春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

レアなサントラやニセトラ、そしてイージーリスニングをご紹介するブログです✨

ete d'amour / jean pierre posit

2019-12-21 19:45:52 | 日記
以前、シングル盤を紹介したジャン・ピエール・ポジのアルバム
日本では未発売のアルバムですね



タイトルのete d'amourは、日本では「さらば恋の夏」というタイトルで知られており、ゲオルゲ・ザンフィルやポール・モーリアのカバーが有名で、売り出しが遅かったせいか、このオリジナルは大して知られていない

でも、これがとてもいい曲なんですよ
ちなみに、このアルバムも、こめへんさんからのプレゼント

しかも、アルバム自体が、彼の本来の本国イタリアで制作されていることもあり、フランスで探しても見つからなかったとのことで、ご苦労されたという

本名はクラウディオ・ジッチで、正真正銘のイタリア人
フランスで売り出すために、ジャン・ピエール・ポジを名乗っている模様
主に、クラウディオ・ジッチ名義では、映画音楽の仕事が多い
ロマン・ポランスキーやアンディー・ウォーホールらの作品の
音楽を、よく担当している

では、YouTubeコーナーです
Jean Pierre Posit

Gheorghe Zamfil

Paul Mauriat


最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ボルナ)
2019-12-22 04:08:46
自国内で外国人を名乗るケースは多々ある一方で(例:リカルド・サントス、各種国内楽団等)、外国で売り出すので当該国の人間を名乗るのは珍しい気もします。
ザンフィルのポピュラー曲カバーには疑問を感じるものも多いのですが、これはメロディラインの音色が似ているせいもあってか違和感が薄いですね。「シルクロード」のサントラをカバーしてもうまくいったかもしれません。いくら音色が似てるといっても「コロンボ」のテーマをカバーしたらどうなったか分かりませんが(笑)
ポール・モーリアのバージョンは妙にカッチリして聞こえるのが正直驚きでした(苦情ではありません)。カッチリという形容とはあまり関係ない人のように思っていましたので。
返信する
Unknown (862831)
2019-12-22 05:31:19
ボルナさん。この三つの「さらば恋の夏」は、いずれも日本ではフィリップスからのリリースなので、日本フォノグラムはかなりの儲けを期待していたことでしょうね(笑)
ちなみに、この曲の一番最初に紹介されたヴァージョンは、ザンフィルでした。当初の曲名は、「哀しみのパンの笛」でした。ポール・モーリアが二番目で、その時に「さらば恋の夏」になり、幾らか遅れてオリジナルのジャン・ピエール・ポジの演奏が紹介されましたが、シングル盤のみで、しかもリリース枚数も大変に少なく、FMでもあまり取り上げられなかったので、知っている人は極端に少ないですね。
アンドレ・ポップの「恋はみずいろ」がポール・モーリアに横取りされたのと、同じ構図かも知れませんね。
そうそう、ウェルナー・ミューラーは、リカルド・サントスも名乗っていましたね。
でも、確かにジャン・ピエール・ポジというフランス人名をフランスで売り出すために、その名を使うイタリア人というのは、クラウディオ・ジッチ以外に聞いたことはありませんね。ただ、この曲自体がフランスのイージーリスニングの雰囲気といっても過言ではないため、案外それがローマで演奏された曲としても、クラウディオ・ジッチはイタリア人でありながらも、ジャン・ピエール・ポジというフランス人という架空の名前の人といった方が、どうしてもしっくりきますね。
ザンフィルに『シルクロード』のテーマを演奏させたら、これはなかなかいいものが仕上がると、私もかねてから考えていましたね。恐らく、宗次郎の『大黄河』のイメージとダブる面があるからかも知れませんが、『刑事コロンボ』のテーマは、エレクトロニクスなので、音が似ていてもパンフルートには、合わないでしょう(笑)
返信する
Unknown (862831)
2019-12-22 05:34:55
ボルナさん。ポール・モーリアの「さらば恋の夏」は、確かに時計のようにカッチリした、オリジナルのスタイルを一気に崩して、再度同じメロディーで作り変えたような曲想ですね。ポール・モーリアは、どんな曲でも大胆にポール・モーリア・スタイルに変えて演奏しますから。
返信する
Unknown (こめへん)
2019-12-27 02:30:21
ポール・モーリアのバージョンは、しっかりカッチリポール・モーリア版ですね(好き)。ザンフィルは私は、たしかに見事なテクニックなのですが、何をカバー(演奏)しても、パンフルートという楽器の個性が強いので、ちょっと一様に聞こえてしまう感じがありまして。
オリジナルがやっぱ一番良いかな〜。
返信する
Unknown (862831)
2019-12-27 04:52:56
こめへんさん。この曲は、二つのカバーがありますが、やはりポジのオリジナルが一番いいです。まあ、それぞれが個性的なアレンジで、最初に知ったのが、ザンフィル版ではありますが。いずれもフィリップスというのが、同社はこの曲に、如何に期待していたかがわかりますね(笑)
返信する

コメントを投稿