La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

かぼちゃの濃いスープ/ ヴルーテ—Velouté de Potimarron

2021-10-30 20:00:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回はかぼちゃを使ってヴルーテを作ります。ピューレ状の濃いスープ
になります。

今回私が使っているのは、ポティマロンPotimarron という西洋かぼちゃですが、日本のかぼちゃでもいいですし、お好きなかぼちゃを使ってください。



【材料】
かぼちゃ 1個
玉ねぎ 大1個、小なら2個位
にんにく 1片
バター 大さじ 2位
(オリーブオイルでも可)
コンソメ、ブイヨンキューブ 1個
(粉末なら小さじ1〜2)
塩 小さじ1位
胡椒 適宜


★飾り、トッピング用
(お好みで)

パセリなどのハーブ 
1人あたり刻んで大さじ1/2〜1
クレーム・フレッシュや生クリーム
1人分 大さじ1〜2
クルトン 適宜
ポーチドエッグ 1人あたり1個

【作り方】
①かぼちゃは洗って半分に切り種を取り小さめに切ります。



②玉ねぎにんにくはスライスします。


③中火か弱中火に熱した鍋に、バターまたはオリーブオイルを入れ、にんにく、玉ねぎをシュエ(汗をかくという意味で水分が出るまで炒める)します。飴色にする必要はないです。


④ ③にかぼちゃを入れ炒め、全体に馴染んだら具が被るくらいに熱湯を入れます。半分くらい牛乳にしたり、生クリームを入れてもいいです。(30〜50cc程度が目安)



⑤ 塩胡椒、コンソメやブイヨンのキューブ(粉末のものも◯)を入れ、茹でます。


 だんだんアクが出てくるので掬い取ります。かぼちゃが崩れやすくなるまで煮ます。


⑦ハンドブレンダーで鍋ごとかぼちゃを潰します。(ミキサーでもいいです)漉し器で手で裏漉しもできます。




⑧味を見て薄ければ塩を足し、水分量も少なければ足し、そのままもしくは更に温めて盛り付けます。


⑨トッピングにクレーム・フレッシュ(サワークリーム)や生クリーム、パセリなどのハーブ、クルトン、ポーチドエッグなど、お好みのものを乗せて出来上がり☆






★自家製クルトンの作り方

★ドライハーブの作り方

★ポーチドエッグの作り方



ヴルーテとは、仔牛や鶏のフォンや、魚のフュメをルウでつないだソースをさす場合と、肉、魚、野菜などをコンソメで煮て漉し、卵黄、クリーム、バターなどを加えたポタージュ(スープ)を指す場合があり、こちらはポタージュの方です。



かぼちゃを皮ごと使うので、作るのも楽な上に栄養も豊富です。
切るのが硬すぎて大変ならかぼちゃを丸ごとレンジに2〜3分かけるとやや切りやすくなりますよ。


動画でわかりやすく☆


それではまた。

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