弁当日記

ADACHIの行動記録です。 
青年海外協力隊で2006年4月からバングラデシュに2年間住んでました。

バングラデシュのニュース(2014/04/28)

2014年04月29日 | バングラデシュのニュース
東京都北区滝野川会館でのイベントは16時からだそうです。
この建物には地下一階に図書館があるので、早めに着いた方は図書館へどうぞ。

◆イベント情報◆
・駐日バングラデシュ大使館主催ボイシャキメライベント 4/30
 目黒パーシモンホール 19:00~ 入場料無料
  http://www.persimmon.or.jp/know/access.php
・北区滝野川会館での文化交流イベント 5/4 16時から
  バングラデシュから有名な歌手が来る予定です。
  JR上中里駅東口(京浜東北線)徒歩7分
・エスニックフェスタ 再開催 5/11


■□■□■お知らせ■□■□■
フェアートレードロシュン 、日本・バングラデシュ文化交流会(JBCEA)
 http://www.jbcea.org/rosyuntaitoru.htm

5月6日(火)午前10:25分から午前10:50
TBSラジオ大沢悠里のゆうゆうワイドの中の
「毒蝮三太夫のミュージックプレゼント」をロシュンのショップから生放送します。

当日は、ノクシカタ刺繍教室の参加者や都立家政商店街の方々のいらっしゃいます。
ノクシカタ刺繍製作販売と体験教室を行う目的は、バングラデシュ女性の
経済的自立への応援バングラデシュ女性の社会参加への応援、平和へのメッセージを
持つノクシカタ刺繍への理解を深め、平和の輪を広げたいと思います。


AndroidやiPhoneからはradiko.jpのアプリで、パソコンからは、TSBラジオのHPから
聞くことが出来ます。
 http://www.tbs.co.jp/radio/


■見出し(2014年04月28日) No2014-23
◯バングラデシュのビル崩壊から1年、「奇跡の生還」女性は今
◯JICA青年研修:バングラデシュ行政管理コース(2014.3)
◯バングラディシュの技術者対象に見学会
◯バングラデシュの技術者が名2環建設現場を見学 !!
◯平成26年度「新興国市場開拓等事業費補助金
 (ミッション・見本市等出展支援事業(インド・パキスタン・バングラデシュ:
 展示会出展等を通じた成長分野における市場獲得支援))」に係る委託先の公募
 について
◯日本の服飾輸出入が増加 「中国プラスワン」参入を図る海外企業、日本市場に期待
◯ヒーロー・モトコープが工場設備設立のためバングラデシュでジョイントベンチャ
ーを設立
◯バングラデシュでのDEC錠の集団投薬の視察体験記
◯バングラデシュでフィールド調査・実験!
◯日本へ亡命、元僧侶に支援を

■バングラデシュのビル崩壊から1年、「奇跡の生還」女性は今
 http://www.afpbb.com/articles/-/3013761?utm_source=google&utm_medium=news&utm_campaign=recommend-rss
 (AFP通信 2014年04月28日)

【4月25日 AFP】バングラデシュで昨年起きた縫製工場ビル崩壊事故で、発生から17日
目に救出され「奇跡の人」となったレシュマ・アクテル(Reshma Akhter)さん(19)
──あの大惨事から1年がたった今、レシュマさんは結婚し、新たな職に就いている。


 首都ダッカ(Dhaka)近郊で昨年4月24日に縫製工場が入る8階建てビル「ラナプラザ
(Rana Plaza)」が崩壊したこの事故では、世界の縫製工場で起きた事故としては史
上最悪規模の1138人が死亡、2000人以上が負傷した。レシュマさんの救出は悲惨な災
害現場に差し込んだ一条の明るい光となり、土ぼこりにまみれ意識がもうろうとした
状態でがれきの中から姿を現したレシュマさんの写真は、世界中の新聞の一面を飾っ
た。

 数千人に上った他の生存者や、現場で救助に当たった救急隊員らと同様、レシュマさ
んはいまだ不眠とパニック障害に苦しんでいる。しかし今年2月には同国北部にある出
身地の村で結婚して簡素な式を挙げ、現在は世界的なホテルチェーン、ウェスティン
(Westin)が経営する宿泊施設で得た新しい仕事を楽しんでいる。同社は事故後にレ
シュマさんに職の提供を申し出ていた。

「衣料縫製工場の仕事とは全く正反対。この仕事は平穏で、リラックスして取り組め
る」というレシュマさん。一方で、衣料工場には二度と足を踏み入れないと誓ってい
る。

 事故現場から数メートルしか離れていない家族の家でAFPの取材に応じたレシュマさ
んによると、同ビル内に5つあった工場のうちの1つで働き始めたのは、事故発生のわ
ずか22日前だったという。当時の基本月給は、1日10時間労働をこなしても4700タカ(
約6000円)だった。

 あれから1年が経過したが、欧米の小売企業が拠出した信託基金からは何らの補償も
受け取っていない。同基金は当初、4000万ドル(約41億円)を集めることを目標とし
ていたが、実際に集まったのは1500万ドル(約15億円)のみだった。

 あの災害以来、信仰心がよりあつくなったとするレシュマさんは、現在も衣料業界に
勤める人々と、亡くなった同僚たちのための祈りを欠かさない。「縫製工場の安全も
あわせて祈っている。もう誰も命を落とさなくてすむように」

 今も消えないトラウマと闘いながらも、結婚したばかりの夫との新生活に夢を膨らま
せ、より大きな家への転居も計画中だ。夫についてレシュマさんは、「近所に住んで
いたので何年も前から知り合いでした。いい人で、私を大事にしてくれる」と語って
いる。



■JICA青年研修:バングラデシュ行政管理コース(2014.3)
 https://www.mof.go.jp/pri/international_exchange/technical_cooperation/kou140.htm
 (財務総合政策研究所 2014年04月13日)

財務総合政策研究所は、JICAが主催する「JICA青年研修:バングラデシュ行政管理コ
ース」の一環として、バングラデシュ政府から15名を受入れ、主計局による講義「日
本の財政~課題と解決に向けて~」を実施しました。
参加者からの質問も多く、関心の高さが伺われました。



■バングラディシュの技術者対象に見学会
 http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/140415100042.html
 (建設通信新聞 2014年04月16日)

 国土交通省中部地方整備局は、バングラディシュの技術者を対象に、4月18日に名
古屋環状2号線・飛島大橋の建設現場の見学会を行う。
 同視察は、独立行政法人国際協力機構(JICA)が主催する研修に協力する形で
実施するもので、バングラディシュから5人の技術者が参加する。



■バングラデシュの技術者が名2環建設現場を見学 !!
 https://www2.cbr.mlit.go.jp/aikoku/news_information.php?mode=detail&id=167

 (愛知国道事務所 2014年4月18日)

1.概 要
 4月18日(金)、独立行政法人国際協力機構(JICA)の研修の一環でバングラデ
シュの技術者5名が名古屋環状2号線西南部・南部Ⅱの飛島大橋の建設現場に来所さ
れました。
 詳しくは別紙をご覧ください
 
2.資 料 
 別紙 PDFファイル (PDFファイル:391KB)
 https://www2.cbr.mlit.go.jp/aikoku/uploads/news_information/temp/167/209db760523b90bb66af86461e2d163c.pdf



■平成26年度「新興国市場開拓等事業費補助金
 (ミッション・見本市等出展支援事業(インド・パキスタン・バングラデシュ:
 展示会出展等を通じた成長分野における市場獲得支援))」に係る委託先の公募
 について
 http://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo/k140425001.html
 (経済産業省 2014年04月25日)

<公募概要>
平成25年6月14日に閣議決定された日本再興戦略では、海外市場の成長を取り込む「国
際展開戦略」を大きな柱の一つに掲げ、経済連携の推進及び官民一体での海外市場獲
得の重要性を打ち出しています。
とりわけ、インド、パキスタン及びバングラデシュは、多くの人口を有し(インド:
12億人、パキスタン:1.8億人、バングラデシュ:1.5億人)、若年者層も豊富に存在
していることから、今後の中間層形成が見込まれる非常に有望な市場です。
当事業では、我が国企業によるインド、パキスタン及びバングラデシュにおける市場
シェアの拡大、我が国経済の持続的な成長に資することを目的として、出展支援事業
及びミッション派遣事業を一体的に進めます。

<事業内容>
(1)出展支援事業(見本市及び商談会の開催)

出展する我が国企業をとりまとめ、インド、パキスタン及びバングラデシュにおいて、
成長分野における我が国企業の商機拡大に資する見本市及び商談会の開催を支援しま
す。(出展分野例:環境・エネルギー、自動車部品、電子機器、機械、消費財、日用
品、医療、食品等)

(2)ミッション団派遣事業

パキスタンでの事業展開を検討している我が国企業から成るミッション団を組成し、
現地で商談会、個別企業面談や関連政府機関等との面談を実施することで、商機の拡
大を図ります。

<対象者>
公募要領(2ページ)の「5.応募資格」の条件を満たすもの。
※詳しくは公募要領をご覧ください。

<公募期間>
平成26年4月25日(金曜日)~平成26年5月15日(木曜日)

<提出先、お問合せ先>
〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1
経済産業省 通商政策局 アジア大洋州課 南西アジア室
担当:山田、天野、吉田



■日本の服飾輸出入が増加 「中国プラスワン」参入を図る海外企業、日本市場に期

 http://newsphere.jp/business/20140426-1/
 (NewSphere 2014年4月26日)

 近年、日本の服飾輸出が増加している。同時にパキスタン、バングラデシュからの
服飾輸入も上昇している。メディアは、海外企業が期待する日本市場の可能性を報じ
た。

【日本の服飾輸出入が増加】
 財務省の暫定貿易統計によると、2014年3月の時点で日本の服飾輸出が、年間8.6%増
加し2651億4600万円になった。ファッションビジネスサイト『Fibre2fashion』による
と、
同月の日本アパレルや衣類・アクセサリーのアジア諸国の輸入は2468億2700万円、う
ち中国が1860億6299万円を占めている。

 輸出量とともに輸入量も増加している。中国からの輸入量は年間4.8%増、ASEAN地域
からは年間22.1%増で479億400万円となっている。またEUからは年間15.1%増で124億3
900万円、アメリカからは0.6%増の21億4300万円となった。織物糸と布の輸入も同時期
に772億800万円で20.5%増となっている。

 総合的に日本の服飾輸入は年間21.1%増加して3兆2470億円、糸・布の輸入は19%増の
8497億8500万円になった。

【パキスタンが期待する日本市場の可能性】
 先日パキスタンのラホール市で、パキスタン貿易開発庁(TDAP)と日本の国際協力機
構(JICA) 協力のもと、日本市場への参入を図る企業向けにワークショップが開催され
た。『Fibre2fashion』によると、75以上の繊維工業代表と企業が参加、日本市場の求
める必要条件と、“パキスタン製”商品の宣伝の意義を議題とした。

 ワークショップでTDAPのSM Muneer最高責任者は、両国の経済的協力を基盤にした6
0年に渡る友好関係を再確認し、今後貿易と投資において日本からのさらなる協力を得
るために努力することを約束した。日本繊維輸入組合(JTIA)の神山義明主任研究員は、
日本市場の可能性と同時に、質、デザインを始めとする日本市場の要求に応えること
の必要性を説明した。

【日本の輸入戦略に可能性を見出すバングラデシュ】
 バングラデシュ輸出振興庁(EPB)によると、日本への輸出量は2013年6~12月で37%急
増しており、1年前同時期の2億1600万米ドル(221億円)から2億9700万米ドル(304億円)
に上昇した。2012年事業年度で4億7848万米ドルへの増加となった。

 バングラデシュ政府高官はファッションニュースサイト『Just-Style』に、同国の
衣類輸出は増加し、質と生産量の向上により今後1年間に10億米ドル(1023億円)に達す
る可能性を示した。バングラデシュ輸出振興庁(EPB)のBose副議長は、「我々の商品に
興味を示す日本の買い手が増えている。日本の“中国プラスワン”輸入戦略に我々の
製品が適合した」と分析する。

 衣料品製造業者輸出業者協会(BGMEA)副社長は、価格、容量、質の向上が日本への輸
出を盛んにしていると話す。関税なしで輸出できることも大きな要因で、今後さらに
輸出が増加すると予測している。2011年の震災以降、出荷が上昇したと、バングラデ
シュニット製造輸入協会(BKMEA)の元社長は指摘する。



■ヒーロー・モトコープが工場設備設立のためバングラデシュでジョイントベンチャ
ーを設立
 http://response.jp/article/2014/04/25/222006.html
 (レスポス 2014年04月25日)

インド最大級の自動二輪車メーカー、ヒーロー・モトコープは、バングラデシュのニ
トル・ニロイグループとのジョイントベンチャーを開始し、5年以内に4000万米ドル(
約24億ルピー)の投資を行う。

このジョイントベンチャーにおいて、ヒーロー側は55%の株式を保有し、残りをパー
トナーが保有するとのことで、バングラデシュに設立する工場では2015年から2016年
にかけて最大15万台製造可能になるという。

ヒーローにとっては初の海外企業とのジョイントベンチャーであり、バングラデシュ
内での市場シェア率20%を目指すなど積極的な進出を図る一方、ニトル・ニロイ側も
これがバングラデシュの自動二輪車技術に革新的な飛躍をもたらすことになると期待
している。



■バングラデシュでのDEC錠の集団投薬の視察体験記
 http://atm.eisai.co.jp/report/bangladesh.html
 (エーザイ 2014年04月24日)

 私は、エーザイの医薬品アクセスの活動を担うグローバルアクセスストラテジー室
でエーザイ製DEC(ジエチルカルバマジン:リンパ系フィラリア症の駆虫薬二種の薬剤
の一つ)錠をWHO(世界保健機関)へ無償提供するためのプロジェクトを担当していま
す。エーザイがWHOへDEC錠の無償提供を始める前に、現在WHOや蔓延国政府が行ってい
る薬剤の集団投薬の実情を確認・把握する必要がありました。その現場を視察する機
会に恵まれ、視察体験して来ましたので報告します。
2012年11月、バングラデシュの首都ダッカから約300Km西(車で約7時間)にあるチャ
パイナワブカンジ県を訪れました。村人は、下水道が完備されていないなど公衆衛生
的に恵まれない環境の中で暮らしており、現地ヘルスアシスタント、JICA(国際協力
機構)のボランティアの方々が、1日100件を目安に村の各家庭に駆虫薬を配布し、服
薬してもらうように指導していました。しかし、現地では薬剤を服用すること自体が
非日常的な行動である人も多く、薬剤の服薬の途中でそれを嫌がり、逃げ出す子供も
見受けられました。

 こういった人々に疾病の実態・薬剤服用の必要性を理解していただき、毎年、薬剤
を正しく、確実に服用していただくことは、我々が考えていたものよりはるかに難し
いことがわかりました。しかし、これが成り立たないと我々が薬剤を供給する意味が
薄れますので、我々にとっても非常に重要な課題です。
 薬剤集団投薬を実際に視察して得た、このプログラムの大きな課題の一つは、ある
県で規定回数の薬剤の投薬が終了し、フィラリアが制圧されていても、物理的な境の
ない隣の県ではその疾患が蔓延している状態であり、制圧地域に再度疾病が伝播して
しまうことです。国が県レベルを指導し、コントロールするのが基本ですが、それだ
けでなく、蚊の移動が容易にできる国境付近の地域においては国家間の連絡・連携を
密にし、地球規模で集団投薬を計画、実施することがさらに必要であると痛感しまし
た。
 今後、エーザイはリンパ系フィラリア症の制圧活動において、駆虫薬のDEC錠を蔓延
国に供給するだけでなく、病気と闘う患者様のために何ができるか、錠剤供給以外で
もリンパ系フィラリア症の制圧を早めるための方策を考えながら、様々な活動に取り
組んでいきます。



■バングラデシュでフィールド調査・実験!
 http://www.kwansei.ac.jp/s_economics/s_economics_007468.html
 (関西学院大学 2014年04月15日)

 2013年10月30日から11月8日にかけて、3年生の「水資源グループ」がバングラデシュ
のチッタゴン市において、フィールド調査・実験を実施しました。チッタゴン市内の
貧困層の人々に、NGOのオフィスに集まってもらい、簡単なゲームや質問のやりとりな
どを行いました。

 東田ゼミ「水資源グループ」の目的は、安全な水の供給を十分に得られない人々が、
より多くの水の供給を受けられるようにするにはどうしたらよいかということを経済
学のアプローチを使って考えること。そのためには、現実をきちんと知ることや、フ
ィールド調査を行い、より詳細なデータを取得することが大事です。

 今回のフィールド調査では、実際に貧困層の住宅を訪ねたり、近所の方々に集まっ
てもらいお話を聞くなどしました。現地住民の方によると、「最も困難な状況に直面
しているコミュニティーでは、家族全員で1日に使えるきれいな水が、15リットルのバ
ケツに2~3杯だけ(料理、洗濯、風呂、トイレすべて)」とのこと。また、上水道の
水道管が下水溝の中にある現実を目の当たりにし、ゼミ生は驚きを隠せない様子でし
た。

 現地の大学院生との交流も深めることができ、とても有意義なフィールド調査・実
験になりました。ゼミ生たちがこれらの事実をどのように理解し、どのような答えを
出すのかが楽しみです。3年生のインゼミ大会で一度答えを出しますが、その先もじっ
くり考えていってもらいたいと思っています。



■日本へ亡命、元僧侶に支援を
 http://www.chugainippoh.co.jp/religion/news/20140423-002.html
 (中外日報 2014年4月22日)

東京都豊島区の千早地域文化創造館で13日、日本に在住するバングラデシュの少数民
族ジュマの人々が集まり、正月の祝典「ボイ・サ・ビ」(バングラデシュの正月は4月
14日)を開いた。豚肉や野菜を使った数種類のカレーなど「故郷の味」で新年を迎え
た彼らだが、その笑顔の裏には故郷で受けた迫害と日本で認められない立場に苦しむ
影があった。

バングラデシュのチッタゴン丘陵地帯には少数民族が住んでいる。彼らの多くは熱心
な仏教徒。1979年から平野部を居住地とするムスリムのベンガル人を入植させる政策
が進められ、政府軍と先住民とで対立が起こった。97年に和平協定が結ばれたが、協
定の内容をめぐり先住民の間でも意見が分かれ、死傷者が出る事態になっている。

昨年10月に日本に亡命した元僧侶のジーポク・クマール・トンキョンギャさん(37)
は2012年、坐禅会の準備をしている時に寺を襲撃され、仏像を破壊された。近くの森
でベンガル人の死体が発見され、犯人をジュマ人だと決め付けたベンガル人らの犯行
だった。幸い、そこにいた人たちは逃げ出していて無事だった。

警察に通報し、告発状を提出したが、軍から取り消すように脅迫を受けた。命の危険
を感じ、還俗したが、気が付けばベンガル人殺害の容疑者として名前を挙げられ、国
内にとどまることができなくなった。日本を選んだのは「同じ仏教国」だからだ。

11月5日に難民申請をしたが、申請期間中は就労許可を得られないため、友人たちの支
援で何とか暮らしている。「僧侶に戻りたいが、いつになるかは分からない」と先の
見えない現状に不安を感じている。今は部屋に飾った仏像に祈り続け、故郷に戻れる
日を願っている。

下澤嶽・静岡文化芸術大教授は「日本では政府もメディアも関心を示さず、情報が入
ってこないので、支援の手が少ない。同じ仏教者として日本の僧侶にも手を差し伸べ
てほしい」と呼び掛けている。


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