やまっつぁん日記

一応日記メインの高3のブログです。ちなみに小説も書いて載せてます。音楽紹介記事もぼちぼちやってます。

簡単な説明


 えー、ではとりあえずはじめて来た方のために軽い説明をします。
 このブログの内容は主に日記、そしてイラスト、たまに漫画、好きな動画(音楽)、更新するめどの立たない写真付き記事からできております。
 まぁ、好きなカテゴリーを選んで見てってください。
 ちなみにボーニンというのは主に4コマ漫画です。
 一日一名というのは毎日一人ずつ500色の色鉛筆一色一色から新しいキャラを作っていこうという企画になってます。
 それとコメントは大歓迎ですが、不適切だと思われるものは削除しますのでご了承ください。

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アンケートリニューアルしました

2010-02-28 17:00:55 | その他
 はい、中身読まなくてもタイトルと概要文で大体のことはわかると思います。
 ここと小説ブログのほうで設置していたアンケートを新しくしました。
 こっちでも小説ブログのほうでもシリーズが増えたのでね。
 いくつか変更しました。
 
 それから、新しく作り直したため、票がリセットされました。
 進めてほしい小説があれば、再び投票お願いしますね~。
 
 ちなみに今はRAINBOWSTORYと、もうひとつの幻想どちらを進めるべきか悩んでます。
 あ、もちろん便利屋サイコも進めないといけないとは思ってますよ?
 
 まぁ、とにもかくにも、皆さんからの投票が私を動かしますので、清き一票をお願いいたします。

誰かオラにやる気をくれ

2010-02-28 16:38:06 | 日記
 あぁ、何というかやる気が出ん。
 小説書く気にもならなければ、勉強する気も出ない。
 ・・・なんじゃこりゃぁ!
 なんつーか不安定な状態みたいな。


 もうまったくもってキャラが定まりません。
 どないやねん。
 敬語なんか関西弁なんか、学生チックな話し方なんか、岡山弁使うんかはっきりしない。


 はぁ、パソコンに向かってても何にもやる気が起こらないし・・・。
 こりゃ黙って机にでも向かいますかな?
 宿題はやらんと明日が締め切りじゃけぇな~。
 マジヤベーわ。
 どないしよ。
 つーか、この定まらない口調の方もどないしよ。

 
 ・・・あ、これ日記になってない。
 とりあえず日記、日記。


 今日は起きたら11時半。
 ベッドから降りたら早速パソコンの接続にかかり、パソコンがネットにつながったのが12時。


 あぁ、この体のだるさは接続に30分かかっただるさと苛立ちとその他etcからきとるんやな。
 きっとそうだ、うん、明日は元気になっているはず。


 で、いくつかブログを更新した後、昼食。
 4時ごろまで録画した番組を見てました。
 それからうだうだしていたら、気づけば、5時前。
 

 今日も執筆作業はお休みしようかな。
 一応友人からもらったストックあるし。
 無理は禁物よ、あたい。
 疲れたときは休むに限るワ。 

2月27日の落書き

2010-02-27 17:36:32 | イラストなど
 足の動きをうまく描けないという事実が最近発覚しました。
 いや、まぁ、今までは認めたくなかっただけなんですけどね。
 もう、認めますよ。
 今度また練習しますよ。
 顔ばっかし描いてるのが悪いんですよ。
 また今度修行します。
 まぁ、テスト前なんで、なかなか時間が取れない状況なんですけどね~。

予定が・・・

2010-02-27 16:54:58 | 日記
 おかんは今日昼帰りでした。
 そして帰ってきた後出かけるという予定でした。
 

 しかし、急遽予定が変更され、おかんは家にいることとなってしまいました。
 頭痛い。
 

 私は午前中はたっぷり寝て、おかんが出て行った後、ゆったりパソコンで小説を書こうと思っていたんです!
 しかし、おかんがいるんじゃそうはいきません。
 夜のパソコンタイムを今の時間に移し、泣く泣く私はブログの記事を書いているというわけです。
 

 火曜日テストですから勉強しないといけないんでしょうけど、やる気も、もうすぐテストだぞ!という危機感も何もありません。
 勉強しようとすると一日の半分以上寝ていたくせに眠気に襲われます。
 もうこれは病気なんじゃないかっていうくらいのやる気のなさです。
 かといって勉強しないといけないと、どこかで思ってる自分がいるせいで、小説の執筆作業もうまく進まなかったりします。
 

 もう、なんかめんどくさいです。
 寝ときたいです。
 夢の中にいたいです。
 

 ・・・あ、なんかいけないことを書いているぞ。
 う~ん、これはきっとおかんが今、横の部屋で寝ているせいだ。
 だから私も寝たいとか考えてしまうんだ!
 

 仕方ない、何か別の話題を・・・。
 

 あ、そういえば、今日もいろいろと夢を見たんですけど、何日か前にすごいの見たんですよ。
 まぁ、言葉じゃうまく説明できないんですけどね。
 

 確か木曜の夜だったと思います。
 木曜のとある番組の内容に若干影響を受けているところから始まったので。
 

 それで、なんだか細かいところはよくわからないんですが、私は川のような場所を泳いでいたんですね。
 誰か二人と一緒に。
 その二人についてはよく覚えていませんが、確かに誰かいたんですよ。
 たぶん女性と男性だったと思います。


 それで、私は広い川の真ん中あたりを泳いでいたんです。
 川の右側はよく覚えていないんですが、左側に陸があったの覚えています。
 陸はつるつるした岩の塊で、なんだか滑りそうだなぁ、という印象。
 

 それから、泳いでいる川のような場所の水は澄んでいました。
 もぐってもはっきりと前が見えるくらい。
 あ、でも底は見えませんでした。
 底はただ夢の中の私が見なかっただけなのか、底が見えないほど深かったのかはわかりませんが。
 

 それでしばらく泳いでいくと、なんか怪獣みたいなのが出てくるんです。
 それで私と一緒に泳いでいたほかの二人があわてて逃げていくんですよ。
 

 その怪獣みたいなのは全身緑で、表面はぬめぬめしていて、目は飛び出てて、口が横にでかい。
 それで、でっぷりした体には短い手足が生えてるんです。
 最近やったゲームの敵キャラにそっくりでした。
 

 で、実際見た感想は気持ち悪くて、怖い、です。
 見つかったら殺される感じがしました。
 ゲームと違って私は武器も防具も持っていなかったし、戦う技もありませんでしたから。
 といってもそのとき自分が一体どんな格好をしていたのかは覚えてないんですけど。
 

 でも弱いやつは倒せるみたいでした。
 その川に行く前に何か小さいものと戦って倒したような映像を見ましたから。
 つまりその怪獣みたいなのは私よりレベルの高い相手だったというわけなんですね、悔しいことに。


 それで、私は怪獣(2体いた)にどうにか見つからないように前に進みました。
 私のほかにいた二人も逃げてはいましたが、変わらず前に進んでいたようです。
 それと逃げているとき、何かあったら陸に避難しようと私は考えていました。
 どうやらその怪獣は陸には上がれないようです。
 

 やつらは足が短いので、動きは遅く、私は水かきのようなものを装着していたからなのか、思ったより早いスピードで泳ぐことができました。
 

 それからどういうわけか、水中で息ができていました。
 それは何か持っていたからか、その世界は水の中でも息ができるのか、よくわかりませんが、私は異世界にいるんだなぁ、というのがひしひしと感じられましたね。
 やっぱ夢はすごいリアルです。
 こういうのが小説を書くときに役に立つんですね。
 

 あ、それでまだ夢には続きがあります。
 

 その怪獣が出てきたシーンは意外と短く、私たちは川の流れる短い洞窟みたいなところに入っていき、広いところに出るんです。
 そこからの記憶がないんですけど、終盤あたりの記憶を覚えています。
 

 広いところに出た後は強いモンスターみたいなののオンパレードのようで、私はずっとどきどきしながら泳いでいました。
 私はどうやら何かの調査をしていたようです。
 

 そして、そろそろその何かの調査も終わり帰ろうかというときでした。
 周りにいた2名は自分の近くにおらず、姿が見えません。
 彼らは大丈夫かと思いながら、私はもと来た道へ向かいました。


 私はそのとき深い水の中にもぐっており、私の周りに特に生き物はいませんでしたが、遠くのほうには何か近づいてはいけないものが泳いでいる気配を感じました。
 それで、目の前には真っ暗な大穴が口をあけていたんですね。
 何が出てくるのかわからないので、私は急いで浮上していたんです。


 するとその大穴から何かとてつもない大きさの何か(見た目はよく覚えてないんですけど、白っぽかった・・・生き物で例えると鯨みたいな感じ?)が出てきたんですよ!
 私のほうに向かってゆっくり泳いできます。
 私は見つかってはいけないと思いあわてて逃げました。
 

 すると後ろを何かが追ってくるじゃないですか!
 振り返ると、黒いとげとげしたあまり大きくない生き物(とげのはえた丸いボールみたいでした。風船サイズのうにみたいな)が追ってきていました。
 どうやらデカブツは私のような小物には興味はなく、その黒いのが私を格好の標的だと追ってきていたようです。


 で、その黒いのも、私より悔しいことにレベルが高いようで、何とか私は泳いで振り切りました。
 

 そして浮上していったところに、もと来た道につながる大穴が開いています。
 そこはさっきでかいのが出てきたところより明るく少しは見通しが利いたのですが、そこからまたさっきのよりでかい生き物が出てくるんですよ!
 

 正面に体に比べてとても小さい頭がついており、その顔は目をつぶっている人みたいで、その肌は真っ白。
 頭の後ろには紫の触手のようなものがたっくさん生えていて、飛行機くらいでかくて長いんですよ!
 白と紫のその巨大な怪物はもう大迫力でしたね!


 ぜひ見せたいですけれど、複雑すぎる見た目と、あいまいな記憶のせいでうまく表現できないです・・・。
 

 まぁ、長々と書きましたけど、モンスターと退治したときの心境がリアルに伝わってきました。
 

 この経験を元にまた小説書こうと思います。
 まぁ、この記事一つ書くのに20分も使ってしまったんで、ちょっと時間的にやばいんですけどね。

テスト前・・・

2010-02-26 16:37:56 | 日記
 雨ですねぇ・・・。
 最近どんどん授業が終わっていってます。
 理科や国語や社会や理科・・・。
 ほかにも保健や音楽なんかも終わりました。
 

 そうそう、音楽では卒業式の歌の練習をしたんで、ちょっと今なら歌えそうな気分なんですよね。
 私普段はまったく歌えない人なんですけどね。
 

 で、今歌いながら記事書いてます。
 間奏とか、曲の切れ目を縫いながら。
 今のうちに歌う練習をしとかないと、友達づきあいにも支障をきたしそうですからね。
 まぁ、支障とまではいかなくても、歌は歌えるに越したことはありませんからね。
 
 
 というわけで、一個PV載せときます。
 




 というか火曜日テストなんですよ。
 勉強しないとかなりやばいです・・・!

お陀仏!

2010-02-25 17:20:55 | 日記
 ネットに接続するあいつ・・・最近お陀仏しすぎやろーがぁぁぁぁ!!

 あいつのコンセントが切れてどれくらいになるか・・・。
 今日もいつものように接続作業をしていたのですが、今日は30分くらいかかりました。
 

 俺の人生の大切な時間を返せぇぇぇぇ!
 いっそがしいのによぉ、俺は!
 日記に書くネタもねーしよぉ!
 サイコのストックも切れたしよぉ!
 そうじゃなくても小説書かねーといけねぇってのによぉ!!


 ・・・しかし、けっこう温和な性格であるため、1分も経たない間に怒りがさめてしまった。
 仕方ない。
 日記書こう。
 

 えーっとですね。
 本日は高等部へ向けての説明みたいのを聞きました。
 なんか高等部楽しそうです。
 

 しかし、時間が今以上になくなりそうです。
 まだ詳しいことはよくわかりませんが、高校生になったらブログの更新は不定期になるやもしれません。
 まぁ、どうなるかはまだ分かりません。
 

 そして、これ以上特に書くこともないので、動画載せときます。




 ↑とあるゲームキャラたちの動画。
  私が聞いてほしいのはBGMであり、動画はついで。
  お前の母ちゃん脳みそ筋肉!




 ↑サビは歌うといい感じです。
  ぜひ覚えて歌ってネ。

便利屋サイコ - 3-6 -

2010-02-24 17:09:36 | 便利屋サイコ
 がんばれ僕の足!
 家に帰ったら奮発してシップを買ってあげるから!
 貧乏な僕らはなかなか薬やシップなんてものは買わないけど今度ばかりは何かがんばれるものがないと足が動いてくれそうにない。
 

 そして何とか走っているときに不意に分かれ道がやってきた。
 僕は普段右か左か迷えば右と決めていたので、本能的に右へと曲がる。
 

 しかしチャップとアレスタは違っていた。
 二人は少し迷ったように立ち止まっていたが左に曲がったのだ!
 

 足を止め振り返ったときはアレスタとチャップは僕らが後ろをついてきているものと信じているようでどんどんと走っていき、声を出そうとした瞬間、僕らが走ってきた道から魔導人たちがやってくるのが見えた。
 つまり僕は、一緒に右へと曲がったエネリア、メイとともに、右の道を走るほかなかった。


 後ろからは変わらない足音。
 そう足音の量が変わっていないのだ。
 つまり、後ろを追いかけてきていた2体が2体とも僕らを追いかけてきている!


 チャップとアレスタは体力もあるし、足も早いからあきらめてこちらに来たのか?
 僕はもういっそ立ち止まってしまおうかという気持ちを払い、走り続けた。
 最初から能力を使って飛ぶように移動していれば疲れることはなかったのに、といまさらのように思い、後悔する。


 家に帰ったら少しは外に出て走るようにしよう。
 僕は荒い呼吸をしながらそう思った。


 そして、僕が前を見据えると、再び何か人影があることに気づく。
 その人影はどこかの部屋のから出てきたのか、横を向いていて、顔がよく見えない。
 しかし、その影がフェイクやおっちゃんたちではないことは確かだった。
 近づくにつれその人影の詳細が見えてくる。


 その人影は真っ黒なスーツに身を包んだ女性だ!
 そしてその人は異常なものを身に着けているのが次第に明らかになっていった。
 彼女は肩に大型銃を担ぎ、肩に大量の銃の弾をたすきがけしている。
 腰のベルトにも銃が取り付けられているのが確認できた。


 そして彼女はゆっくりと前に踏み出し、不意にくるりとこちらを向く。
 僕らはあわてて足に急ブレーキをかける。
 彼女は暗めの青い目で僕らを見つめ、目の前に立ちふさがった。


 そしてメイを指差し女は言う。
「その子以外に用はない。後は壊せ。」
 

 それが後ろに迫っていた魔導人に向けて言った言葉なのだと理解するのに僕は少し時間がかかった。

あぁ、お疲れ。

2010-02-24 16:47:40 | イラストなど
 本日の授業は一年間調べたものの発表会でした。
 それで私が友人と調べたのが画材とイラストについて。
 先日のスキャナの人とのやり取りはそれなんですね。
 で、今日本番を終えまして、疲れております。
 そして日記を書くとなればいろいろ説明しないといけないので、詳細を書くのが面倒です。
 もうイラストだけで我慢してください。
 

便利屋サイコ - 3-5 -

2010-02-23 21:44:59 | 便利屋サイコ
 なぜか僕を先頭に置き、僕らは部屋を出た。
 とりあえず左右を見渡してみる。


 相変わらずぼろぼろの廊下の先には特に人影はない。


「あ!」
 そこへチャップが小さく声を上げた。


 チャップを見ると、チャップが廊下の先を指差している。
 そこにはさっきまで何もいなかったはずなのに、人影があった。


 だが、その人影はおっちゃんでも兄ちゃんでも、ましてやフェイクでもない。
 きっとアレはフェイクが言っていた魔導人だろう。
 

 でもその影と僕らからは結構距離があった。
 すぐに物音を立てないように移動すれば気づかれないだろう。
 

 こう考え僕は慎重に一歩足を踏み出した。
 しかしそのとき、なんと廊下の板が盛大に軋んだのだ!!
「わ!」
 思わず声を出してしまう僕。
 

 後ろを振り返るとこちらを指差す人影が見える。
 

 気づかれた!


「走れ!」
 後ろにいたアレスタがそう号令をかけ、僕らは火がついたように走り出した。


                     :


 僕はめちゃくちゃに傷んでいる廊下をこけないように無我夢中で走った。
 左右はほとんど石壁、ときおり部屋の破れてぼろぼろのふすまが見える。
 後ろからはガチャガチャという、金属がぶつかり合うような音を響かせながら、何かが追ってきていた。
 振り返る余裕はなく、しっかりとは確認できないが、きっと魔導人だ。


 そして代わり映えのしない廊下を進んでいくと前方に壁が見えた。
 分かれ道だ!
 僕はどちらに曲がろうか悩み始めたそのとき、後ろからどしゃっという音が。


 走る足を少し緩め、まさかと思って振り返るとそこには盛大に煙を撒き散らし倒れているチャップの姿、そして走ってくる魔導人の姿をはっきりと確認できた。
 魔導人は2体。
 男の型のものと女の型のもの。
 手にはそれぞれ金属の棒のようなものを握っている。


 僕は舌打ちをしてチャップを能力で持ち上げた。
 走って体力を使っているのに、そこに能力の負担までかかったもので僕はへたり込んでしまいそうだ。
 でもそこを何とか耐える。
 

 そしてチャップが自分の足で立てそうなことを確認して、チャップをゆっくりと下に下ろすと、今度は手を魔導人へと向けた。
「そりゃああぁぁ!!」
 そして僕は気合をこめ、魔導人を廊下の端まで吹っ飛ばす。
 でも体力の消耗からか思うような力が出ず、魔導人を壊すにはパワー不足だった。


「今のうちに早く!」
 でも能力のおかげで魔導人と距離はかなりかせぐことができた。
 僕はみんなに声をかけ、再び走り始める。


 今度は走る順番なんて関係ない。
 アレスタが先に行ったりチャップが先に行ったり、とごちゃごちゃに固まって走った。
 後ろからはまだ魔導人の追いかけてくる足音がする。


 というかさっきよりも音のする間隔が短くなった気がした。
 もしかして、やつらペースを上げたのか?
 僕の気持ちはどんどんあせり、動悸が早くなる。
 その分息も乱れて体力の消耗も激しくなるし、スピードも落ちる。


 獣人族のチャップ、そしてそれと人間のハーフであるアレスタは、体力的にまったく問題がないようで、どんどん先に進んでいくが、普段運動しない僕や、女の子のメイはスピードが落ちていった。
 そんな僕ら二人を気遣いエネリアは少しスピードを落として僕らの横に並ぶ。


「大丈夫ですか?よければ私がお二人を担いで走ってもいいのですが・・・?」
 僕はそのエネリアの提案にはものすごい勢いで首を振った。
 そんな恥ずかしい姿をチャップやアレスタに見られてはたまらない。


 これでも僕はサイコの社長だ。
 もっとしっかりしないと!


 僕は気を持ち直し、自分の足を励ました。

やはり時間はない

2010-02-23 21:33:24 | 日記
 明日がとある授業の発表の日であり、参観日です。
 いろいろと準備すべきがあり余裕がない状況です。

 というか日記書くのが面倒です。
 今日あったことを書こうと思えばいろいろ説明しないといけないんで。
 時間あったら日記を書く前に小説を進めたいです。

 あ、それと今日は、スキャンするのが面倒なので、本日はイラストをお休みして、昨日と引き続き小説便利屋サイコをお送りしま~す。
 アンケートの便利屋サイコの欄に投票してくれた方はぜひチェック!

便利屋サイコ - 3-4 -

2010-02-22 22:43:23 | 便利屋サイコ
 これまでのあらすじ

 レニたち一行はクレヴァーたちの職員旅行で宿泊する予定の旅館の下見に連れて行ってもらえることとなった。
 しかし、旅館は荒れ放題、現れた女将らしき人もまったく話を聞こうとしない。
 部屋に案内されたものの、不信な場所が多々あり、まずクレヴァーとジーニアの二人が女将に話を聞きに部屋の外へと出て行ったが、二人はいくら待っても帰ってこなかった。


「・・・帰って・・・こない。」
 アレスタがつぶやいた。


 二人が出て行ってもう1時間が経とうとしている。
「どうしたんでしょうか・・・?」
 エネリアも不安そうな表情を作っている。
 

 僕は大きくため息をついた。
 言いようのない不安がのしかかってくる。
 みんながうつむき、チャップなんか涙ぐんでいた。


「おい、オメーら!」
 すると不意に部屋の中に大声が響いた。
 顔を上げると部屋の中心にフェイクの姿が。


「ったく、めそめそしてんじゃねーよ。」
 そういえばこの部屋にはさっきまでフェイクの姿がなかった。
 コイツは今まで一体どこにいたんだろう?


「よく聞け、お前ら。」
 そしてフェイクはいつになく真剣な顔で話し始めた。
 部屋にいる全員がフェイクの顔を見つめる。


「俺たちはここに・・・閉じ込められた。」


「・・・閉じ込められたぁ?!それってどういうことさ?!」
 少し間を開け、フェイクの行った言葉をよく考えてみた上で僕はフェイクに食って掛かった。


「おいおい、俺に言われたって知らねぇよ!ただどういうわけか、宿の外に出られねぇんだ。外に出たと思ったら建物中に強制的に瞬間移動させられてる。きっとワープ装置かなんかを使ってるんだろうな。」
 フェイクは僕を突き飛ばすと腕を組んでそう言った。


「じゃぁ、僕らはどうなるの・・・?」
 チャップはすでに泣き出す寸前、震える声でフェイクに言った。


「知らねぇって。とにかく、ワープさせる機械かなんかをぶっ壊すほかねーわな。それと同時におっちゃんと兄貴の捜索もしなくちゃなんねぇ。」
 フェイクはそう言うと僕らを見渡した。
「メイとエネリア、アレスタはともかく、おめぇら二人はどうしたもんか。」
 そしてめんどくさそうな目で僕とチャップを見る。


「実はな、いまこの建物内にはどういうわけか、魔導人だらけだ。この部屋はどうやら安全地帯みたいだが、外に出て魔導人に見つかればどうなるか予測できねー。ここは慎重に行動しねーと。」


 ここでフェイクは言葉を切りしばらく僕らの間に沈黙が下りた。
 全員口をつぐんだままだ。


 が、しばらくして再びフェイクが口を開いた。
「よし、まずは俺が先に建物内をもう一度捜索してくることにしよう。そんで10分経っても戻ってこねぇようなら、お前らが動くしかねぇ。」
 フェイクはそう言うが早いか、僕らの話も聞かずに天井の隙間へと入って行ってしまった。
 メイが立ち上がり、止めようと声を上げたが、もうその声は届かなかったようだ。
 僕らは再び、何も言わず待つことになった。


                   :


「10分・・・経ちました。」
 不意にエネリアがそう言ったので僕は顔を上げた。


 どうやらエネリアはさっきフェイクが出て行ってから今まで時間を計り続けていたらしい。
「つまり・・・?」


「私たちが動かなければならないということです。」
 僕が言うとエネリアは意を決したように立ち上がった。


「え、本当に僕らが行かないといけない?」
 僕はできるだけこの場を動きたくなかった。
 もしかしたらフェイクやおっちゃんたちが帰ってくるかもしれない。


 そして何より危険な場に行くのがいやだった。
「皆さんが行かないというのなら私だけでも行きます。」
 エネリアはそう言うと、部屋の出口のふすまへと向かっていく。


「待って!・・・私は、行く。」
 するとそれまで黙っていたメイが声を上げた。
「それなら俺も行くよ!」
「じゃ、じゃぁ、僕も!」
 するとアレスタや、さっきまでめそめそしていたチャップまでもそう言い立ち上がった。


「レニはどうするの?ここで、待つ?」
 みんなふすまへ向かって行く中メイが僕の方を振り返る。


「も、もちろん、行くよ!」
 危険な場に突っ込んでいくよりも、知らぬ場所に一人の方が僕はいやだった。