「本心」平野啓一郎著
ブログに上げたつもりで忘れてた本。
五月初めに読んでいました。
近未来が物語の舞台。
福祉は破綻しており、富裕層とそうでない階級の差がはっきりしている時代。
主人公はリアルアバターを生業としていて、
依頼者の要望を受けて、買い物や旅行の代理行為をしている若者。
父親を知らず、母と二人で暮らしていたが、その母が亡くなり、うつうつとする毎日。
「───母を作ってほしいんです。」
舞台は、「自由死」が合法化された近未来の日本。
AI/VRの最新技術を使い、生前そっくりの母を再生させた息子は、「 自由死」を望んだ母の、〈本心〉を探ろうとする。
母の友人だった女性、かつて交際関係にあった老作家………。
それらの人たちから語られる、まったく知らなかった母のもう一つの顔。
さらには、母が自分に隠していた衝撃の事実を知る──。
(紹介文)
(紹介文)
この本が映画化されたそうです。
どんなふうに映像化されたのか、すごく興味があります。
11月8日公開ですって。
しばらくの間、コレがオカンの鼻面人参です。