ヤマイチ食堂１

さて、お次のお店は。

 

普通なら和みとかに行くんでしょうねえ。

でも、違います。

せっかくなので地元・地元した店をと調べました

が、なんと予定していたお店が定休ばかり

候補にあげていた６店が、水曜定休またはやっていませんでした

あと、もう一つは１２時からの営業。

たしかに暖簾がまだ出ていません。

 

仕方ない、ちょっと移動。

形原商店街にあるボサなお店。

お店の横が駐車場になっていましたが、なんとも説明しにくい不思議な建物

外から上がる二階が住宅になっているのかな

 

暖簾が新しく綺麗なんで、普通のお店にみえる…かも

 

お店にはいると、うわあ昭和レトロ

これは、ザ・食堂ですね

椅子もパイプの折りたたみですよ。

 

カウンターもあるんですが、お母さんの趣味の道具が置いたまま

テーブルに案内され座ります。

ご年配のお母さんがこのお店をやっているようですね。

厨房もオープンで見えますが、土間をそのまま改良した感じです

流し台とかもなぜかたくさんあり、それが傾いていたり、味がありますねえ

ここまでとは想像できなかったので、ワクワクしてきました

 

メニューはこんな感じ。

使い込まれたメニューというか、歴史を感じます。

食堂というだけあって、何でもあります。

テキライスが1200円とはオオ～、という感じですね

当店自慢はみそラーメンらしいですが、サッポロなんですね

 

では、注文をします。

おばちゃんが手際よく調理をしています。

なんか厨房の様子が、ホント小さな頃に行った祖母の実家に似ていて、とても懐かしす

お水だけでなく、お茶も入れてくれます。

「ゆっくりしてってね。」と優しく声を掛けられ。

10年前にはテレビにも出ているんですね。

ヤマイチってほんとうはこう書くのかな

 

さて、来たようです。

中華そば450円

 

ああ、これですよ。

やはりこういった食堂にはこんなラーメンが似合います

表面に油が浮いたスープ。

まずは一口。

「あ～、これだね。」

懐かしい、子どもの頃によく食べたスープ。

あっさり鶏ガラになぜかコッテリ油が。

タレは強目でややショッパイ感じでしょうか。

この値段ですから。

 

具はメンマ、ねぎ、かまぼこちゃん、チャーシュー。

チャーシューはハム系のあれですね

 

麺は中太のやや縮れ。

さすが、ゆで加減は良い感じです。

グイグイと食べてしまいますね

美味しく終了。

 

そして、なんとミカンも付いてきました。

こんな温かいサービスはなかなか無いですね。

 

いつまでも頑張って欲しいお店。

ここにも素敵なお店がありました

 

で、帰ろうとすると外にはのんびり猫にゃんが

さらに上から前掛けをしめたおじちゃんが降りてきました。

なんだちゃんとご主人がいるじゃん

さて、次はどこへ行こうかなと車に乗り込むと、「オーライ、オーライ」の大きな声が

後ろでおばちゃんが交通誘導までしてくれていました

ありがとう。

 

本日の一言

「たぶん、一生忘れないお店だなあ。」