次に向かったのは、昭和区の植田。
懐かしい土地です。
塩釜口の駅を降りてテクテクと歩きましたが、しばらく来て居ない間にいろいろ変わりましたね。
場所は分かりやすいところだったので、すぐに見つけることができました。
以前に、「あ、この店面白そう。」と思って温めていた課題店でしたが、k麺さんが行っていて良い感じだったので、期待して来ました
妙に手作り感のあるお店ですね
実は福島県からこちらへ来たお店だそうです。
お店に入ると、空いていました。
学生を対象にしているのかな、今はGW期間なので居ないかもしれませんね
それほど広くない店内、メニューはこんな感じです。
基本のラーメンも気になりますが、ここは評判の良い「焼きぼし醤油らーめん650円」にします。
昼はライスも無料と言われた気がしますし、ラーメンが500円~とはかなりお得なお店ですね
無化調、自家製麺、自然派食材と気になる言葉が並んでいます
しかし、メニューの下の方は、やはりこちらも学生の趣向に合わせてあるのでしょうか
こんなメニューですが、ご主人は普通な感じの方。
福島でも人気のあったお店のようですが、どんな経緯でこちらに来たのでしょうかねえ。
お店に並んだコーヒーカップなどからコーヒー好きのようです
テレビが付いていたので見ようとしたら、室内アンテナのためかなりゴーストでした
静かに調理をして、良い香りがしてきたなあと思ったら、来ましたよ~。
「あ、これ、やられた」
いやあ、いい顔(表情)していますね。
ノスタルジックな雰囲気もあります。
器が妙に家庭的、一瞬、家で食べているような感じに陥ります。
香りは「ぷ~ん」と煮干しの優しい香りが。
もう、急いでスープを飲みます。
「あ~、旨いわ、これ。」
いや、これ好きな味ですね。
確かに最初に煮干しが来るのは表面にある煮干し油なのかもしれませんが、ガツンではなく、じんわりとくるんです。
今まで煮干し系のラーメンを何杯か食べましたが、ここまで優しくそれでいてしっかり味があり、クセがないラーメンは初めてです
タレも醤油ですが、結構薄口醤油を使っているのか、色に比べてしっかりとそれでいてマイルドな味わいです。
動物系もちゃんと感じられて、バランスが良いですねえ
具はねぎ、メンマ、海苔、チャーシュー。
メンマを見るだけで丁寧さが伝わりますね、食感も味も良かったです。
チャーシューも懐かしい感じの味わい。
そして、こちら。
自家製麺は平打ちですが、厚みが薄くピロピロした感じ。
食べてみるともっちりとして、これは美味しいですね
また、スープにもすごくよく馴染みます。
しかも、昆布をねりこんであるということで甘みもあって味も上品です。
口の中でぷるんと踊るこの食感、好きだなあ。
するりと完食。
この煮干しのラーメンを食べると、今の「煮干しブーム」ってやはりちょっと作られた感があるかなあと思ってしまいました。エグミまで売りにしているお店もあるみたいですしねえ。
麺も含めてかなり気に入ったので、次回また違うものを食べてみたいと思います
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