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さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

スーザンを探して

2009-02-18 02:53:52 | 演劇&ミュージカル
まずっ!
また、記事をためつつあります。
しかも、ケアレスミスを発見し、対策を練っているうちに
こんな時間です・・・
明日がつらくなるのにー。
今日は早く寝るはずが・・・

さて、
2月15日(日)にいはシアタークリエ・デビューをしました。

お値段がやや高め、
ですが、香寿たつきさんの歌声が聴きたかったので、
思い切って、買ってしまいました!

ロビーが1階、
客席は地下1階と地下2階になります。
なだらかな階段状の客席ですが、
なかなか見やすいですね。
今回も端の席です。

香寿さん、今回はいっぱい歌っていらっしゃいます~。
あんなはじけた役、初めて見た気がするけれど、
私が見た回数はそう多いわけでもないし・・・
香寿さんのイメージ、って大人の落ち着いた女性って感じでしたけれど、
かなりはじけていますね。
それから、ミニスカートにシースルーの上着ですが、
・・・スタイルよい!!!
とてもキュートでした。

そして、・・・マンマ・ミーア以来の保坂知寿さんの歌声ですよ~
保坂さんも本当に素敵。
すっかりファンになってしまいそう!
平凡な主婦、って設定ですが、
自分探しをする中年女性を、
好演されています。

保坂さんと香寿さんのハモリは聞きごたえたっぷり。
耳福ですよ。

それから杜けやきさん。
こちらも大人の女性ですが、
コミカル!
段田さんとのカップルが素敵です。

結末は・・・私は好ましい、と思います。
見ていて、恋がしたくなりますよ!
女性は共感を覚える人が多いと思いますが・・・どうでしょう?

夢の浮橋/Apasionado!!

2009-02-02 01:57:23 | 演劇&ミュージカル

東京宝塚劇場で観劇してきました。
観たのは、
月組公演『夢の浮橋/Apasionado!!』
3回目の観劇になります。

同じ演目を複数回観られるなんて、
贅沢・・・。
自分へのご褒美、です。

宝塚の公演では
宝塚大劇場で演じられた後、
少し手直しをされるそうで、
東京で公演されるときには
少しアレンジが入っているとのこと。

確かにお話が
前よりもスムーズに感じられたような気が・・・。

今日は、霧矢さん演じる薫の歌が
殊更切なく心に響いてきました。
薫の、浮舟を正面から愛せないその切なさや
匂宮に奪われた時の怒りと悲しみが
じーんと伝わってきて、物悲しくなりました。

匂宮と浮舟が心を通わせるシーンや
女一の宮の淋しさも
前よりも切なく伝わってきた部分です。

琴の音も、生演奏はいいですね。

切ない物語を、静かに堪能しました。

『Apasionado!!』は本当に大好きなショーです。
最初から最後まで、本当に楽しい!
見逃せないシーンだらけです。

霧矢さん、ますます色っぽくなっています。
それから、
男役さんたちが演じられているお花の精(?)も
ますますチャーミングになっています。
本当に楽しんで、踊ったり歌っていらっしゃるのが
伝わってきます。
どのシーンも見どころで、
見落とせないシーンだらけ。
DVDを買ってしまいたいくらい
気に入ってしまった演目です。

さて、この公演のデザートですが、
こちら、「恋渡り」です。
こちらも美味でした~!
  


草刈民代さん 最後の「ジゼル」

2009-02-01 02:13:33 | 演劇&ミュージカル

神奈川県民ホールに見に行ってきました。
草刈民代さん、最後の「ジゼル」

とても素敵でした。

ジゼルは何回か見ているからか、
あるいは
フィギュアスケートの安藤選手や中野選手のフリーで何度か聞いたからか
あのメロディが
とても耳になじんで、
音楽を心から楽しめました。
(まだ頭の中をめぐっています!)

全体的に素敵なプログラム、素敵なパフォーマンスだったのですが、
草刈さんが舞台に立たれると、
ついつい
オペラグラスで
草刈さんだけを追ってしまいました。

第一幕のジゼルは
それはそれはたいそう可憐なのです!
恋人を見上げるその表情が、恋をした少女そのもので、
それから、
王女が訪れた時の興味津々のようすはなんとも可愛らしく、
そして
花占いをして、落ち込んで、喜ぶ様子は
いじらしくて、涙が出てしまいました。

第一幕最後の狂気の場面、
それは本当にかわいそうで、
もう涙が止まりませんでした。
ショックを受け、信じられず、そして幸せだった日を思い出し、
最後に命を落とし、息を引き取って・・・
切なくて、胸が締め付けられる思いでした。
お母さんの嘆き、王子の嘆き、そして恋敵の嘆き(すみません、役名がすぐ出ず)
それが痛いほど伝わってきて、
本当に悲しくなりました。

第二幕は精霊たちの踊りから始まります。
精霊たちが重量がないみたいで
死後の世界はこんな世界なのかと
錯覚してしまいますね。
男性陣がジゼルの死を嘆いている様はやはり切なく、
それから、精霊たちに踊らされる場面は過酷です。
ジゼルが死してもなお、愛する人を救おうとする姿は
本当に美しかったです。

表情豊かな一幕とは違い、
二幕の草刈さんは、静かな表情で踊られていました。
それでも王子への思いは変わることなく
身を犠牲にしても、救おうとする一途さがひしひしと伝わってきました。

第一幕50分、
第二幕50分、
あっという間のプログラムでした。

最終公演らしく
草刈さんがアンコールのときに
感極まっているご様子が見受けられ、
その姿にまた感動してしまいました。

もう美しいジゼルや白鳥が見られないのは残念ですが、
映像の世界で、
Shall we dance?とは違う表情を拝見するのを
楽しみにすることとします。

それにしても本当に素敵なジゼルでした。
そんな舞台を見られて、幸せです。


エリザベート(2008年3回目)

2009-02-01 01:50:17 | 演劇&ミュージカル

記事を書けずに
年越しをし、
月がさらに変わってしまいましたー!

12月22日(月)に見に行きました。
この日のエリザベート、トート、ルドルフは
1回目に見たときと同じメンバーさんです。


朝海さんはやっぱり綺麗。
重臣たちが、「彼女はきれい~」というところ
・・・まさにぴったりですよね!!!

歌も、11月よりも
感情を一層込められて
丁寧に歌われていた印象を受けました。

武田さんも丁寧に歌われている感じがするので、
このお二人のコンビは
私は好きです。

ゾフィーは重々しさを感じました。
そのゾフィーが
最期の場面で歌うところが
何とも切ない・・・

浦井さんのルドルフは
ルドルフそのもの!という感じに見えてきます。
若くて、理想に燃え、理想に燃え尽きてしまった・・・

待ち焦がれていた母が帰ってきたのに
その母はつれない・・・という場面も
シシィの冷たさがよく出ている感じがしました。

もう書きたいことがいっぱいあって
全然書けなかったのですが、
結局時間をあけても
・・・大した事を書けていませんね。

こうして舞台を見に行くと、
ミュージカルって本当に素敵だなって思います。
2009年も素敵な作品を見続けられると・・・いいですね。


シンデレラ

2008-12-29 23:11:39 | 演劇&ミュージカル
今年の演劇&バレエ&ミュージカルの見納めでございます。

12月25日に見に行きました。
場所はお気に入りの新国立劇場。
よくくるみ割り人形を見に行っていますが、
本年は「シンデレラ」公演なので、
こちらも、・・・平日ですが頑張って見に行きました!

残念ながら、遅刻してしまったので
最初の15分くらいは見られませんでしたが、
あとは、たっぷり、じっくり見ました。

シンデレラは酒井はなさんです。
可憐で、足音のしない美しい踊りでした。
王子は山本隆之さん。

第一幕の仙女が現われて
魔法をかけるところは
どんどん奥に進んでいくのですが、
もうこの先はないかな・・・
と思ったら、まだ奥に行くのですよ。
そしてカボチャが出てきて、
最後は美しい馬車に乗って
シンデレラはお城へ・・・
仙女も、四季の精(?)も美しかった・・・!

第二幕はお城の中のお話。
王子とシンデレラの踊りは
溜息が出るほど、美しかったです。
恐る恐る踊る様子も本当によく伝わってきました。
可憐、そのものです。
それから、二人の義姉も最高ですね!
笑いまくってしまいましたー!
12時になったところは
これまた素敵な演出でした。

第三幕はシンデレラのお家にて。
再会のシーンも素敵でしたし、
二人で踊るシーンもまた可憐でした。
結ばれて、めでたしめでたし!

大好きな演目です。
はなさんの舞台、是非またみたいです!

これは館内のクリスマスツリー。

衣裳も飾られていて、
帰り道、舞台の余韻を楽しみながら
写真を撮ってきました。

こちらは初台のツリーです。
相変わらず豪華です☆

来年は何の演目なのかしら、
今から楽しみです!

『Paradise Prince』/『ダンシング・フォー・ユー』

2008-12-29 22:48:17 | 演劇&ミュージカル
こちら東京宝塚劇場のクリスマスツリーです。
白いツリーも素敵ですね♪


さて、見に行ったのは
12月23日です。
宙組の『Paradise Prince』/『ダンシング・フォー・ユー』
贔屓の陽月華さんが無事復帰、の舞台、
嬉しいです~
やっぱりトップコンビがそろっている、というのは
心華やぎます。


お話は・・・面白かったです。
二人が再会のシーンには
思わず涙してしまいました・・・
最近、とことん涙もろいですね、私。
気になったのは
華さんが持っていたバッグが
私が買いたいと思っていた
アニエスベーのバッグだったこと。
あー、アニエスだ!!!と思ったら
嬉しくなってしまいました~

海外ミュージカルは面白いのですけれど、
展開が読めないオリジナルミュージカルは
やっぱり楽しみですね♪
オリジナルミュージカル、
これからもお願いしますっ!

宙組のショーって
全員とか、多数で踊ることが多いですよね。
長身の方が多くて
ダイナミックな踊りが多いので、
見ていて、見ごたえがあります。
華さんの切れのあるかっこいい踊りも、
久し振りで・・・本当に嬉しかったです!

さて、こちらが今回のデザート。
ゼリー系が多かったので、
新鮮です。
おいしかった!

次は、2月に月組公演を見に行きます!

ラ・カージュ・オ・フォール

2008-12-26 02:34:40 | 演劇&ミュージカル

市村正親さんと鹿賀丈史さんの共演、と聞けば、
やっぱり舞台に見に行きたくなってしまいます。
『ペテン師と詐欺師』、面白かったですからね!
しかも今回もまた、
香寿たつきさんが共演、と聞けば、
上手~いお歌がいっぱい聞けるわけですから、
気分はもううっきうき♪

23日、早めに劇場に行き、
もらったチラシをじっくり読んでおこう
と思ったのですが、
早めに着いたものの
チラシはもう手に入れられず
結局予習はできずじまいです。

さて、幕が開きました。
鹿賀さんは最初から出ていらっしゃいますが、
市村さんも、香寿さんも・・・なかなか出ていらっしゃいませんねー。

おっと!
こんなお話だったのかぁ~
でも鹿賀さんと市村さん、いやらしい感じはなく
とても自然ですね。
他の仲間の方々も、
とても必死にショーをされている場面が多く、かなり好印象です。

鹿賀さんの子供にあたる青年が恋に落ち、
その女性と両親を家に招待することになったために起こる顛末記
という感じですが、
一幕の終わりの市村さん、圧巻でした。
すごい迫力なのです!

それから、後半は特にぐいぐい引き込まれていきます。
前半部分のレッスンは面白く、
そして、彼女と彼女の両親を招待してからは
面白いだけでなくしんみりと。

結末は・・・私は良い終わり方だと思います。

香寿さん、待っていました~
鹿賀さん、市村さんとともに・・・いい感じです。
『モーツァルト』のような泣ける歌はありませんでしたが、
コメディもいいですね!

それから森公美子さん・・・すごすぎる!!!

演技達者な方々ばかりで、見応えのある舞台でした。


愛と青春の宝塚

2008-12-25 01:16:49 | 演劇&ミュージカル
千秋楽公演(22日)を見てきました。
52年の歴史に幕ですか~

最初から
宝塚OGによる華やかなショー。
着こなしも身のこなしもさすがです。

この日のメインキャストは、
湖月わたるさん、
貴城けいさん、
大鳥れいさん、
映美くららさん。

メインキャストの皆さんの現役時代の舞台は、
映像では拝見しましたが、
生の舞台は初めて。
新鮮な気がします。
湖月さんは、OGの中でもひときわ背が高く・・・目立ちますね。
すき焼きの場面のスカート姿が、なんともチャーミング。
貴城さんは華奢な方なのですね。
とても歌が上手い人がいる・・と思ったら大鳥さんでした~。
そして映美さんは、退団後も可憐です。

宝塚ほど華やかではないですが、
OGによるショーは・・・さすが!です。

なぜコマの最後に宝塚?!と思ったら
小林一三さん関連なのですね。
最後にコマ劇場命名の由来のコマ、
しかと拝見しました!

最後のショーも見応えたっぷりでしたよ~
千秋楽っていいな。

くるみ割り人形

2008-12-23 00:35:42 | 演劇&ミュージカル

今年は松山バレエ団の「くるみ割り人形」を見てきました。
松山バレエ団と言えば
やっぱり、森下洋子さん&清水哲太郎さんで見てみたい・・・!

12月20日(土)に見てきました。

セットも、衣裳も、
各バレエ団で違うので
違う演目にも見えてくるような・・・
これからも見続けたいものです。

さて、松山バレエ団のクララの家は
(新国立で見たときよりもいい意味で)庶民的に見え、
パーティも、親戚と本当に親しい人が集まって開かれているようにみえます。
クララが隣のお嬢さん、って感じがして
親しみを持てますね。

クララがくるみ割り人形を持って寝てからは・・・
ぐいぐいと引き込まれました。
森下さんのクララは
華奢で可憐で、かわいらしいのです。
本当に少女みたい。

そして、ネズミさんが大きく見えます。
動きがユーモラス。
兵隊さんのお顔は、あれれれれ。
この戦いの場面は、見ごたえがありましたよ。
家具が動いたりするのも、良い効果ですよね。

王子があらわれて、
雪の国、水の国、それからお菓子の国に行くまでも
テンポよく、おもしろかったです。

お菓子の国は、甘い色のお衣裳なので
本当に明るい感じです。
同じ音楽なのに
踊りが違うのが、本当に面白いですね。

秀逸だったのは
別れを知ったクララと王子の別れの場面です。
切ないのです。
涙が出てきてしまいました。
切なさが、痛いほど伝わりました。

そして最後に
クリスマスメドレーというのですかね・・・
ショーみたいのがありました。
第九はじめ、馴染みの音楽の中で
楽しい踊りが繰り広げられ、
「60周年」の謝意を示す看板とともにフィナーレです。

森下洋子さん、今年還暦を迎えられているのですね。
帰ってきて、ネットで調べていて知ったので、
本当にびっくりしました。
確かに、清水さんも、森下さんも
丁寧に踊られているので、
スピードはそんなにないのかもしれないのですが、
でも、魅せられました。
またぜひ見たいです。

幸せな気持ちで、家に帰りました。


そしてミーマイ

2008-11-29 02:19:03 | 演劇&ミュージカル
夢の浮橋を観劇したその日、
併設のプチミュージアムでは
月組公演に合わせ、
前回公演である『Me & My Girl』関連の展示がされています。

もちろん、行かないわけにはいきません!!!
あー、懐かしいチューリップ柄のお衣裳です!
お衣裳を見ているだけで
サリーの歌が聞こえてきそうですね~

初演のこだま愛さんもお召しになっていたお衣裳ということで
近くで見ると、・・・確かに新品ではありませんねー。
こうして衣裳が大切にされているって、
大事なことですよねー!


ランべスウォーク、
聴くたびにうるうるしていましたよ~


小道具も何点も飾られていました。
あー懐かしい。

夢の浮橋/Apasionado!! その2

2008-11-29 02:11:47 | 演劇&ミュージカル

いいお天気、
紅葉も綺麗。


なのですが、
観劇2本立ての日は、時間がなく、なかなか忙しい!
慌ててお昼を食べ、
もう一度グッズを見ているうちに
・・・もう2本目の開始時間ですよ~



Apasionado!!
とてもとてもとても面白い、熱いショーです。
もう必見です。
そして見ごたえたっぷりです。

まずは瀬奈さんの登場シーンにびっくりし
(ショー後のインタビューで
 お衣裳ですか?舞台装置ですか?と質問されたくらいの 
 お衣裳ですから・・・!)
それから、
ヴァレンチノだったかな、その俳優の恋の物語に酔い・・・
ヴァンパイアの場面も魅惑的。
その場面に出てくる少女役の羽桜さん、
私は好印象でした。
そして、話題の、女装姿(失礼!)に圧倒&魅了され・・・
そのあとは瀬奈さんと霧矢さんのデュエットダンス!
それから
真咲さんと明日海さんの初々しい恋人姿。。。
これが本当に可憐でした。

今、手元にパンフレットがなく
記憶頼みでいろいろ曖昧ですが、
続けます。

タキシードでのダンスはやっぱりかっこいい!
これぞ宝塚!って感じです。

最後がデュエットダンスではなく
ソロのダンスなのが
ちょっと淋しい感じですが、
哀愁が漂っているのも一つの魅力ですかね・・・

一本立てのお芝居もいいですが、
宝塚に来た、と思わせてくれる
お芝居&ショーの2本立て
(順番もお芝居→ショーだと嬉しい)
が好きですねー!!!

お芝居もショーも
本当に充実していて、
観ていて、幸せになれる2本です。

幸せな気持ちで、劇場を後にしました。

パンフレットを手に入れたら
追記するかも・・・

それから、またチケットを取りたい、けど取れるかしら・・・


夢の浮橋/Apasionado!! その1

2008-11-28 02:13:00 | 演劇&ミュージカル
見ちゃいました!!!
彩乃かなみさんが宝塚月組生でないのは淋しいけれど、
前評判の高い、この作品、
観てきましたよ~!!!

評判にたがわず
とてもとてもとてもよかったです。

実はゆずこ、
前の日徹夜していたのですが、
一瞬あああぁとあくびをしたものの
最後まで元気いっぱい観てきました。

もともと好きな源氏物語、
宇治十帖を、匂宮を主人公にしているのですが、
そりゃ突っ込みどころはありますが
(たぶん多く寄せられる突っ込みに
 匂宮がなぜ宇治の大君の顔を知っている?!という
 のがあるでしょうねー!)
なかなか興味深い、面白い物語でしたよ。
匂宮役の瀬奈さん、薫君役の霧矢さん、
浮舟役の羽桜さん・・・あたりの出番が多いのは予想されることですが
女一の宮役の副組長の花瀬みずかさんが大活躍でしたねー!
あとは
五の宮役の明日海りおさんや
薫君の家司役の組長越乃りゅうさん、
匂宮の家司役の桐生そのかさん、龍真咲さんが
目立っていましたねー。

実は11時公演と15時公演と続けてみたのですけれど、
二度見たことで
お話がよくわかり、じっくり楽しめました。
登場人物がなかなか多いのですが、整理できましたし、
女一の宮の侍女達のアドリブとかも、楽しめましたし。

今まではかなみさんばかり追っていたのですが、
今回は舞台全体もしっかり見ることができました。
それから月組公演は割合多くみているので
オペラグラスでのぞくと「あ、○○さんだっ!」って
名前と顔が一致させることができるので
面白さは倍増!!!

また見たくなる作品でした。
お話がしっかりしていて、
それから皆さん熱演されているので、
最後のシーンが終わった後、
ずっしりといろいろ考えることがありました。
パンフレットの解説を見て、
そんな深いお話だったのかぁ・・・と知識も付きました!

今度は薫を主人公にした作品も
ぜひ作ってください!

時間がないので
併設のレストランでランチです。

エリザベート(2008年 2回目)

2008-11-21 03:21:08 | 演劇&ミュージカル


エリザベート2回目を
先日見てきました。

平日なのに満席、
補助席まで出ていますよ。
人気なのですね・・・!

期せずして、
昨日、宝塚・月組で2009年に『エリザベート』
と発表になっていましたが、
主要な役の発表まで
エリザベートから頭が離れなそう・・・
(エリザベートは好きですが、また月なのかぁと思ってしまったのも、事実・・・
 とはいえ、ぜひ見たいですけれどね)

シシィは涼風真世さん
トートは山口祐一郎さん、
その他の主要なキャストは
先日と一緒でした。



トートは
個人的には武田トートが大好きですが、
個性が全く違う山口トートも
やっぱり大注目です。
まさに「帝王」ですよね、
圧倒的な存在感です。
以前見たときから
評判どおり
声量豊かな、歌がお上手な方という印象だったのですが、
声は思っていたより高いのですね。

特によかったのが
青年ルドルフが出てきてから、ピストル自殺するまでです。
まさに山口トートに支配され、操られていましたね、舞台が。
手のひと振り、ふた振りで
ルドルフや独立派が右往左往で
悲劇の結末を迎えた・・・という感じです。

武田トートの解釈も、山口トートの解釈も好きです。
もし再演されたら
やっぱり両方観に行っちゃいますね。
(でも来年はないのかな)

シシィは
比べるのは失礼ですが、
朝海シシィの解釈、演技が好きです。
凛とした美しさ、
自分の世界に入り込んで、他を寄せ付けなさそうな強さや冷たさ、
かなり好感をもったのですが、
涼風シシィの解釈は、私の思い描いているのとはちょっと違うので
演技にはまることができませんでした。
晩年の声の変え方はすごいっ!と思ったのですが。

山口さんとの並びはとても合っていらっしゃるようにも思いましたがね。

ミュージカルなので、
歌のウエイトは高いと思いますけれど、
役者さんの持つ雰囲気とか、
表情とか、
造形とかにも
やっぱりかなり強い影響を受けるものなのですね・・・。

私、見たことはないのですが
涼風さんも朝海さんもオスカル役者さんですよね、
そのお二人がWキャストとは
考えてみれば、すごいですね。


ソロモンの指輪/マリポーサの花

2008-11-17 03:46:05 | 演劇&ミュージカル

こんな時間に起きていて、
明日絶対に辛いわ・・・
でも、やっぱり書いてしまわないと落ち着かない・・・

11月16日(日)11時から
宝塚・雪組の『ソロモンの指輪/マリポーサの花』を見てきました。
マチネだけど、千秋楽に見られるなんて感激!!!
だったはずですが・・・

申し訳ありませんが、
本日の公演は私の好みとは少し違っていました・・・。
消化不良のまま、終わってしまった感じです。

まず『ソロモンの指輪』。
毎度のことながら
ギリギリに行ったもので
事前に解説を読めなかったのが、ちょっと痛かったです。
30分のショーという予備知識はあったので
「わー30分って早いわ~」という感じです。

歌うまの彩吹さんや、贔屓の音月さんの歌がいっぱい聴けたのが
満足。
あとは、本日付で退団の山科愛さんが可憐で
ついつい眼で追ってしまいました!
海の場面は綺麗ですねー。
あとは指輪のセットがいろいろ動いて舞台を作るところが
いい感じです。
指輪の上で、水さんが歌っているときに
黒いものがわさわさと動いている、と思ったら、
羽根を付けた皆さんが、わーっと出てくるところも見ごたえあり。
ちょっと残念な部分を挙げるとすれば
ラストですが、
彩吹さん、音月さん、白羽さんがゴールドの衣裳なのに
水さんは、別の色で縁取りされているものの
白い衣裳、
ゴールドに白では、やっぱりゴールドに目が行ってしまいます。
いろいろ意図があるのかもしれませんが、
やっぱりここは宝塚、
主演男役には、その他を圧倒するような豪華な衣装を身につけてもらいたい・・・

彩吹さんや音月さんのお歌が多いと思っていたら
別の方のブログを読んで知ったのですが、
荻田さんの舞台では
歌える人が歌い、踊れる人は踊る、とか。
水さんの歌が少ないと思いましたが、
白羽さんの歌がないとは気づかなんだ・・・。
歌うまさんの歌は、耳に無理なく入ってきますよねー。
・・・とはいいつつ、音月さんが出てくると、音月さんばかり見てしまうので
一部全体像が見えなくなるんですけれどね。


『マリポーサの花』は
大変申し訳ありませんが
・・・2時間は長く、そして、話もよく分からず、
主人公にもヒロインにも共感できず、・・・不完全燃焼でした。
まず、回想シーンらしいですが、
主人公の声による説明、これが、どうも慣れません。
この部分の音声だけが非常に大きいので、
ちょっと興ざめの感あり。
それから、広ーい舞台の端におかれた椅子やソファーに座って
登場人物(2~3人)がぼそぼそとしゃべっている部分が
声が小さく、セリフも早めでよく分からない・・・。
重要なことを話していても、
2階B席からは、「え?よく聞こえないよ」
それから、いろいろな人が出てくるけれど、
その人物関係が分からず。
それから、共感できる人がいないのですよね。
強いて言えば、友情に生きた、彩吹さん演じるエスコバル、かな。
それ以外では、
白羽さんと音月さんの父親役の未沙のえるさんと
そこの使用人の沙央くらまさん
山科愛さん、
フェルッティの緒月遠麻さん、
CIAの凰稀かなめさんがよかったですね。
それから、贔屓の音月さん、
スペイン語の歌もよかったですが、
理想に燃える青年をさわやかに演じられていました。
大統領暗殺未遂の後
水さん演じるネロに問いただされるときの
音月さんの返答の様子が、一番頭に残っています。
恋人役の舞羽美海さんもきれいでした。
そうそう、
タイトルの『マリポーサの花』、
前半部分にも登場していれば
もっとお話が引き締まった気がするのですが、素人考えですかね・・・。



エリザベート(2008年1回目)

2008-11-15 23:56:19 | 演劇&ミュージカル

観てきました、「エリザベート」。

東宝のエリザベートといえば
一路真輝さん
というイメージが強かったので
新・エリザベートを観に行くことに
少し躊躇していました。

が、やっぱり大好きな作品で、
私がミュージカル好きになるきっかけの作品なので
もうエリザベートを見ない
なんてことはできそうにないので
観に行っちゃいました。

そうそう
武田真治さんのトートもどうしても観たかったし・・・


観に行ってよかったです!
本当によかった。
今、感動と満足で胸がいっぱいですもの!!!



今日のエリザベートは朝海ひかるさん。
宝塚時代の舞台は観に行ったことはありませんが
テレビで見たことがあります。
それから先日の武田さんとの共演作トライアンフ・オブ・ラブ
観たことがあります。
朝海さんはダンスが得意で、歌よりダンス、と聞いていましたが、
よかったですよ!

一路さんとは持ち味の違うエリザベートで
登場時は愛らしくて、おてんばなのに
徐々に力強くなり、
戦いに挑み、
勝利しても空しさを感じ
最後に力尽きるまでの変化に、とても共感できました。

前半の結婚翌日
目に涙を浮かべながに歌う「私だけに」、
ルドルフの養育権を勝ち取った一幕最後の正装姿、
ハンガリーで三色旗のドレスを着て「エーヤン・ハンガリー」というところ、
その直後の、トートに勝ちを宣言し「私が踊る時」を歌うところ、
は特によかったです。

武田トート、
私は大好きです。
マテさんの演じられていた両性を持つトート
のイメージを強く出されていると思うのですが、
細身の武田さんにはとてもよく似合っていると思います。
胸元を大きく開けた黒い衣裳も
深紅の衣裳も
素敵です。
深紅の衣裳になる前の、ファー付コートもよかった~!

一幕の最後や
「私が踊る時」のほかに
(小)ルドルフと友達になるところ
(大)ルドルフとの「闇が広がる」
それから「最後のダンス」等の場面が特によかったです。

浦井さんの「ルドルフ」は
初めて見るような気がするのですが・・・
本当に「王子」という感じがします。
「ルドルフ~ラスト・キス」のような狂言回しの役より
こちらの正統派の王子様役のほうが合うような気が・・・。
理想に燃えつつも、実現できずに死に至る皇太子を好演されています。
歌もダンスもお上手。
次の「回転木馬」が楽しみだわ~
ルドルフに関連し、
トートダンサーズが突然上半身裸、になったのは
びっくりでした。

フランツの鈴木さんは美声ですよね。
歌が心地よいです。
決定権のない、青年皇帝、
子どもと分かり合えない、晩年の皇帝、
どちらの悲しさ、苦しさが伝わってきました。

ヘレネ役の南海まりさんは
写真を見て、かわいい方だと思っていたのですが、
笑顔が素敵でした。

皇太后ゾフィーもいやらしく演じられていますよね。
最初の登場時と晩年と・・・
衣裳は(ほとんど?)変わらないのに
歩き方やちょっとした仕草が全く異なるのが・・・すごい。

ルキーニの高嶋さんは
かなり自由に演じられているような・・・
もう身体にしみ込んでいるかんじなのでしょうね。
コミカルな動き…と思ったら高嶋さん、でした。

エリザベート観劇歴も増え
DVDも見たりしているので
前より舞台のすみずみまで目がいくようになった気がします。
とても楽しんでみることができました。

アンコールの最後は
朝海さんと武田さんが二人で登場、
一階席はほとんどスタンディングオベーションでした。
私も思わず立ってしまいました。
見た感じちょっとお姉さんと弟って感じはしますけれど、
(でもお二人とも72年生まれで同じ年なのですか???)
若々しい、躍動感のある『エリザベート』
という感じでした。
このバージョン、かなり好きですね。