東京の中心で、愛媛FCとさけぶ

愛媛出身、東京在住。Jリーグを戦うサッカークラブ・愛媛FCを誇りに応援するblog

福田健二という男

2005年09月12日 | 愛媛FC
先日発売された中村俊輔が表紙のNumber636号。
海外組を中心にしたインタビュー、コラムが中心で途中まで読んだあと
なにかと忙しくて数日読み忘れていたんですが、
今日、「遺書」という題名で福田健二について書かれた記事を読んで、
言葉を失いました。

アテネ世代の一人として期待されていたFWでしたが、その後の活躍を期待されつつも
Jでは不調が続き、現在はパラグアイに渡って奮闘中ですが、小学生までは愛媛県に住んでました。

愛媛出身のサッカー選手の一人として頑張って欲しいなと思いつつ、
千葉に引っ越した理由に関しては親の転勤とかそんなんだろうな~と
なんとなく思ってたのですが、
こんな壮絶な出来事がきっかけで引越し、その後も苦労していたことを
今回のコラムで知りました。

今は海外で思いっきり挑戦して、母の言葉の意味を、自分の居場所を見つけて欲しい。
いつか君にとって愛媛が帰る場所になったら、いつでもすぐに戻ってきてほしい。
精一杯応援するよ!

国体 サッカー競技結果~明日に向けて、12年後に向けて、輝く未来に向けて

2005年09月12日 | 愛媛FC
今週末から、岡山県にて国体が開催されました。
気になる愛媛県勢のサッカー競技、週末の結果は・・・

成年女子
1回戦  愛媛県7-0岡山県
少年男子
1回戦  愛媛県3-1新潟県
2回戦  愛媛県0-3東京都 

成年男子
1回戦  愛媛県 5-0 秋田県
準々決勝 愛媛県 2-0 鳥取県

開催権であり、Lリーグチームがある岡山に1回戦から当たってしまった
成年女子は残念ながら1回戦敗退。

少年男子もFC東京ユース、ヴェルディユースを擁する東京都選抜相手に
0-3の2回戦敗退。

さぁ残るは成年男子。
愛媛FCのサブメンバー中心の構成ですが、彼らならやってくれる。
リーグ再開へ向けてのアピール、チームに勢いをつけるためにも結果を残して欲しい。
で、その準決勝が本日行われましたが、

準決勝  愛媛県 0-4 京都府

悔しい。佐川印刷SC中心の京都府選抜に4失点。
猛暑の中の連戦ということで、国体は35分ハーフという変則ルール。
一度流れが変わるとそれを取り返すことはなかなか難しく、
失点してしまうと時間が短いことを意識して早めに取り替えそうと
普段以上に前がかりになってします。
後半途中、赤井選手の退場も響き、決勝進出はかないませんでした。

が、明日は3位決定戦、
今日負けた悔しさは残るけど残り1試合、
兵庫県代表を下して3位になって愛媛に帰ろう。
きっちり勝利してくれると信じてます。


最後にひとり言

まだ、成年男子の試合が残っておりますが
今回の国体の内容、結果をみながら思ったのは12年後の愛媛での国体開催。
私的には国体開催の意義、価値に対して否定的でしたが、
国体というキーワードとともに愛媛のサッカー、そしてスポーツ界全体を
発展するために愛媛FCのJリーグ参加という方向とは別のもう一つの形として
役立つのかもと思いました。

これまで国体が決まると開催県は国体優勝を目指して
国体参加競技の強化を図ります。
もちろんそれ自体が見直されつつもありますが、
国体という名のもと県全体の競技レベルが向上するのであれば
期待したいと思います。
大事なのは国体後をどのように見据えているか。
国体が終ったら終わりにならないことを国体を目指す前からやっておく。

実際、愛媛県成年男子は来年愛媛がJに上がることで
これまでの愛媛FC単独チームではなくなります。
各県協会所属チームから選抜チームとして強化ができるのか?
それとも強化チームとしてのチームが指定、結成されるのか?

もちろん現状サッカー協会に所属している個々のチームが切磋琢磨して
強くなるのも一つの案だとおもいます。
県協会として現在カテゴリが存在する成年女子、成年男子、少年男子において、
全国レベルで活躍するための施策を12年後に向けて進めていくべきかと
思いました。

当然、それには愛媛FCのプロ化の産物、愛媛FCという名前の
ブランドの協力は必要になってくるかと思います。