ほぼ一週一ネタgoo

2016年の投稿を最後に滞っていたブログを提供元の閉鎖を機に引っ越し。今後の更新は不明瞭。

シリーズ「子どもの妄言」

2006-12-08 01:02:36 | 言葉
三歳児の息子が、朝、突然言った。
「M先生くまに食べられちゃったの」

んなわきゃないだろ! 

七歳児の娘が言った
「お父さんとお母さん離婚したら、お父さんの方に行く」

………ありがとう、娘よ。

「ありがとう」と娘に言うと
「どうもいたしまして」

………ん?

息子に言うと
「どういたまして」

………ふむ……

三歳児のころの娘は「おさかな」を「おかさな」と言い、現在の息子は「おくすり」を「おすくり」と言う。

しかし、子どもの妄言として思い出されるのは、もう十年近く前、浅岸にスーパーMが出来たばかりのころ、レジ付近で言われた言葉だ。

俺がレジに並ぶと、前に、小学校2年生くらいと思われる少女がいた。

その子は、何の前触れもなく振り返ると、屈託のない笑顔で俺に言い放った。

「地獄に堕ちたことあるの?」

「えぇ? え? な、な、な、ないよ!」

とことん狼狽えました。