あだち蒸気機関車館

5インチライブスチーム模型や蒸気機関車に関する資料などを保存、展示する私設博物館

大道芸を堪能

2018年10月23日 | 館長のひとり言
縁あって、大道芸に興味を持ち、20、21日の2日間開催された「三茶de大道芸」を見に行きました。
お目当ての大道芸人は2組だけで、私のスケジュールが空いていて、この2組の出演時刻が近い21日の夕刻の時間帯を狙って足立からはるばる三軒茶屋を訪れました。
出演時間はそれぞれ30分しかなく、スケジュールも押せ押せになっていて、最初のパフォーマンスを見て投げ銭を入れると、別の会場で出演するもう1人の芸人さんが出演する会場に駆け付けました。
2つとも抱腹絶倒で会場も手拍子や爆笑の渦で盛り上がりました。

大道芸というのは海外では当たり前のように路上でパフォーマンスが行われていて、通りがかった人が投げ銭の箱などにコインを投げ入れていくのですが、日本ではまだまだ大道芸という文化が浸透していないように思います。
三茶のように毎年大道芸フェスティバルを行っているような所では、見学する側のモラルも比較的定着していますが、つまらなさそうに最後まで見て、投げ銭を入れる段になるとそそくさと姿を消す見物人もいて興ざめすることもあります。楽しんだ分だけ、100円、200円でもいいので投げ銭を入れるのが見物する側のモラルというものでしょう。
一般に日本の大道芸の場合はパフォーマンスの終了後に「投げ銭タイム」がありますが、海外のように、いつでも投げ銭を入れられるスタイルになっていると、途中で帰る見学者も帰る前に少しだけでも投げ銭を、という気になるのかもしれません。
大道芸というものが日本に根付くまでにはもう少し時間がかかりそうです。

久しぶりの都内の外出を楽しませてもらいました。