さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

接待の一流-おもてなしは技術です

2007-08-20 02:15:28 | 読書
mitonaprilさんのブログで紹介されていた本書、
私も読んでみました

本書では
1.「もてなしのトライアングル」を知る
2.接待編
3.デート編
と3つに分けて、
”もてなしの心”が分かりやすく紹介されています

私が”ホスピタリティ”の言葉を初めて聞いたのは
おそらく就職活動中のことでしたが、
”ホスピタリティ”=”もてなし”は無償で、
”サービス”は有償
という違いがあることを、今回やっと分かりました。
(混同していました


昨晩(8月19日)は、遠方より来る友と
一緒に夕食を食べることになっていましたので、
早速、この”もてなしの心”を思い出しながら、
レストランの予約と、レストランでの注文を実践
楽しんでもらえたので、・・・まあ良かったかしら

中華料理の注文方法は
私が心がけていることを気をつけるべきこととして書かれていたので、
ちょっと嬉しかったです。

デートとかでレストランで食事をする場合は
メインもそろえたほうがいいのですか・・・

ゲストが気持ちよく過ごし、楽しんでもらったときには
ホストも気分がいいですものね。
ゲストの立場になって考えて、行動に移す、
それが自然にできるようになりたいものですね

ぬるい眠り

2007-07-08 10:16:14 | 読書
レッスンをドタキャンして、
家の中で、ぐたーとしていた一日になっちゃいました。
(せっかく、7×3並びのおめでたい日だったのに
分割して13時間以上寝ていたのに、
夜はまた普通に寝てしまいました
(寝る子は育つで、身長が伸びてくれればいいのだけれど・・・)

さて、そんなぐうたらな日ですが、
江國香織さんの本を読みました。
「ぬるい眠り」です。
これは、4ヶ月前くらいに一度挫折した本なのですが、
ここで再読。楽しく読み終えました。

江國さんの描かれる世界は
とても綺麗なものに包まれている、おとぎ話を読んでいる感じがします。
エゴとかも描かれているのに、とても清潔な感じがするのですよね。

「ラブ・ミー・デンダー」
心にしみますね。
「ぬるい眠り」
本当に好きな人は、なかなか忘れられませんものね。
「災難の顛末」
好きな人を好きなのか、それともその人を好きな自分が好きなのか・・・

昨晩読み終えまして、次の作品を読んでいるところです。

1ポンドの悲しみ

2007-07-07 00:37:48 | 読書
おススメです!

10の恋が描かれている短編集なのですが、
行きの電車で1話、
帰りの電車で1話、
(20分弱しか乗らないのです・・・)
と読み進めたのですが、
その面白さは、
もう電車に乗るのが待ち遠しくてたまらなかったほどです。

どちらかといえば前半のほうが好みですけれど、
昨日は続けて3話読んで、大満足☆
おかげで幸せな睡眠時間を過ごせました!
(そして本日寝坊気味・・・)

30代のラブストーリー。
あとがきに、
”この本では30代の恋愛がテーマでした。
 でも、実際に書くことができたのは、
 30代前半のまだ恋愛に迷っている人たちの話でした。”
いえいえ、それが嬉しかったですよ~。
まさに同じ世代の話ですからね、
1話からぐいぐい引き込まれてしまいました。
優劣?はつけがたいですが、一番すきなのは、最初のお話「ふたりの名前」かしら?
あーでも迷ってしまいます!

終わり方が、どれも絶妙です。
余韻の残る終わり方です。
だから、朝に1話、夜に1話、そういう楽しみ方をしたかったのかもしれません。

小泉今日子の半径100m

2007-07-06 23:36:29 | 読書
昨日、読み終えましたー!

毎晩少しずつ楽しんでいたのですが、
広げてまもなく眠り込む、ということが多くて、
いつの間にか、表紙も裏表紙も折れ曲がってしまいました。
ごめんなさい!

☆文章も素敵☆写真も素敵☆
小泉今日子さん、
「木枯らしに抱かれて」や
「あなたに会えてよかった」は
カラオケで歌っていましたし、
映画も何本か観たことがありますが、
ファンという感じではなかったのですが、
この本を読んで、一気に憧れのお姉さま♪です。



歯列矯正中につき、仕事ができません。
原稿書いたり、打ち合わせしたりはできるけど、
女優として休業中。
でも、休業中では聞こえが悪い。
だから、敢えて言わせていただければ、充電中。
ほらね、”充電中”って書くとちょっと力を感じるでしょう?
なんか逞しい時間を過ごしているような気がするでしょう?
でも、”休業中”って書くと、なんだか切なさを感じない?

↑これはエッセイの一部ですが、
そうですよ!私もこれから”充電中”使わせていただきます!!!
これは『”ただいま充電中”の日々』の文章は
本の中でも1、2番に好きなところです
(真ん中は切ないお話ですが、最初と最後に共感です)。

「あなたの宝物はなんですか?」
そんな質問をされたらなんて答える?
私なら記憶と答える。
記憶があるから生きていけるような気がする。
記憶っていうのは後から作れることじゃないし、変えられるものでもない。
自分が生きているってことのしょうこみたいなものじゃん。
だからね、嬉しいことも哀しいことも全部愛おしい記憶だなと思う。
人っていつか死んじゃうじゃん。
近しい人が死んじゃった時にいつも思うのは、
その人と過ごした時間や記憶を私は決して忘れないで時々思い出して、
必要ならばその記憶を誰かに話して、ちゃんと伝えていきたい。
私はその人が生きていたことの証人なのだと思う。
だからちゃんと忘れないでいたいし、
私のことも些細なことでいいから誰かにちゃんと憶えていてほしい。
死は人を情報化する。
真の理解者は肉体が滅びた後に現れるだろう。
これからはやりたいことをやり、行きたい場所に行くだけだ。
映画監督の豊田利晃さんが言った言葉。
なんだか深い言葉だね。

引用が長くなりましたが、
亡くなった祖父との写真を整理した後だったので、
感慨深かった・・・。

そう、実はこの小泉今日子さんの写真と、
自分の写真を見比べたのが、
明日から、シェイプアップモードになったきっかけなのです。
まあ、比べようとするのがおかしな話なのですが、
同じ小さいでも、見かけ上かなり差があって
小泉さんが小さいながらもバランスがいいのに、
マッチョな女をめざして頑張っているのを知って、
ぼんやりと頭に描いていたシェイプアップ計画の開始日に
しっかり日付が入ったわけです。
自分があきらめたら終わりですからねー。
夢はつかむもの、実現するもの。
さっきまで落ち込んでいたのに、
いっぱい文字を書いたら、元気になっちゃいました

小泉今日子の半径100m を読んでいます!

2007-06-24 02:45:58 | 読書
ちょうど今、読んでいるところです。
一気に読み終えてしまうのは、ちょっともったいない感じがするので、
今日はvol.12でお終いっ!
続きは朝起きてからにします!

ずっと気になっていた本だったので、
文庫本を見たときには(といっても木曜日のことですが)
飛びつきました!

有吉さんの本で癒された後は、
小泉さんの本で元気を貰った、という感じですね。

三つ子の魂百まで
なのか知りませんが、
”あちこち首を突っ込みすぎ”と言われてしまいまして、
しょげ&落ち込み状態だったのですけれど、
言われたことはもう忘れます~
(記憶によれば、その類のことをいわれたのは、
幼稚園時代、友達の親から言われたのが最初です。)

だって、それはその言った人から見た一面にすぎませんものね!
(開き直り?!)
一喜一憂していては身が持たない!!!

仕事への姿勢や考え方が違うのだから、
その人と私の”良い”ということにズレがあるのは分かっているわけだし・・・、
こうして書いているうちに、
休日まで、そんなことを考えることに”私の”時間を費やすのが
少々バカらしくなってきましたよー!

この谷間も無事脱出できそう!
(こんなに皆さんに、当り散らすことになって、
 本当にごめんなさい!)

前回の異動までは、四六時中仕事のことを考えていても
幸せでしたけれど、
今は、公私両面が充実しているときこそ、幸せ☆

やっぱり本は、私の心の安定剤です!
(2ヶ月ほどまるっきり読んでいなかったのも、不調の原因だわ、きっと!)

がんばらなくても大丈夫

2007-06-23 22:58:57 | 読書
有吉玉青さんのエッセイです。

私よりも私の気持ちを表わしてくれている?!と思ってしまうところや
そうよねー、そうよねーと共感してしまうところに
大いに心慰められました。
それから、
あーそこまで思い至らなかった!と思うところもあります!

ずっと気になっていた作家の方でしたけれど、
一気に大好きな作家の方になりました。
次回作や、他の作品も・・・チェックしなければ!!!

それではお気に入りの箇所をいくつかご紹介。

本に書いてある人生訓や人のアドバイスが、いつも役に立つとは限らない。
どんなにいいことでも、たぶんそれは、頭で理解することだからだろう。
何も受け付けなかった心を開かせるのは、案外と、
何かのはずみのようにして入ってきた言葉、音楽、ささいな出来事・・・・・・。
ほんとうにちょっとしたことだったりする。
ただし、それがどこに転がっているかがわからないから、
面倒くさくても自分から、少しは動かなくてはならないのだろう。
(中略)
心の動きが鈍くなって、何をしてもつまらない日々というのは
しばしば訪れる。
それでまた、ぼやきたくなる、毎日おんなじだよオ。
けれど、何かしていれば、何かがきっかけになって
世界が開けるということを知っている身は強い。
それに、心が動いている状態のときに気づいたことには、
「毎日が同じことの繰り返し」、という決まり文句は、
実は間違っている。
物理的に、そんなことがあるわけがないではないか。
花が咲いた、風が変わった、緑が香る。
世界は毎日少しずつ変わっている。
そんな小さな変化を感じて、そうして楽しめるようでいたい。
人がやさしい言葉をかけてくれた、クーポンがたまった、
ばったりと友人に出会った、終電に間に合った・・・・・・。
世界は”事件”に満ちている。
そんな小さな事件を楽しんで、毎日を心豊かに過ごしていけたらいいと思う。

人というのは、こちらが心を開けば、心を開いてくれるのではないか。
こちらが思っていることを話せば、
自分の思っていることも話してくれるのではないか。
そしてそこから話が広がってゆく。
もっと聞きたい、話したい。
自分とは違うものへの興味が高まり、
お互い相手の奥へ奥へと入ってゆける。
すると、その中には、なんとたくさんの人が住んでいることだろう。
(中略)
たくさんの人とつきあいたい、仲良くしたいと思っていたけれど、
少ない人とじっくりつきあうのは、
多くの人とつきあう以上の意味があるのではないか、
そんなことを思った。
(中略)
いろいろな人と仲良くしようとしてきたのだ。
きらわれたくない、好かれたい。
でも、もういいでしょう。
好かれようとする時期は、あっていい。
なければいけない。
でも、そろそろ本音で深くつきあえる友達を持ちたいのである。

張りあったって仕方がない。
張りあえることではない。
なぜならば、人と自分は違うのだから。
少し、あきらめは入っている。
でも、人は人で、自分は自分でしかないという発想自体は、
ひとつの自信なのではないか。
そして、そんな自信を持てたとき、
自分と比べるでも、嫉妬するでもなく、人を認めてゆけるだろう。
また、みんなと同じようになれる気がする。
同じ、というより対等、だろうか。
ほんとうは違うのに、無理やり同じになろうとしていた昔よりも、
もっと深いところで結びあえる友情が、
嫉妬の先には生まれないだろうか。


引用が多くなってしまって、すみません。
今、ちょっと迷い子になっています。
本音を言えば、ちょっと休息がほしい感じです。
贅沢かもしれないですが、
1年に2回くらいはリセットというか、気分転換をする時間がほしい。
それが8月までないのはキツイ・・・。
1つの習い事も更新の時期になっているのですが、
今のメンバーで習い続ける気分がどうも湧かない・・・。
こう考えると、
日常のスケジュールって、早いですよね。
いや、よく考えれば、
以前は週休1日で、今は週休2日だったのだから、
休みは増えているのですけれどね。
でも、いっぱいいっぱいですよ~。
そんなときに出会ったこの本、
何度も読んで、元気をもらうことになりそうです。
こんな出会いに、感謝!

落日燃ゆ

2007-03-22 23:56:37 | 読書

城山三郎さんが亡くなられました。
なんと残念なことでしょう。

私の今までの人生の中で、
最も影響を受けた本は
城山三郎さんの著書『落日燃ゆ』です。
高校3年生のときに読みました。

歴史学には、昔から非常に興味があって、
「大学に入って、歴史を勉強する!」というのが
私の大きな目標でした。

当初は鎌倉時代に興味があって、
専攻は鎌倉時代研究にしようとずっと思っていたのですが、
高校3年の・・・夏ぐらいだったでしょうか、
『落日燃ゆ』を読んで、
近・現代史を勉強しようと、進路を変えました。

大学ではめでたく近・現代史のゼミに入って
勉強することが出来ました。
私にとって、近・現代史の勉強は、いまだに大事な大事なもの。
まだまだ、機会があれば、再度勉強する気でいっぱいです、実は。
高校3年生から今まで、ずっと大事なもので、
きっとこれからも大事なものであり続けると思います。
その入り口にたどり着かせてもらった『落日燃ゆ』、
大切な大切な本なのです。
その他の作品も味わい深いのに、
もう新作を読めなくなると思うと残念です。

城山さんが翻訳された本になりますが
『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』
『ビジネスマンの父より娘への25通の手紙』
も何度も何度も読んだ本です。

心からご冥福をお祈り申し上げます。


雑誌

2007-03-18 21:12:45 | 読書
春服&春メイクの特集にひかれ
週一回のペースで買っちゃっています(いや、もっと多いかな?)

21日は
お昼に出勤で
早めに切り上げられるそうなので
ショッピングする予定♪なのです。

楽しみだわ~
それまでに
戦略?を練ります~

恋愛小説

2007-03-06 13:47:14 | 読書
重厚な小説を読んだ後には
恋愛小説を読んでみたくなりましたので
こちら”恋愛小説”を買ってみました。
五人の女性作家による
五人のヒロインの恋。

どれも味わい深いのですが、
とりわけ今日読んだばかりの
アンバランス(乃南アサさん)
アーティチョーク(よしもとばななさん)
が印象深いですね。

瞳子みたいに
相手のひとことに
過敏に反応して
悪いほうへ悪いほうへ
つい考えちゃいますよね。
アーティチョークの”私”とおじいちゃんの関係は
私自身と祖父の関係に
少し重なるところもあるので
冒頭から好ましい感じでしたが
最後まで読んでみたら
いっそう好ましくなりました!
どのヒロインも自立しているのが
切ない恋が語られても
清涼感を残してくれている
一因なのでしょうね~。

ちいさな幸福

2007-03-03 22:47:59 | 読書
「あなたの場合、
恋人と過ごしたどんな時間が心に残っている?」

んー。んー。んー。
この本のテーマなのですが、
結構難しいですよね。
私が思い出すのは
電話でたわいもない話をしているときですかねー。
元々電話はあまり好きではないのですが、
その人の声はとても心地よくて
聞いているだけで落ち着けて
別に電話で話さなくてもいいことを
話していて、
離れていても
同じ時間を、二人だけが共有している
というので、心満たされていた…って感じです。
一緒にいる時間ももちろん好きだけど
会いに行く準備をしている
あのウキウキとした落ち着かない時間も好きでしたね。
あとは一緒に帰るとき。
これまたたわいもない話をして
歩くのも好きでした~。

あ、本に満たされて、
あまりにも心地よくなってしまい
ついつい書きすぎてしまいましたf^_^;

「もし百二十パーくらい最高潮にしあわせでも、
そっからあとは下り坂なんて、絶対の絶対にないよ」
今はこの言葉がこだましています(^^)

陰陽師 飛天ノ巻

2007-02-26 22:24:19 | 読書
本当は
第一作目の「陰陽師」から読むはずが、
外出先に持って行くのを忘れてしまったので、
第二作目の”飛天ノ巻”から
読むことになってしまいましたf^_^;

とはいえ
短編集なので
特に問題なし(^^)

映画を思い浮かべながら
(ということで
私の頭の中は
野村晴明、伊藤博雅が大活躍!)

結構軽いタッチで
読みやすいのです。
そして、
晴明&博雅の友情をはじめ、
登場人物の思いに
ほろりッ(:_;)

シリーズ全作を早く読みたいO(≧∇≦)o
でも全部を読み終えてしまうのが切ない(ノ_・。)

ということで
今は一作目を読んでいます(^0^)/

華麗なる一族 上・中・下

2007-02-25 23:46:21 | 読書
読破しました!

ドラマを見て、
ぜひ原作を読んでみたいと思い、
読み始めたら、
面白くて面白くて
あっという間に読み終えてしまいましたo(^-^)o
読みごたえありました。

今、なんともいえない満足感に包まれています。
悲しい場面や憤りを感じる場面は少なくありませんし、
経済関係の場面はちんぷんかんぷん!
それでも
面白くて面白くて
読んでいる期間中は
どこに行くにも
本を手放せませんでした(^0^)
そして今は
ひとつの世界を見終えたぞ~という感じですね。

最後の数ページで
”やっぱり”という感じですかね。

不条理なことが多くても
やはり自分の信じる道を
歩いて行きたいものですよね。