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べってぃのぱっしょん

ビビッとくると「パッション感じた」と言ってしまいます。平たく言えば、好きな物の寄せ集めデス。

ソウルで観た映画①

2007-02-20 00:10:47 | 韓国映画
『あいつの声』の合間に他の映画も何本か観てきました。
いちばん面白かったのが『美女はつらいよ』。
言わずと知れた、鈴木由美子の漫画「カンナさん、大成功です」を原作とした作品。
映画が始まる前にその旨明記されています。
これが500万人を超える大ヒットになっていて、公開から早一ヶ月半経つというのにまだまだメインで上映されていました。

以下、ネタバレ含みます)

類い稀な歌唱力を持つが太った体型ゆえ、人気歌手アミのダミーとしてバックステージやスタジオでしか歌うことのできないハンナ。
ある日、密かに想いを寄せるプロデューサー、ハンジュンとアミに会話を聞いた彼女は忽然と姿を消してしまう・・・。

私は原作の漫画を知らないので、観た印象は「整形美人」(米倉涼子主演のドラマ)」でした(笑)
ただ、米倉涼子がツンとした感じの美人であるのに対し、ハンナを演じたキム・アジュンは唇に特徴のある(そういうメイクだったのか?)どちらかというとファニーフェイスな感じ。それが却ってキュゥトで、コメディー演技も不自然さがなく、「私って綺麗!」的な台詞があってもムッ!とすることはありませんでした。
プロデューサー役のチュ・ジンモも、何故か細川茂樹を髣髴とさせる「イケメンだけど、どこか垢抜けない」ところが良かったです。

基本的にコメディーなんですが、昔ものすごく太っていた私は身につまされるシーンが多くて(汗)ハンナに感情移入しまくり。
結構ホロリとするシーンが多かったですよ。
いくら外見が変わったからって中身まではそう変わらないですよねぇ・・・違うかなぁ?
私なんて、今でも周りで人が笑ってると「は!もしや私の事を笑っているのでは!?」と思ってしまうのですが、「考えすぎ」って言われたところで、これはもう、笑われたことのある人間にしか分からない感覚。
そういう部分もあったからここまでヒットしたんじゃないかなぁ。
って思うのは私の感傷ですか。
ラストは、まぁ、そんなにうまくいく訳ないやろ~、安易すぎるやろ~という程度の薄さでしたけどね。

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