7月7日は、「七日盆」といって盆の入りにあたり、そうめんを仏壇にお供えして、
そのお下がりを家族でいただくという風習が、一部の地域にはあるそうです。
そうめんが、織姫様の織る糸や天の川の流れのように見える事から来たそうです。
そうめんを大鍋の湯にくぐらせ、冷たい水でもみ洗いし、つるっとした食感を残し
食べる味は、七夕のご馳走となったんですね。
夏の星座、織姫様のこと座(ベガ)と彦星様のわし座(アルタイト)が近づく七夕。
二人が素敵な時間をすごせますように。
七夕に笹を飾る理由は、ササが風に揺れるサラサラとした音が、邪気を払い
無病息災を願う音と重なったと言われています。
おまけ:お盆には、旧盆と新盆がありますが、
江戸時代に入り天文の知識が高まると、以前までの天体の動きと実態の動きが
合わない事が問題となり、江戸幕府のもとで暦を改めようとなったそうです。(国立国会図書館より)
そこで、もともと旧暦7/15のお盆も改暦され新暦の8/15になりました。
地域によってお盆が、旧暦と新暦へとわかれたんですね。
私は、地域の農作業の都合で、旧暦と新暦のお盆があると思っていました。
家族・親族で集まれるお盆は、自分のルーツを知る事が出来る時間でもあるようです。
写真:生態調和農学機構の七夕飾り。