やまびこ

日々感じたこと、思ったこと等を、撮影した写真とともに、徒然に日記風に書いています。

2006/7/22(土)黒と茶の幻想

2006-07-22 15:11:19 | 読書
 「黒と茶の幻想」恩田陸(講談社文庫)をやっと読み終えた。

 太古の森をいだく島へ--学生時代の同窓生だった男女4人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理を浮かび上がらせる。あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻みこめられていた。「美しい謎に」満ちた切ない物語。(by講談社文庫より)

 4人(梨枝子、彰彦、蒔生、節子)の男女のそれぞれの側から見た四部構成から成っている。それぞれが感じたこと、思ったこと、考えたことを、旅の進行とともに語られていく。

 屋久島の森の様子が仔細に描写され、屋久島に行きたくなった。屋久島には、7年ぐらい前に宮之浦岳に登る計画があったけれど、結局行けなかった。今でも行きたいがなかなか休みが取れない。
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