東京の中心で、愛媛FCとさけぶ

愛媛出身、東京在住。Jリーグを戦うサッカークラブ・愛媛FCを誇りに応援するblog

2007 J2第10節 愛媛FC3-0京都サンガF.C.~やるなら今しかねえ~

2007年04月24日 | 愛媛FC
愛媛に行ってました。
今季初のホーム観戦でホーム初の勝利に立ち会うことができました。

開門と同時にスタジアムに入場、久々の砥部の雰囲気を満喫。
今シーズンは試合50分ほど前にスタジアムDJが選手1人にスポットをあて、
紹介する企画なんかが放送されており、今回は青野選手が紹介されておりました。
青野選手のお気に入り曲ということで
長渕剛の「西新宿の親父の歌」(北の国からで吾郎さんが歌ったことで
知ってる人も多いと思います。)が響きわたる砥部のスタジアム。

試合の前に長渕が流れるサッカー会場なんてめったに体験できないな~なんて
そのときはのんびりと思ってました。

そして、試合開始。
開始直後の藤井選手のシュートにはじまり上位の京都相手に積極的に攻める愛媛
プレスをかけてしっかりとボールを奪い、セカンドボールもしっかりひろう
サイドから攻撃も再三チャンスが生まれ、
前半15分、青野選手からのロングフィードが右サイドを駆け上がる森脇選手が
受けゴール前にクロス、それを田中俊也選手がヘディングで合わせて見事、先制点!

欲しかった先制点をとり、愛媛らしいひたむきなサッカーが続く。
青野選手の中盤での攻守の軸として活躍が目に付きました。

そして、後半。
開始後徐々に攻め込む京都に対し、
後半4分に江後選手のドリブル突破、スルーパスが田中選手にわたり、
それを冷静に押し込み2点目!

絶妙のタイミングでの2点目です。
その後も田中選手のシュート、江後選手のドリブル、
藤井のボールへのプレスとその執着心が攻撃を後押ししてました。
もちろんどの選手がよかったからでなく、ピッチの11人全てがそれぞれの
気持ちを出して個人でなくチームとして戦って京都を押し込むプレーが続く

後半途中、センターバックのチアゴ、手島選手が退場、
そして79分には美濃部監督も退場し記録的に荒れた展開になりましたが、
荒れた展開だから愛媛が勝てたのではなく、
完全に愛媛のサッカーの形がここで出来上がっていたと思います。

84分には森脇が持ち込み一人で決めて3点差に!
ゴール裏に駆け寄る森脇選手に気持ちが熱くなりました。

上位京都を相手に本当にすばらしい勝利、全員で戦い手に入れた勝利。
大敗が続き、その後愛媛らしいプレーが戻りだしそして手に入れた
この勝利は大きいです。

途中交代した内村選手、大山選手は途中からの出場、
相手が2人も減った荒れた展開という難しい状況ではありましたが、
ここでこの2人も今後乗ってくれば・・・と思います。

この勝利は大きな勝利でした。
試合終了後、私の頭の中では勝利のチャントが流れる中で、
もうひとつ試合前に流れた西新宿のおやじの歌の一節

「やるなら今しかねえ、やるならいましかねえ」

がぐるぐると回っておりました。
なんとなくこの勝利にこの歌がぴったりに試合後は思えました。

次節は早くも水曜日にホームでザスパ草津戦です。
この戦いを続けて次節も勝利を絶対に手に入れよう!
これを満足にするでなく自信にし、シーズンを戦い抜こう!