麺屋ちくぜん１

今日は、以前から行こうと思っていた山梨県へ遠征です。

 

 

お隣の県にありながら、なかなかいかなかったのですねえ

気になっている話をしたら、スガピーさん　とタイミングが合い、一緒に行けることになりました。

一路、山梨県へ向かいます。

途中、のんびりと買い出しをしながら、目的地へ。

山中湖って広いなあと、ちょっと感激

 

 

余裕持って行ったので、開店一時間以上前に着いてしまいました。しかし、ここは場所が分かりません。

絶対一度は間違えるかと思います

自分たちは鼻で匂いを探したのでまっすぐに見つけましたが

麺屋ちくぜんです。

そう、このお店は某ドラえもん局で放送された山梨県の「営業時間が短いラーメン店」の一つです。

ちなみに11:30～14:00のみですね

 

とってもラーメンのお店らしくないですね。

そうなんです、こちらは製麺所がやっているラーメン店。

隣ではご主人が製麺中でしたが、様子を見ているだけでおもしろかったです

ゆっくりと待っていると、「もう少しだから、すみませんね。」などとおばちゃんたちが声を掛けてくれます。

この温かさが良いですね

そのうち、だんだんとお客さんが来始めて、開店と同時にほぼ満席になりました。

ちなみにここはなかなかシステムが難しく、先に注文するスタイルです。混んでいるときは席を確保してから、注文をしに行って良いそうですね

食べる場所は、主に三カ所。

外に食べるためだけの部屋が一カ所あります。

（奥の茶色い建物）

 

あとは厨房のところに小さなテーブル。

そして厨房の一部と思っていた場所も食べるように提供しているようです

さらに厨房の奥にも座敷があります。

もちろん、座る席は厨房の真ん前。

最初は別のところを勧められたのですが、そこは譲れませんでした

「そこは、あついよ～」と言われましたけどね。





さて、メニューはというとこれまた凄い

案の定、迷いました（笑）

チャーハンやぎょうざ、わんたんなども気になるし、困りますねえ。

結局、後のことも考えて「つけめん大盛650円」に決定

しかし良心的な値段です。






調理は奥さんや女性の方たちが最初はすべてこなしていました。

麺を茹でたり、チャーハンを作ったり、給仕したりととても大変。

ちなみにできたラーメンは外まで「おかもち」で運んでいましたよ～

調理の様子がすべて見えるのが嬉しいです。

奥には羽釜がたくさん並んでおり、３日かけて作るというスープの仕込みの様子も見えました。

途中、お客さんに大量のチャーシューのタレを一緒に運んでもらうというアットホームさもあり、こんな雰囲気好きですねえ

さて、来たようですね。

いやあ、良い感じですね。

こちらが麺。

ごつい麺は、茹でてから水でしめてあります。

表面がツヤツヤしていますね。

極太麺でありながら縮れている、良い感じの麺です

食べてみると、結構加水率は低いようで、コシがかなり強い麺です。

まさに麺を喰らうという感じで、さすが麺屋さんの麺ですね。

こりゃあ、美味しいわ

黒っぽいのは黒小麦を使っていそうですが、もしかしたら蒟蒻を練り込んであるのかな、と思いました。

つけダレはこちら。

温かい中華そばスタイルがほっとしますね。

具は海苔、なるとちゃん、ねぎ、メンマ、チャーシューです。

味はベースは動物系のスープで、酢が入ってほどよい酸味と砂糖の甘みがあります。

昆布や魚介系の風味もほんのりありますね。

全体的に濃度は高くなく、中華そば風なあっさりしたスープになっています




さて、麺をつけて食べます。

ごつい麺だけに、麺がどうしても勝ってしまう感じはあります。

ただ、サッパリとしたつけダレなので、逆に麺がいくらでも入ってしまう感じがします

これなら三玉を普通に食べる人もいるというのも頷けますね。

具ではとくに柔らかいチャーシューが美味しかったです。

この味なら人気は頷けますね。

つけダレ自体味は濃くないので、するっと完食。

見ていたらチャーハンもすごく美味しそうでした

いやあ、近くにあったら、通いたくなるお店ですね。

またいつか来たいです

帰りにはお持ち帰り用の生麺を買いました。

お店で使っている物と同じで、ごつい麺。

お値段も安かったですよ。

 

 

あ、ちなみにこれは多分ラー油の副産物を使ったニンニク唐辛子だと思いますが、結構辛かったです。