ひと対ひと。すべては楽しみながら。

仕事も遊びも、男も女も、昼も夜も。すべて『人と人』!
楽しみながら、単純に。できる事からやろうよ。^^江浦誠、64歳。

勇気は出すもの!

2005-11-17 06:16:06 | Weblog
『福祉工房あいち』ってご存知ですか?
加藤源重さんという方を中心とした技術ボランティアの組織です。

加藤さんは10数年前、56才で利き腕の右手を機械に巻き込まれ、
親指の付根1cm程を残して他の4指をすべて失うと言う大怪我を負い、
50年以上も使い慣れてきた右手をある日突然に失ってしまった方です。

それはそれは、大変なショックだったでしょうが、
不自由な右手の現実と、不自由を何とかしようという強い思いがエネルギーとなり、
自分の夢と希望を叶えてしまいました。

日増しに強くなる
”大好物の豆腐の味噌汁をもう一度自分の右手で持った箸で食べたい”
という想いを実現させた『お箸ラクラクはさめーる』。
パスタを上手にフォークに巻き付ける『くうるくるフォーク』。

私はこれらを見た時、『すごい!』の一言でした!
まさに ”一念 岩をも通す ” そのものです。
加藤さんが語った ”勇気は持つものじゃない。出すもの。”
本当に実感のこもる言葉でした。



阿蘇には『風の丘 大野勝彦美術館』があります。
こちらの大野さんもまた機械で両腕を失くされた方です。

お二人に共通するのは、”決して諦めなかった ”事。

私の友人が館長をしてます。
皆さん、一度足を運んでみてください。
大野さんの素晴らしい話しが聞けますよ。
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5 コメント

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Unknown (ゆいな)
2005-11-18 15:57:01
高校生のとき大野さんの講演を聞きました。

障害に負けないあの大きな笑顔に

すごく感動したことを覚えています。

そしてあの義手が自由自在で便利そうだったこと・・・。



機会があれば行ってみたいなぁ。
返信する
勇気を与えられます (豊太郎)
2005-11-18 20:11:28
私も県庁職員のとき

パラリンピックに身障の方々とご一緒したことがあります。



両腕を失くした女性のひとは、

グラウンドを一周します。



彼女はブラウスの袖を風にひらひらさせて走ります。

彼女が走っているあたりでは拍手拍手です。

感動の拍手が走りにつれて動いていきます。

走る人と、皆の心はひとつになっていました。



彼女も離婚、人知れぬ多くの苦しみを乗り越えてきたのです。

苦しみを乗り越えた姿が尊く輝いていました。



私達に励ましを与えてくれました。
返信する
Re: (9sugo)
2005-11-21 19:28:16
ゆいなちん

ほんとあの大きな笑顔には感服するよね。

是非、美術館行ってみてください。ファームランドの先、葉祥明美術館の少し先だからすぐ分かります。

美術館の玄関から見た景色が一番最高!

森館長は友人です。



豊太郎さん

当人にしか分からない苦しみを乗り越えて来られたんですよね。

私の友人にスペシャルオリンピックを手伝ってる人が数名居ます。この方々の姿にも感心しますよ。

返信する
大野美術館から (豊太郎)
2005-11-22 20:22:58
あそこからの景色、私も描きました。



お気に入りの場所です。



館長さんが友人とは。
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Re: (9sugo)
2005-11-24 01:22:59
そうでしたか!

あそこの景色はほんといいですよね。

森館長の話では

一日中、見ている方も居られるとの事でしたよ。
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