カンボジアの首都プノンペンにもいくつかのスラムエリアがあります。
街の中心地に近い場所にあった有名なホワイトビルディングや、ゴミの山周辺などにあったスラムエリアは数年前に撤去されてますが、それらの場所から退去させられた人々も、沼地周辺の土地に新たな居を求めて住み着いています。
今回私が訪れた地域は、トゥルスレン大虐殺博物館から南に1,5km程の場所にあるBoeng Tra Baekという所です。
街の中心地に近い場所にあった有名なホワイトビルディングや、ゴミの山周辺などにあったスラムエリアは数年前に撤去されてますが、それらの場所から退去させられた人々も、沼地周辺の土地に新たな居を求めて住み着いています。
今回私が訪れた地域は、トゥルスレン大虐殺博物館から南に1,5km程の場所にあるBoeng Tra Baekという所です。
広島の原爆スラムは写真や映像でしか観たことはありませんが、確かにプノンペンのスラムエリアとも似ているようですね。
ポルポト時代の略奪や一般人への無差別虐殺によって、家財産を無くして命からがら逃げた人達がいまだに貧困から抜け出せずにいる情況が現在も尚続いています。
このブログに載せているフィリピンのスラムエリアにも共通していますが、国の経済成長によって都市部の開発が進むと共にスラムエリアが取り壊され、そこに住んでいた人々は洪水が頻発する川原や沼地などに移住せざるをえません。
近年の発展途上国の急速な経済成長の裏で弱者達が犠牲にされている現状を、もっと先進国の人々に知っていただきたいものです。