オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

梅を煮る手順

2021年05月29日 08時13分27秒 | オカンのつぶやき
まずは下ごしらえ。
ヘタを取ってからマチ針を束ねたもの、
あるいは盛花に使う剣山で皮をチクチクします。
これをやっておくと煮た時に皮が破れず、
まん丸こっこに仕上がります。


一晩水につけてアク抜きします。
表面のブツブツは針の跡です。

ゴロゴロ動いて実を傷めないよう、
落し蓋などで押さえながら水を捨てます。

たっぷりの熱湯を注ぎ入れてから弱火にかけます。

フツフツと泡が上るくらいの火加減で。


針目が消えました。
皮が透けたように見えて柔らかくなったら、
実が動かぬよう落し蓋で押さえて湯を捨てます。
梅の大きさによってはこの作業を2度ないし3度、繰り返してアク抜きします。


いつものキビ砂糖750g入りと黒砂糖200g入りを用意しました。
好みがあるので白砂糖でも。


熱いうちに砂糖をかけ蓋をします。


熱で砂糖が溶けて水分があがってきます。

水が上がってから火にかけます。
落し蓋をし、トロトロの弱火で煮ていきます。
※沸騰厳禁!
(皮が破れるので)


砂糖のアクが出てきました。


アク取りシートを敷いて、落し蓋をします。


水蒸気が落ちないよう布を挟みます。
オカンはよく落とすので蓋のつまみに輪ゴムで留めます。


アク取りシートを取って味見。
酸味が強かったので黒砂糖も投入しました。


濃いエンジ色になりました。
もう一息です。


下茹でから始めて丸一日、
火からおろして一晩置いて、
黒砂糖が効いたのか、
味よく艶よく完成です。

1キロでもSサイズは数が多いから、
下処理が面倒だけど煮えるのは早い。

練炭火鉢を使っていた頃もありました。
まりさんは炊飯器の保温機能を使いましたよね。
オカン宅はガスコンロなので、
うっかりして吹きこぼれたりして、目が離せなかった。
それで卓上のIHクッキングヒーターを買いました。
温度調節とタイマーがホント便利です。