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今日は、所要で三重県遠征です。
いやあ、なかなか行くことがないところなので楽しみです。
三重と言えば、やはり松阪牛。
でも、ラーメンです(笑)
まず向かったのは「津市」です。
間違いなく初めて行く場所ですね。
駐車場へ車を駐め、ちょっと歩いたら、すぐに着きました。
商店街のど真ん中でした
「大森屋本店」です。
いやあ、行きたかったお店です。
レトロ感がたまらないですね
昭和5年創業ということで、歴史の重みを感じます。
お店に入ろうとするも、まだのれんが出ていない。
前で待っていると、中から「どうぞ~。」と声を掛けられました。
あ、開いてたのか
お店の中は凄く広く、テーブルがたくさんあります。
一度に50人くらい入れそうなキャパがありますね。
テーブルも昔ながらのそば屋のような雰囲気があります。
メニューはこちら。
さすが、食堂ということだけあり、すごいメニューですね。
これだけ全部を食べるのは大変だなあ
目的のラーメン類はこちら。
情報では「中華そば」は500円だったのですが…。
「中華そば700円」を注文します。
営業時間は夜7時までなんですが、深夜にまたラーメン類のみ、再開します。
飲んだ〆でラーメンを食べに来る人が多いんでしょうかね。
こういった営業はなんていうんだろう
さて、待っている間にちょっと店内を眺めます。
テレビは白黒に近いかなり写りの悪さ
レトロ感ありありです。
そして、お店の真ん中はこんな感じです。
なんと、座敷の奥には中庭がありました。
そしてそこには池があり、鯉まで泳いでいます
良いですねえ。
トイレも調査。
渋いトイレで、その奥が住居となっているようですが、かなり広い
銭湯にあった昔ながらの体重計がありました。
そして、トイレの横にはなんと「井戸」。
この井戸から池に水を引いているようですね。
このお店は「自家製麺」なんですが、まさかその水も井戸水使用でしょうか
奥で若い女性が調理をしています。
麺のゆで加減をしっかりと見ているようですね。
来ましたよ~。
おお、こいつは旨そうな顔(表情)をしています。
スープの濁りがたまらないですね。
まずはスープから。
「旨いねえ」
甘みのあるスープは、醤油だけでなく動物系の甘みがしっかりと出ているようです。
鶏も使っているようですが、豚骨から出る豚豚した甘みがありますね。
その後から「蕎麦つゆ」的な節系の味わいが出てきます。
鰹節の味ですが、それだけでないかも
動物系と魚介系のバランスがとても良い感じで、見た目は「和歌山ラーメン」系かと思いましたが、そうでは無いようですね。
かと言って、蕎麦屋のラーメンともまた違う味です。
具はチャーシュー2枚、メンマ、ねぎ、かまぼこちゃん
メンマは良い感じに甘みある味に仕上げてあります。
ねぎもこのスープとはバランスがとれて良い感じです。
そして、これ。
このしっかりと煮込まれ、ぎゅっと味が染みた叉焼が美味しいです
噛みしめる毎に旨みがしっかりと出てきますよ~。
自家製の麺はうどんを細くした感じの細麺の平打ちです。
塩分がやや多めで、コシがないすごく柔らかい麺。
でも、これがこのお店の味なんでしょうね
こういった味わいも嫌いではないです。
全体的にとても満足な味わい。
お値段がもう少し安ければ、近くにあったら通いたい店ですね。
こういったお店好きなんですよね
歴史の重みを感じました。
ちなみに「大森屋」というお店は支店がたくさんあるようです。
いくつか見ましたが、近くの「仲見世店」は中華そばが540円。
しかも「化学調味料不使用」、「冷凍物不使用」というこだわりが書いてあり、他の店との食べ比べもしてみたくなりました
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