今更なんですが(汗)
「不器用な人々」で上演前にチャン・ジン監督が前説で出てきたことは
この記事のコメント欄で触れましたが、舞台セットの著作権に関する話をしていたので撮影されるのが憚られ(結局「黙っててね」「ネットに上げないでね」的な感じでOKだったんですが)写真がないんです。
せっかく2m位前にいたのに、もったいない。
でもサプライズには変わりないですよね。
父上が亡くなった直後で、出てくる訳ないと思ってましたもん。
「心配しないでね」という、監督なりのファンへのメッセージだったんでしょうか。
そんなことがあった2日後の「老いぼれ泥棒の話」。
開演ギリギリで着席した途端、そのサプライズはやって来ました。
ジャージを着たクルクルパーマの前説男性。
顔はちょっと分かりにくいけど、その声は!!!
チョ・ジェヒョーーーーン!!
でした。
いやがうえにも盛り上がる
ボンテージ ボルテージ。
折しもドラマ「ニューハート」が絶賛放映中でしたし。
プログラマーとしての挨拶をした後、『華麗なる休暇(邦題:光州5・18)』(演出のキム・ジフン監督作品というだけでなく、パク・ウォンサンとパク・チョルミンも出てます)のDVDが発売になったということで、これを観客の一人にプレゼントするということに。
ここで「私、日本から来ました!」と叫んだら?なんてことも頭をよぎりましたが、小心者の私にそんなことはできる訳がなく、タイトルに合わせて「この中で一番年上の方」に進呈ということになりました。
2,3人名乗りを上げましたが(写真はその時「おいくつですか?」と聞いているトコ)、最終的に70代の男性がゲットしてました。
お芝居の方はというと・・・セットもすごくシンプルで動きが大きい訳でもない為(前半は真っ暗だし)、かなりの聞き取り能力が要求され難易度高し。
周りがドッカンドッカン受けてる中、置いてけぼりを食らうこともしばしば。
それでも根気強く聞いてると、政治や財閥を皮肉っているような台詞があったような、そうでないような(どっちだ)
勝手に解釈してニヤリとしてたんですが。
あと、美術館に忍び込んでるという設定で、前の方の観客をいじる場面も。
「アンディ・・・ウォー・・・ホル?」
「何の絵だ?」
「う~・・・ん・・・マリリン・モンローか?」
「(この顔が)そんな訳ないだろう!」
目の前にいる女性には失礼な話です(笑)
この日は日曜日で、泥棒役がパク・ウォンサン氏とチョン・ギョンホ氏、刑事他はチェ・ドンムン氏。
本当はパク・チョルミン、パク・ウォンサン、チェ・ドンムンの回が観たかったのですが、それは火曜日のみなのでどう日程を組んでも不可能でした。
でもチョン・ギョンホ氏もなかなかでしたね(個人的に鼻にかかった声の男性が好きなので^^)
3人の中で最も好きなチェ・ドンムン氏は、色んな役で二人を驚かします。
どういう繋がりか分かんないんですけど、ボンテージの格好してセクシーなダンスも披露ですよ。
最後は取り調べをする刑事役で出てくるんですが、その白いシャツがまぁよく似合ってて!
ドラマ「魔王」の時は「えっ、ちょっと丸くなりすぎじゃない??」と思ったものですが、その時よりは絞れてる印象。
泥棒の台詞がアドリブだったのか、素で受けて笑ってる姿もグー!
やっぱ生よね、生だわ、と思わずにはいられませんでした。