静岡県の遠州掛川らーめん好きずら?

主に遠州・掛川で食べ歩いてるらーめんの紹介です。

大森屋本店1

2009年05月23日 | 三重

今日は、所要で三重県遠征です。




いやあ、なかなか行くことがないところなので楽しみです。

三重と言えば、やはり松阪牛。

でも、ラーメンです(笑)





まず向かったのは「津市」です。

間違いなく初めて行く場所ですね。

駐車場へ車を駐め、ちょっと歩いたら、すぐに着きました。

商店街のど真ん中でした



「大森屋本店」です。

いやあ、行きたかったお店です。

レトロ感がたまらないですね

昭和5年創業ということで、歴史の重みを感じます。





お店に入ろうとするも、まだのれんが出ていない。

前で待っていると、中から「どうぞ~。」と声を掛けられました。

あ、開いてたのか

お店の中は凄く広く、テーブルがたくさんあります。

一度に50人くらい入れそうなキャパがありますね。

テーブルも昔ながらのそば屋のような雰囲気があります。




メニューはこちら。




さすが、食堂ということだけあり、すごいメニューですね。

これだけ全部を食べるのは大変だなあ









目的のラーメン類はこちら。

情報では「中華そば」は500円だったのですが…。

「中華そば700円」を注文します。







営業時間は夜7時までなんですが、深夜にまたラーメン類のみ、再開します。

飲んだ〆でラーメンを食べに来る人が多いんでしょうかね。

こういった営業はなんていうんだろう




さて、待っている間にちょっと店内を眺めます。

テレビは白黒に近いかなり写りの悪さ

レトロ感ありありです。

そして、お店の真ん中はこんな感じです。

なんと、座敷の奥には中庭がありました。

そしてそこには池があり、鯉まで泳いでいます

良いですねえ。

トイレも調査。

渋いトイレで、その奥が住居となっているようですが、かなり広い

銭湯にあった昔ながらの体重計がありました。

そして、トイレの横にはなんと「井戸」。

この井戸から池に水を引いているようですね。

このお店は「自家製麺」なんですが、まさかその水も井戸水使用でしょうか




奥で若い女性が調理をしています。

麺のゆで加減をしっかりと見ているようですね。

来ましたよ~。



おお、こいつは旨そうな顔(表情)をしています。

スープの濁りがたまらないですね。

まずはスープから。



 

「旨いねえ

甘みのあるスープは、醤油だけでなく動物系の甘みがしっかりと出ているようです。

鶏も使っているようですが、豚骨から出る豚豚した甘みがありますね。

その後から「蕎麦つゆ」的な節系の味わいが出てきます。

鰹節の味ですが、それだけでないかも

動物系と魚介系のバランスがとても良い感じで、見た目は「和歌山ラーメン」系かと思いましたが、そうでは無いようですね。

かと言って、蕎麦屋のラーメンともまた違う味です。






具はチャーシュー2枚、メンマ、ねぎ、かまぼこちゃん

メンマは良い感じに甘みある味に仕上げてあります。

ねぎもこのスープとはバランスがとれて良い感じです。

そして、これ。

このしっかりと煮込まれ、ぎゅっと味が染みた叉焼が美味しいです

噛みしめる毎に旨みがしっかりと出てきますよ~。





自家製の麺はうどんを細くした感じの細麺の平打ちです。

塩分がやや多めで、コシがないすごく柔らかい麺。

でも、これがこのお店の味なんでしょうね

こういった味わいも嫌いではないです。

全体的にとても満足な味わい。




お値段がもう少し安ければ、近くにあったら通いたい店ですね。

こういったお店好きなんですよね

歴史の重みを感じました。





ちなみに「大森屋」というお店は支店がたくさんあるようです。

いくつか見ましたが、近くの「仲見世店」は中華そばが540円。

しかも「化学調味料不使用」、「冷凍物不使用」というこだわりが書いてあり、他の店との食べ比べもしてみたくなりました

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿