかしその直後に

「エグゼイド、ついてこい、こないだの勝負の続きだ」

とか言ってて。ひとつしかない命を簡単にはってんじゃねーよ!って話ですが、
直後だけに、言葉の重みが半端ない。
大我はさ、一連の事件の黒幕の黎斗ではなく、永夢に執着してるよね。
「言われなくても、バグスターは俺が倒す」というセリフは、永夢に向けての言葉だし、
永夢を敵視してるんだよな。うーん。

黎斗。
前回ラスト、そういやパラドはMのガシャット回収しなくて良いの?とか思ってたら、
帰宅早々、黎斗に怒られてた。やっぱり。

でもパラドは黎斗の命令なんかまったく聞く気がなくて、
黎斗はそんなパラドに「勝手にしろ」と言い放ちながら、机の上の書類を派手になぎはらう。
もうね、完全に自分の苛立ちをコントロールできなくなってる。

黎斗は自分が思ってるほど、器が大きくない印象だなぁ。
ゲームマスターを自称しつつも、ジニス様(ジュウオウジャー)ほど部下に寛容ではないっていう。
いやジニス様は例外的に寛容すぎるので比較になりませんけども。

とにかく。パラドの行動が13話以降、黎斗の制御範囲を逸脱していて、
キャパオーバーのギリ手前な感じがね。頑張って社長!って応援したい。※敵です。

飛彩。ひたすら物語の本質部分を忘れない男。ありがとう。
永夢のバグスター切除手術のことを一番に考えてて、「あ!切除!そうですよねゲーム病は切除ですよね!」ってなった。
でも永夢にストレスを与えたくないので告知できない(それが大我の策略っぽいんだけど)
だから明確な理由も言えないまま永夢に斬りかかる。

そして、今回に限っては永夢を攻撃することがニコちゃんの治療の最短ルートだったりして
さすが飛彩先生わかってたんですね!みたいな感じで永夢はキラキラしてるし、
そうじゃないけどそうじゃないとは言えないし・・・とかやってるうちに
黎斗にガシャットを全て回収されてしまい、ゲーム医療に介入できなくなっちゃうっていう
なんかもう歯がゆい感じが、たまりませんね!

そういえば以前の飛彩は患者にストレスをかけてでも、
バグスターを引きずり出してたのに。変わったよね。

ところで。片手に飛彩のガシャット二つを持って、片手で永夢を締め上げながらガシャットを要求するゲンムに、
「これ以上ガシャット持ちきれないじゃん!」と余計な心配をしてました。だってかさばるからさぁガシャット。

その他名場面。もうとにかく大我&ニコちゃんがほぼ全て名場面。

・「お前の入院先はここじゃないだろ」という、大我の殺し文句。
・大我を見下ろして文句言うために、わざわざベッドの上に仁王立ちするニコちゃん。
・レベル1のスナイプがくるりと反転してレベル2になるシーン。
  スナイプとか全然推しじゃないんだけど、なんかとにかく格好いいよな!ぐぬぬ。
・レベル5フル装備はかなり制御難しいはずなんですけど、使いこなしてる大我すごいし、
  何気に重圧に耐えてるような息遣いがたまらん。がんばってる!!!
・負けん気だけで、モップ一本でゲンムに殴りかかるニコちゃん。さすがは天才ゲーマーの勝負魂。

・「大我!そんなやつに負けんな!」「バカヤロウ! お前に言われなくても、負けねぇよ」
 大我の返しに萌え死ぬわ!

そして最後の二人のセリフ。

「なんか言えよ」
「・・・はぁ?」
「ほらっ!」
「・・・お、覚えとけ!お前のガシャットは、いずれ俺がいただく!」
「覚えとけ!私の主治医がお前をぶっ倒すから!」

推しを「主治医」と称するのはネット上のエグゼイドファン発信だと思うんですが
それが公式に拾われたっぽい。なんかもうニヤニヤが止まらないよねこの二人。

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仮面ライダーエグゼイド 第15話「新たなchallenger現る!」

2017-01-22 21:30:00 | 仮面ライダーエグゼイ...
大我から黙ってゲーマドライバーを持ち出し永夢に戦いを挑んできたニコがゲーム病を発症、バグスターが分離した。永夢、飛彩、大我はそろってライダーに変身。しかしエグゼイドの攻撃だけ、なぜかまったく効かない。大我と飛彩は、黎斗から「永夢が世界初のバグスターウイルス感染患者である」ことを確認。永夢に対し意外な行動に出るが・・・。


登場人物が永夢の真実に迫る+OPのない始まり→また誰かが消えるのか!?
と、冷や汗が止まらない15話です。
Lv.3エグゼイドがパラドの猛攻をくらったときは、ゲージがゼロになるんじゃないかと思ったんですが
どうやら瀕死ダメージを負うと変身解除されるんですね。セーフティー機能?

貴利矢はそれがないまま消えましたが、
確かゾンビガシャットに「他ライダーの変身解除を禁止する」みたいな機能が
あるとか何とか見かけた気がするので、そのせいかと。ソースが見つからないけど。

パラドって、パラドックス(paradox:矛盾)から命名されてたんですね。

さて。今まで妙な推論をこねくりまわしていたのが恥ずかしくなるくらいに
いろいろと明るみになってまいりました。

「宝生永夢は、世界で初めてバグスターウィルスに感染したゲーム病患者だ」
「初めて・・・5年前のゼロディよりも前か!?」
「6年前、彼はあるドクターの実験台になった。
 ネクストゲノム研究所所長、財前美智彦。
 宝生永夢にバグスターウィルスを投与し、未知の生命体バグスターを生み出そうとした男だ。
 しかし実験は失敗し、彼らはウィルスに感染して消滅。
 宝生永夢は救出され、元の生活を送るようになった。実験の事実を知らないままで・・・」
「レーザーの口を封じたわりにはおしゃべりだな」
「彼はバグスターウィルスを根絶する手段を解明しようとしていたからだ。
 そんな愚かな考えを持つものは、だれであろうと追放する」

黎斗が驚くほどペラペラとしゃべってくれてビックリですが、さておき。
このあたりは、劇場版で明かされた過去ですね。
劇場版を見ていない人にも優しい説明だし、ちゃんと本編とリンクしていて嬉しい。

「夢を、見たんです。よくは覚えてないんですけど、多分16年前に自分が手術を受けた夢を。
 そのとき、このままじゃダメだって。ゲームを封印して必死に勉強するようになったんです」

そのとき「封印」したのはゲームなのか。
ゲームにうつつを抜かしていた人間「宝生永夢」ではないのか?
なんかもう完全に、「天才ゲーマーM」が本来の姿で、「研修医宝生永夢」が後付け人格って流れですよね。
永夢が何かに足をぶつけてしょっちゅう転んでいるのも
人間になってまだ日が浅い証拠なのかもしれない。笑えない。

あ。日向先生とかワンダースワンとか、ゲーム病の感染源だと疑ってましたけどごめんなさい。
たぶん無実ですよね?

永夢が戦闘後に激しい頭痛に襲われるのは、
普通に戦うだけでも神経使うと思うのに、分身して戦うとか
脳がオーバーヒート状態で頭痛起こしてるんだと思ってましたが。

今回はLv.3戦闘後も頭痛起こしてたからなぁ。ゲーム病の症状?
6年間は均衡を保ってきた病状ですが、ここへきてガシャットの乱用でバランスを崩したか。
そしたらどうなるの? 研修医宝生永夢が体を乗っ取るの? 
まぁ、それもそれで悪くはないんじゃねーの?などと思ったり(ダメです)

ニコちゃん。
絶対怪しいと思ってたのに、ガチで普通の人間でした。
「おまえをぶっ倒す!」「M、私とゲームで勝負しろ!」とか
なんつうか、女子高生らしい世間知らずで向こう見ずなまっすぐさが眩しい。

しかし「私の正体聞くだけ聞いて、今さらそれってずるくない?」ということは、
「天才ゲーマーの追っかけ」以上の「正体」があるはず。

そして。普通の人間がゲーマードライバーを使うと、起動しないんですね。
起動するとバグスターウィルスが流入してゲーム病に罹ってしまうので
これまたセーフティ機能なんでしょう。使用者の安全を考慮した高性能システムだな。

大我。

「エグゼイドは、俺がやるしかない」

やるって何をだ。
大我には、まだ見えない行動理由があるな。
黎斗の粛清対象にならないということは、彼はガシャットを集めて活用するアテがあるのか。

はしごをのぼってきた永夢を上から「チョロいな」と蹴倒して落とすとか
悪党ですなぁ悪党ですなぁ。

そして、女子高生のお泊まりセットを保管していたり、
女子高生にベルトとガシャットを持ち逃げされたりと、
第三者(ポッピー)に「大我なにやってんの!?」と言われて仕方ない状況です。いいぞ(キラキラした目で)

ところで。今回の「鎖で吊るされるリボルバグスター」を見て
ブレイド39話ラストから40話冒頭まで吊り下げられていた睦月くんを思い出しました。

あと、パラドがギターを鳴らしたときのエフェクト。トドロキさんっぽいなと。

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