この背中に翼を・・・・・

遠く高くあの空目指し

人間が存在しない世界へ・・・・

行きたい・・・・！！

遠い昔何度も何度も願いを飛ばした

届くことのない願いを飛ばし続けた

知ってた・・でも・願った・・・

届くことのない夢を飛ばし続けた

そんな世界は存在しない！！

でも小さな心は諦めず・・・・・

ただ何かに向かって叫び続けた！！

何度も叫び何度も願い月を見ていた

あなただけが私の友達だよ

・・・→・知ってるよ！！

バケモノはこの世界に必要ない事！

消えたい・けど・・解らない・・・

何度繰り返しても・・・死ねない

なぜ！こんな形で存在するのか？？

何に問いかけても答えは返らない

矛盾した世界を恨んだ

知ってるよ答えがない事

それでも投げつけられた現実が大嫌いで言葉を繰り返し×2

教えて下さい・・・願い虚しく無に流れてく意味の無い答え！！

聞けば聞く程

馬鹿げた言葉に迷いばかりが届けられる

願いも意味も全て自分の心にしか存在しない・・・・・知ってるよ！！

でも他人の知る意味を知りたくて同じに成りたくて・・・・

存在しないと知ってるのに出来るハズ無いのに・・・求めた

聞きたくて知りたくて

他人の心を覗く

他人の心には私の答えは存在しない本当に馬鹿げた話だ！！

仕方ないから私の思いを何度も何度も遠い昨日へ流してた

何も変わらないと知りながら

昨日の行動を頭の中で違う道を選び

進める・・・・

道の先に有る今日を追いかけ

着いた場所を見てバカ笑いする

ここしかないのに・この場所にしか繋がらないのに

もう一度×2を頭の中で繰り返す

明日は変わるかも知れない

小さい頃そんな優しい事を月を見ながら考えていた

でもね・・・同じなんだよ！！

明日が来れば同じなんだ！！

私の心は無に成り身体は泥沼へ沈んでいく！！

私は誰も信じ無い！！

全ての人間を憎んだ！！

臭くて汚れた私の身体からはドブの匂いがする

お風呂に入り何度も何度も洗い流したけど消えないよ・・・・

身体の汚れたも臭い匂いも取れないよ・・・・どうすれば良い！！

ねえ！！どうすれば他のみんなと同じに成る！！

教えてよ・・・・！！

この身体に染み付いたドブより臭い匂いはいつかなくなるの？！

誰も知らないよね・・・・

だから小さな少女は月に願った

もし私が今の私じゃなかったら

私は鳥に成りたかった

ねえ〜お月様

私の背中に翼を下さい

もし叶うなら二度と地上に足を付けずにあなたの側で笑っていたい

私の唯一のお友達へ

ーーーーー願ったのは遠い世界に居る誰かだった・・・・〆