がらんどう 吐毒会

雑感で感じたままに…

最近の新聞記事から3

2012-02-28 12:11:00 | Weblog
★光市母子殺害事件の未成年での殺人問題は根深さを感じる。私たちの若い頃も、「死刑だけはない」と悪いことをしまくっていた同窓がいる。抑止力云々はわからないが、生来の性格による危険人物はいる訳で、被害者をまず考えることからすれば、未成年に死刑もありと私は思う。ただ育てた親の責任問題も大きいが、この辺りの報道はあまりに少ない。どこかの国のように逃げた者の三代まで処罰するのはどうかと思うが、育てるとはどういうことかを考えずに、快楽だけで子供を作る馬鹿が多い昨今、ますます野放図な輩が増えて行く訳で、その抑止を考えた判決だと信じたい。


★ローザンヌ国際バレエで優勝した17歳の菅井円加嬢はお見事の一言。こちらは育てるが素敵な形。これとて親は泣きながら育てている訳で、たいしたもの。


★各所で孤独死や餓死が見つかり、行政に責任を宣う方がいるが果たしてそうだろうか。民主主義、弱肉強食の世において、自然の摂理はある訳で、行政の限界を考えないといけない。先日野暮用で職安訪れたら、質の悪い夫婦が担当に食ってかかっていたが、盗み聞くと、本人達の非が大きい。とかく身動きできない立場の人を責めがちだが、それだけはやめるべきだと思う。


★東京マラソン、県庁に勤め、定時制高校の仕事をする市民ランナー、富山に居を構えながら東京陸連所属の無職ランナー、J1に所属のチームで骨肉腫を直し、アンバサダーの人、被災地の首長など話題の多いレースだった。こういう表舞台ではなく、裏側でかつ、全く東京マラソンとは異なる部分でいろいろ支障があった。
まずはコンビニ配送は言うまでもないだろう。義弟が苦労したとの報告あり。他に宿泊所が満員御礼で、知り合いの出張族より金曜夜助けてくれ電話あり。帰りの飛行機や電車の切符が取れない人も各ターミナルに多かったそうだ。もし誘致成功したとして、五輪開催には相当改良や痛みは伴うだろう。
スタート前、石原都知事の死者が出ないことを祈るとのコメントに良悪を垣間見た私だった。


(写真…靖国通り、九段下)