オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

手蹟指南所薫風堂シリーズ完結

2024年09月23日 17時59分41秒 | 読書
野口卓著の「手蹟指南所薫風堂」シリーズが全五巻で終わってしもた。



「廻り道」
手習所「薫風堂」で師匠を務める雁野直春の許に、遠く本郷か ら新たな手習子がやってきた。
河出屋の番頭・半次の息子、善次は、どうやら前の手習所でいじめに遭っていたようだ。
直春 は、面倒見のいい儀助を一緒に通わせて、早く皆と馴染めるよう気遣いを見せるが……。
一方、心身ともに患う美雪との関係は、進展のないまま時が過ぎていた。
だが、直春は突如訪ねてきた美雪の幼馴染・菜実から、衝撃の言葉を告げられる──。
(裏表紙の紹介文)


「明暗」
「薫風堂」の師匠・雁野直春は、 総書堂の北斗屋庄兵衛に依頼された書物の執筆に専念しながら、新しい年を迎えた。
手習子たちとともに書初めを終えた直春は、意外な人物の訪問を受ける。
それは、婚姻を約束しながら果たせずにいた石川家の美雪の母、阿久里だった。
旗本の姫と浪人である直春との叶わぬ夢は、阿久里の来訪で終わりを告げるのか。
さらに、直春に因縁ある実 父から突然の呼び出しが──。
大好評シリーズ、堂々の完結!
(裏表紙の紹介文)

野口卓の本が好きだ。
「軍鶏侍」も「ご隠居さん」も「よろず相談屋」も「めおと相談屋」も…読んだな。
読んでいる間は何もかも忘れて入り込める。
浮世の雑事を忘れられる(そして叱られる😑)




凪良ゆうの対談集及びインタビューと著作を発売順に紹介した本。




無謀と思う右折車

2024年09月20日 06時30分13秒 | オカンのつぶやき
昨日のこと。
どちらも四車線道路の交差点。
青で直進するオカンの前を右折レーンから鼻先を出す車。
信号の手前、車2台目と3台目の間です。
えっ、なに?
ここを横切るの?
右折レーンの車もよく譲ったな!
急ブレーキをかけたら、向こうも止まったので、通り過ぎました。
無謀なわ😬と思うのでした。

あ゙、まだあったな。
これも片側二車線の交差点。
対向車線の車が信号手前3台分の所から右折しようとしている。
道路挟んだ右側にTSUTAYAとスタバあり。
何もここで曲がらんでも信号で右折してから行きんさい!と呟くオカン。

最近、こんなのがやたらと目に付くのです。




満月です

2024年09月18日 20時50分31秒 | オカンのつぶやき
真ん丸コッコのお月様
見えました
なぜか色合いが違うので
二枚とも載せちゃお


設定など出来ませんし
三脚も無し


息を止め
手元ブルブル

やれ嬉しや🩷
どうか
どうか
………が上手くいきますように🙏


夕立ち

2024年09月18日 16時54分44秒 | オカンのつぶやき
昨日は朝から蒸し暑くて


夜になって庭に出ても重苦しい熱気だった


少し前から子の成長を楽しむ親の気持ちで眺めたお月様


少しずつ
少しずつ


丸まってくるのを
楽しんでいたのに


今夜の満月を待っていたのに
あ゙ぁそれなのに
ドラム缶を転がすような雷鳴と稲光
畑に出たオットも戻ってくるほどの無情な雨よ
これで少しは涼風がたつのかな
それにしても悔しい夕立ちなり

おや?
雷鳴が遠ざかって空が明るくなってきた
でも雨は強く降り続いてる


雨は止まないかなぁ
満月は見られないのかなぁ




「カッコーの歌」フランシス・ハーディング著

2024年09月16日 21時02分00秒 | 読書
「カッコーの歌」フランシス・ハーディング著



「あと七日」意識をとりもどしたとき、耳もとで言葉が聞こえた。
わたしはトリス、池に落ちて記憶を失ったらしい。
少しずつ思い出す。
母、父、そして妹ペン。
ペンはわたしをきらっている、 憎んでいる、そしてわたしが偽者だという。
なにかがおかしい。
破りとられた日記帳のページ、異常な食欲、恐ろしい記憶。
そして耳もとでささやく声。
「あと六日」………わたしになにが起きているの?

『嘘の木』の著者が放つ、傑作ファンタジー。
英国幻想文学大賞受賞、カーネギー賞最終候補作。 
表紙裏の紹介文

これはファンタジーで良いのかな。
街が広がり住処にいられなくなった異形たち。
彼らの頭が異形たちの住処を組み込んだ設計図をつくり、
大戦で息子を失った設計士の心の隙に入り込み、
名声と引き換えにその建物を作らせるを契約を交わすが…。
やがて破綻するのよね。
これはお話の後半で分かることなんだけど、
そこに至るまでの話がなんともな。

先月末に読んだケイト・モートン著の「秘密 上下巻」
この巻末に載った紹介文に惹かれて借りてきた本です。
表題のカッコーに込められた秘密が分かって面白かった。