あだち蒸気機関車館

5インチライブスチーム模型や蒸気機関車に関する資料などを保存、展示する私設博物館

遠方からの来館者

2022年06月25日 | 展示品のご紹介
ここしばらく記事の更新をさぼっていたのですが、普段と変わらぬアクセス数があって驚いています。
さて、この2週間ほど県外や都内各地からの来館者が相次ぎました。埼玉、神奈川からの来館者のほか、世田谷、目黒、大田など、遠方からわざわざ来館いただきました。
世田谷からお見えになった方は、蒸気機関車の切手に興味を持っていただいたようで、こういう切手はどこで入手するのかとの質問がありました。
新しく発行された切手は、郵便局で購入できますが、発行済みの日本の切手や海外の切手は、切手商で購入しなければなりません。
切手商協同組合という業界団体があり、これに加入している切手商が大都市圏を中心に全国に存在しますが、最近は、店そのものが減っているのではないかと思います。
原因はいろいろあるのでしょうが、切手を収集する方がめっきり少なくなっていることに原因があるように思います。
切手は販売した時点で郵便局の売り上げになるため、日本郵政が10枚程度の小型シート型のシリーズ切手を発売し、しかも発行頻度も以前に比べて頻回になっているため、1枚の価格が500円、1000円程度と高額になり、新たに発行された切手をすべて収集するためには出費がかさむことも一つの要因なのでしょう。また、最近は切手だけでなく、カードゲームやフィギュアなど様々な収集対象が増えていることも要因の一つではないかと思います。
切手商に行くと(店舗にもよりますが)、日本切手、外国切手別に、年代別や鉄道、動物、花などのジャンル別に整理されたファイルがズラリと並べられていて、このファイルから好きな切手を選んで購入することができます。また、初心者向けに、これらのジャンル別に使用済み、未使用切手を200枚、500枚とビニール袋に入れたパケットが売られていて、廉価で購入することもできます。
鉄道切手を収集したいときは、まず鉄道切手のパケットを購入し、その後は、鉄道切手のファイルから気に入ったものを1枚、1枚と追加で購入し、新発売の切手情報から最新の切手を購入することも可能です。
また、切手商には、切手以外の収集品、たとえば、古い乗車券やコイン、メダル、プリペイドカードなどを扱っている店もあります。ご興味があれば、ご近所の切手商を調べて訪ねてみてはいかがでしょうか。


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