西條奈加作「烏金」読了です。
まりさんに紹介されてから西條奈加作品にどっぷりハマってます。
【写真】西條奈加作「烏金」
些細有りげな若者浅吉が、金貸しお吟に取り入り、手伝いを始める。
まぁその、取り立てに容赦ない小金貸しのお吟さんもすんなり受け入れた訳ではなく、
取り立てが上手くいかないところに浅吉を遣って様子を見るわけですが、
浅吉は取り立てるだけでなく、お金が回るよう知恵を貸して借金を整理してやる。
この辺りは人助けですよね。
お吟から金を、、、と思っていた浅吉の心の動きが面白かったな。
何故にお吟なのか?ってところの曰くの明かされ方も良かったな。
オカンはやはり、江戸物が好きですな。
ちょっとシリアスっぽい。
辛いかもしれん。
読み終えて作者と題名明かすね。
自分で手に取るものは、どしたって片寄るので、紹介してもらうと幅が広がって良いやん♪