オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

読書の記録三冊

2024年07月05日 16時26分34秒 | 読書
「うつし絵 大岡裁き再吟味」辻堂魁著



諸国放浪の絵師土田半左衛門(つちだはんざえもん)が偽の往来手形で捕らわれた。
大岡忠相(おおおかただすけ)はある事件で容疑がかかった旗本を思い出す。
意を受けた古風十一(さきかぜじゅういち)らは、十五年前、旗本家同士が一触即発となった若衆殺害事件を掘り返す。
切腹して家を守った当主。
歌比丘尼(うたびくに)母娘を襲った悲劇。
名奉行の再吟味は真実に迫れるか?
〈文庫書下ろし〉
裏表紙の紹介文


「むこう岸」安田夏菜著
NHKで放送されたドラマを見て借りてきた本


生活保護法第一章第二条 『すべて国民は、この法律の定める要件を満たす限り、この法律による保護を無差別平等に受けることができる』
表紙裏の一文


「貸し物屋お庸謎解き帖 髪結いの亭主」平谷美樹著

お庸が少しずつ成長していく姿が楽しみな本。



「面白れぇ謎に行き当たったら、首を突っ込んでみたくなるんだよ」──
江戸っ子の暮らしを支える貸し物屋・湊屋両国出店の主は、真っ直ぐな気性と人情と口の悪さで知られる江戸娘。
「無い物はない」うえに知 恵も力も貸してくれると評判の店の暖簾を、今日も訳ありのお客がくぐる。

借りた釣り竿を持たずに毎日釣りに出かける男の目的は?
大火鉢と夜具十組が運び込まれた仕舞屋に集う者たちの正体は?
お客が求める貸し物の陰に隠れた秘密を見抜いて収めるお庸の謎捌きが痛快な、大人気書き下ろし時代小説、待望の第四弾!
裏表紙の紹介文