あだち蒸気機関車館

5インチライブスチーム模型や蒸気機関車に関する資料などを保存、展示する私設博物館

猛暑続きですが、いかがお過ごしですか?

2018年07月18日 | 館長のひとり言
連日猛暑日が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか?
当館がある足立区も連日の猛暑で、しかもこの猛暑があと1週間は続きそうだということで、考えただけでウンザリしてしまいます。
テレビを点けると西日本の豪雨災害のその後の様子が映し出されますが、大量の瓦礫や土砂を見ただけでも、復興まで相当な期間が必要なことが容易に想像がつきます。被災された皆様やボランティアの方々には、くれぐれも熱中症などお体に気をつけてお過ごし下さい。

東日本大震災以降も、毎年のように全国各地で繰り返される地震や噴火、水害などの被災地の映像を見るたびに、もし東京でこのような災害が起きた場合、発生する大量の瓦礫はどこに保管するのか、避難所は足りるのか、1千万人分の救援物資は届くのか、など考えただけでもゾッとします。館長の住むマンションではわずか2日間に出されるゴミだけで、ゴミ置き場が一杯になるくらいですし、断水時に仮に給水車が来たとしても、停電でエレベーターが使えなければ、高層階に住む居住者は自宅に水を運ぶことさえできないでしょう。想像もつかないような事態になることでしょう。それでも、自分の所は大丈夫だろうと根拠のない「安心感」に浸りながら暮らしている方が多いことでしょう。今回の水害でも、「何十年も暮らしてきてこんなことは初めてだ」、「まさかこんな被害に遭うとは…」と語る被災者の方がたくさんいたことも確かです。これらの災害を他人事とせず、自らの災害に対する備えを改めて見直す機会にしたいと思います。
当館には、収蔵庫の空きスペースに、防災関係のグッズを詰めたダンボール箱がいくつか積んであります。災害後に、もし当館の建物が残っていれば、(わずかですが)ご近所の方々への救援物資として役立てたいとの思いからです。
そんなわけで、昨日も猛暑の中、非常用の水や缶詰、カセットコンロのボンベなどを買ってダンボール箱に補充、追加しました。
近い将来にこれらの非常食が災害時に使われずに、賞味期限が迫った非常食が「今日は避難生活!」などと言いながら平和裡に我が家の食卓に並ぶことを願っています。


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