La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

ブーケガルニの作り方/ 定番とパック詰め、2パターン紹介

2021-06-16 17:43:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは

今回は、ブーケ・ガルニ/ブーケガルニ(Bouquet garni) の作り方を紹介します。
フランス料理では避けて通れないこの用語、聞いたことはあるけど結局なんなの?という方も多いかと思います。

料理の際、肉や魚の臭みを消したり風味をつけたりする、香草類の束です。
ブーケは知っての通りブーケ(花束)、ガルニとは、さまざまな意味合いがありますが、備えられた、備え付けられた、完備された、という感じで、料理の付け合わせをガルニとかガルニチュールともいいます。

ブーケガルニの場合は、〝備えられた、一通り揃えられた(ハーブの)束〟
といった感じでしょうか…。

たくさんの種類のハーブを揃える必要はなく、ローリエとタイム、パセリくらいで十分です。
ドライのローリエとタイムだけのセットで売られているものもあります。

近所のスーパーでは、ローリエ、タイムが別々にですが大量に並んでました。
ブーケガルニ用ですね。ザ・基本アイテムです。



今回2パターンで作り方を紹介します。

まず、オーソドックスな、ハーブと香味野菜を紐で巻いて束にしたもの、そして私が便利だと思い使っているお茶パック利用の作り方です。


まずは、束にする方のやり方です。

分量は余っているもの、手に入れられる範囲のものの中で適宜でどうぞ。


材料
⚫︎タイム
⚫︎パセリ
⚫︎ローリエ
ローズマリー
ポロネギ(普通のネギで可)の青い部分
にんにく
セロリの茎

⚫︎はブーケガルニの基本となるもので、後は好みで。
ハーブ類を束にしたら、セロリ、ニンニクを加えて、ネギの青い部分で巻き、紐で縛っていきます。









吊り下げて乾燥させたら長持ちします。
ドライフラワーを作る感覚で…。


キッチンハサミ


続いて、お茶パックを使って作る、〝ブーケガルニパック〟(笑)。
だしパック感覚で使えます。
フォンやブイヨンではないので、だしとは違いますけどね。

煮込みの際にそのままポンと入れるだけ。
飛び出したり溢れる心配も無し。

材料は定番の作り方と同じ、セロリは葉の部分を乾燥させて使います。あまりはハーブ感覚で彩りや風味付けに使えますよ。
紐をお茶パックに変えてください。

作り方
お茶のパックに、電子レンジで乾燥させたハーブと香味野菜を少量ずつ詰めていきます。

お茶出汁パック


こんな感じになります。↓


乾燥剤があれば一緒にして容器に入れておけば長持ちします。

※乾燥ハーブや乾燥香味野菜は、全て前回の記事、ドライハーブの作り方と同じように作っています。

昔の私のブーケガルニのブログ記事も見つけました。
懐かしいな…💦


常備しておくと主に煮込み料理やスープ系に活用できます。
ポトフやブランケット、ブッフ・ブルギニョン、ブイヤベースなどいろいろな料理に…。

もちろんインスタントの粉末やキューブなどもありますが、たまに余裕があればこんなふうに手作りすれば、さらに美味しく感じられますね♪

動画で手順をわかりやすく説明しています。こちらもよろしければご覧ください。



A bientôt 
またね。
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